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経理アウトソーシングおすすめ12選【2026年】どこまで頼めるかと月額料金で比較

更新日 2026年11月01日
経理アウトソーシングおすすめ12選【2026年】どこまで頼めるかと月額料金で比較

「経理の担当者が急に退職することになり、後任が見つからない」。
「事業が伸びて、経費精算や請求書の処理に追われている」。
「経理の進め方が担当者しか分からず、マニュアルも無い」。
経理アウトソーシングの検討は、このような悩みから始まることが多いです。

経理アウトソーシングを導入すると、仕訳の入力や請求書の発行、支払、月次決算といった業務を外部の専門の会社に任せ、社内の担当者が判断の必要な業務に時間を使える体制が目指せます。

しかし、「どこまでの業務を頼めるのか」「月にいくらかかるのか」「外に任せて失敗しないか」という迷いも出てきます。

この記事では、編集部が公式サイトに導入事例を公開している経理アウトソーシング12社を、頼める業務、頼める範囲、料金で比べ、導入事例とあわせて1社ずつ紹介します。

経理アウトソーシングを依頼したあとの会社を見ると、次のような成果につながった事例もありました。

ぜひ最後までご覧ください。

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1. この記事の掲載基準

公式サイトに導入事例かお客様の声を公開していて、依頼した会社の業種・規模・課題が分かりやすい会社を掲載しました。知名度ではなく、経理業務の代行を公式サイトで説明していて、その事例を公開している会社を中心に選んでいます。

料金は、公式サイトに金額が載っている場合に記載しています。数字は各社の公開情報で、確認日は記事末尾の注記にあります。本記事には有料掲載企業が含まれる場合があり、該当する会社にはブロックの冒頭にPRと表記します(2026年10月時点で該当なし)。

2. 経理アウトソーシングとは

経理アウトソーシングとは、仕訳の入力、請求書の発行、支払、月次決算といった経理業務の一部またはすべてを、外部の専門の会社に委託するサービスです。経理代行とも呼ばれます。

経理の担当者が1人から数人の会社では、担当者の退職や休職で経理が止まるおそれがあります。経験者の採用と育成には時間がかかるため、業務の一部を切り出して外部の専門の会社に任せる方法があります。

経理アウトソーシングで頼める業務

経理アウトソーシングで頼める業務は、日々の仕訳の入力から月次決算までです。主な業務を、発生する時期で分けると次のとおりです。

  • 日々の業務。仕訳の入力(記帳)、請求書の発行と送付、受け取った請求書の処理、経費精算の内容の確認
  • 月次の業務。売掛金と買掛金の管理、入金の消込、支払と振込のデータ作成、給与計算、月次決算(試算表の作成)
  • 年次の業務。年次決算の補助、年末調整の補助、決算に必要な資料の作成
  • 業務の見直し。業務フローの整理、マニュアルの作成、クラウド会計ソフトや経費精算システムの導入支援

税務申告、税務書類の作成、税務相談は、税理士だけが行える業務です。経理アウトソーシングの会社に頼む場合は、顧問税理士と連携して進めるか、グループや提携先の税理士法人が担当します。各社が公式サイトで挙げている業務は、5章「経理アウトソーシング12社の比較表」に並べました。

経理代行、記帳代行、経理BPO、税理士との違い

経理アウトソーシングの周りには、経理代行、記帳代行、経理BPOなど、似通った言葉があります。それぞれの意味は次のとおりです。

言葉意味
経理代行経理業務を外部の会社が代わりに行うサービス。
経理アウトソーシングと基本的に同じ意味で使われる
記帳代行領収書や請求書をもとに、会計ソフトへの仕訳の入力を任せるサービス。
経理アウトソーシングで頼める業務の一部にあたる
経理BPO経理の業務プロセスをまとめて、継続して外部に任せる頼み方。
BPOはビジネス・プロセス・アウトソーシングの略で、
業務の見直しや体制づくりを含めて頼む場合に使われる
税理士(会計事務所)税務申告、税務書類の作成、税務相談を行う資格者。
日々の入力や支払の作業を代行するかどうかは、事務所ごとに違う

この記事では、日々の業務から月次決算までを任せられる会社を、経理アウトソーシングの会社として紹介します。経理以外の部門も含めた外注の進め方はバックオフィスの外注の考え方と頼み先の種類で確認できます。

3. 経理アウトソーシングの料金相場

経理アウトソーシングの月額料金は、従業員10名ほどまでの会社で月3万円から10万円が目安です。10名から50名ほどの会社は月8万円から20万円台、50名を超える会社は月20万円以上の料金例が公開されています。

この章の金額には2種類あります。上の目安は、6章で紹介する会社が公式サイトに公開している料金を、編集部が従業員の規模ごとに整理したものです。この章の2つ目の表は、各社が公開している料金を1行ずつ抜き出したものです。

金額の幅が大きいのは、任せる業務の範囲と量が会社ごとに違うためです。仕訳の入力や振込などの一部の業務だけを任せる場合と、月次決算まで任せる場合では、同じ従業員数でも金額が変わります。

経理アウトソーシングの料金を左右する3つの要素
  1. 従業員数。給与や経費精算の件数が、従業員数に応じて増えます。
  2. 任せる業務の範囲。一部の業務だけを任せる場合と、月次決算まで任せる場合で金額が変わります。
  3. 仕訳や請求書の件数。件数が多いほど、作業の量が増えます。

従業員規模ごとの月額の目安

従業員の規模月額の目安任せる業務の例
10名ほどまで月3万円〜10万円仕訳の入力、振込などの基本的な業務から、
経理業務を丸ごと任せる場合まで
10名〜50名ほど月8万円〜20万円台請求書の発行、入金の消込、支払、月次の締め
50名を超える規模月20万円以上月次決算、売掛金と買掛金の残高管理、経費精算

この表は目安です。実際の金額は、仕訳や請求書の件数、任せる業務の範囲によって変わります。給与計算や労務の業務まで含めて任せる場合は、従業員20名ほどの会社で月40万円台の事例も公開されています。経理と分けて給与計算だけを頼む場合の会社は給与計算だけを頼む給与計算アウトソーシングで比べられます。

掲載企業が公開している料金の例

次の表は、6章で紹介する会社の公式サイトからの抜粋です。1行が1社の1つのプランか料金例で、平均の金額ではありません。各社の料金の水準を知るための目安としてご覧ください。会社ごとの料金は、6章の各社の表に載せています。

料金の決まり方公開されている料金の例
従業員数と任せる範囲で見積もる従業員5名の会社が経理業務を丸ごと任せた場合に月10万円(税抜)
従業員数と月の稼働時間で見積もる従業員20名以下で、月次締めの帳簿記帳と給与計算を稼働時間30時間で任せた場合に月22.5万円(税抜)
業務単位の月額固定月8万円から(税抜)。請求書の振込の件数など、業務ごとに見積もる
業務ごとの件数で決まる振込代行は10件までで10,000円まで、請求書作成代行はExcel作成で10件までで10,000円まで(どちらも税込)
業務の内容ごとの料金例20〜50名規模の会社の月次仕訳入力代行で15〜20万/月、50〜150名規模の会社の月次決算業務で20〜30万/月

料金を公式サイトに載せていない会社は、業務の内容を聞き取ったうえで個別に見積もる形です。見積もりを比べるときは、任せる業務と件数を同じ条件にそろえることが大事です。

4. 経理アウトソーシングの選び方

経理アウトソーシングは、自社の規模、任せる範囲、頼む会社の種類の順に決めると、候補を絞りやすくなります。確認する点は5つです。

経理アウトソーシングを選ぶ5つの点
  1. 自社の従業員数と、いまの経理の体制を整理する
  2. どの業務まで任せるかを決める
  3. 運営元の種類と、税理士との連携を確認する
  4. 同じ規模、同じ困りごとの会社を助けた事例があるか
  5. 引き継ぎの進め方と、契約の条件を確認する

1. 自社の従業員数と、いまの経理の体制を整理する

最初に、従業員数と経理の体制を整理します。経理アウトソーシングの料金は、従業員数、仕訳や請求書の件数、任せる業務の範囲で決まるためです。

経理の担当者が何人いて、誰がどの業務を担当しているかを書き出します。月の仕訳の件数、発行する請求書の件数、振込の件数が分かると、見積もりが具体的になります。使っている会計ソフトと経費精算のシステムも伝えるとスムーズです。

経理アウトソーシングを頼む前に自社の体制を整理するときの確認項目

  • 従業員数と、経理の担当者の人数を整理する
  • 月の仕訳、請求書、振込の件数を数える
  • 使っている会計ソフトと経費精算のシステムを書き出す

2. どの業務まで任せるかを決める

次に、どの業務まで任せるかを決めます。任せ方は大きく3つあります。経費精算や支払のような一部の業務を切り出す頼み方、日々の業務から月次決算までを任せる頼み方、業務フローの見直しやマニュアルづくりから頼む頼み方です。

担当者はいるが手が回らない会社は、件数が多く、担当者の時間を多く使っている業務から切り出すと始めやすくなります。担当者が退職する会社は、日々の業務から月次の締めまでを任せ、社内には承認と確認を残す形が候補です。任せる業務と社内に残す業務を一覧にすると、見積もりの条件がそろいます。

経理アウトソーシングに任せる範囲を決めるときの確認項目

  • 経理の業務を、日々の業務、月次の業務、年次の業務に分けて書き出す
  • 任せる業務と、社内に残す承認や確認の業務を分ける
  • 一部の業務だけを頼めるかを聞く
  • 業務フローの見直しやマニュアルの作成を頼めるかを聞く

3. 運営元の種類と、税理士との連携を確認する

経理アウトソーシングの会社は、運営元の種類によって、対応する業務の範囲と税務への対応が違います。経理を専門にするアウトソーシング会社、税理士法人や会計事務所のグループ会社、人材やBPOの総合的な会社、会計ソフトの会社のグループ会社などがあります。

税務申告は税理士の業務のため、顧問税理士とどう連携するかの確認が必要です。顧問税理士をそのまま続けられるのか、グループの税理士法人が担当するのかは、会社ごとに違います。会計ソフトを指定する会社もあるため、いまのソフトを使い続けたい場合は先に聞いておくと安心です。

経理アウトソーシングの運営元と税理士との連携を確認するときの確認項目

  • 運営元が、経理の専門会社、税理士法人のグループ、総合的なBPOの会社のどれにあたるかを見る
  • いまの顧問税理士と連携して進められるかを聞く
  • 使う会計ソフトに指定があるかを聞く

4. 同じ規模、同じ困りごとの会社を助けた事例があるか

候補の会社が、自社と近い規模で、同じ困りごとの会社を支援した事例を公開しているかを確認します。公式サイトの導入事例には、依頼した会社の従業員数、任せた業務、依頼したあとの変化が書かれています。

担当者の退職がきっかけの会社と、事業の拡大で業務が増えた会社では、任せる範囲も進め方も違います。自社と同じきっかけで依頼した会社の事例を読むと、任せる範囲と期間の見通しが立ちます。6章では、各社の導入事例を1社ずつ紹介しています。

経理アウトソーシングの事例を見るときの確認項目

  • 自社と近い従業員数の会社の事例があるかを見る
  • 事例の会社が任せた業務と、依頼したきっかけを読む
  • 近い状況の会社の支援の例を、問い合わせのときに聞く

5. 引き継ぎの進め方と、契約の条件を確認する

任せる範囲と役割分担があいまいなまま経理アウトソーシングを始めると、作業の重複や連絡の行き違いが起きやすくなります。引き継ぎの進め方と契約の条件を、契約の前に確認することが大事です。

引き継ぎでは、いまの業務の流れを委託先が把握し、業務フローとマニュアルを整えます。前任者がすでに退職している場合は、引き継ぎの資料が無くても始められるかを、問い合わせの段階で聞いておく必要があります。契約では、最低の契約期間、解約の連絡の期限、解約したあとのデータとマニュアルの扱いを確認すると安心です。日々の連絡の方法と、数字を報告してもらう頻度も決めておくとスムーズです。

経理アウトソーシングの引き継ぎと契約を確認するときの確認項目

  • 引き継ぎにかかる期間と、前任者がいない場合の進め方を聞く
  • 最低の契約期間と、解約の連絡の期限を聞く
  • 解約したあとのデータとマニュアルの扱いを聞く
何社も調べて、比べる。その手間に。ジツゾウの独自AIで発注先探しをもっとラクに。候補探し・比較・信頼性の確認を、独自AIでまとめて支援。発注先探しを相談する

5. 経理アウトソーシング12社の比較表

12社の頼める業務、頼める範囲、料金を1枚の表に並べました。各社のサービスの内容と導入事例は、6章に1社ずつ載せています。

サービス名頼める業務頼める範囲料金(公開分)
Fammアシスタントオンライン
(株式会社Timers)
経理は、仕訳入力/請求書発行/売掛・買掛管理/支払業務/月次・年次決算補助。労務は、勤怠データの取りまとめ/給与計算/社会保険手続きの一部サポート業務の一部のみを委託するプランから、ディレクターと複数名のアシスタントで管理部を丸ごと支援するプランまである。現状業務の棚卸し、標準フローの設計、マニュアル化までセットで支援。基本的にはフルリモート公式サイトでご確認ください
BackofficeForce
(BackofficeForce株式会社)
経理(記帳代行/入金・支払消込/月締め処理)/財務(納付・振込サポート/請求書発行/請求・支払い管理)/労務(給与計算/事務関連手続き)など月ごとにプランの時間を設定・変更できる。月締め処理に対応。業務ごとにマニュアルを整備・作成して提供。業務フローの構築支援や改善提案は個別見積もり。会計システムに制約なし。振込の承認、営業時間外の連絡対応、クレーム対応などは対応が難しい業務として挙げている金額は公式サイトでご確認ください
契約期間は2カ月から
申し込んだ時間を超えた場合は、
時間単価×1.3倍の超過料金を月額料金に
加算
バーチャル経理アシスタント
(メリービズ株式会社)
経費精算/帳票・仕訳入力/請求書発行/売掛・買掛管理/月次決算/クラウド会計導入支援・経理業務改善コンサルティング「必要な経理業務を必要な分だけ」と記載。月次決算は月次試算表の完成まで対応。業務プロセスの再設計とマニュアルの作成にも対応。オンラインが中心で、証憑のスキャン代行やファイリングは可能料金例(かっこ内は依頼した会社の規模)
月次仕訳入力代行(20〜50名規模)
15〜20万/月
手書きの売上伝票の集計(150名以上)
15〜25万/月
月次決算業務(50〜150名規模)
20〜30万/月
月次決算・売上請求書発行と集計・
支払いデータの作成と
集計(20〜50名規模)25〜40万/月
月次決算に至る経理フローの整理・改善と
決算業務の代行(5〜20名規模)
30〜80万/月
オーナーへの連絡、契約更新、月次、
子会社月次(50〜150名規模)
30〜80万/月
立替経費の申請入力と
承認業務(150名以上)
30〜100万/月
約2,000枚(2万件程度)の
帳票入力(150名以上)
100〜300万/月
初期導入費用は一切かからない
FOC経理アウトソーシング
(芙蓉アウトソーシング&コンサルティング株式会社)
売掛金管理/買掛金管理/従業員立替経費/決算業務(決算調整仕訳、月次決算、BS/PL作成)/開示業務記帳・仕訳、売掛金・買掛金管理、経費精算など経理業務全般を代行。決算業務の前工程からのフルアウトソーシングに対応。マニュアルが無い業務は、聞き取りのうえで仕様書としてドキュメント化。税務代理や税務書類の作成が発生する場合は、依頼する会社が提携している税理士法人との連携も可能(FOCと提携する税理士法人の紹介も可能)。10名規模の法人から対応金額は公式サイトでご確認ください
業務内容を聞き取ったうえで個別に提案
記帳数や伝票の処理数での従量制ではない
BPIO
(株式会社BPIO)
請求書振込/給与振込/売上請求書の発行/入金確認/立替経費の計上/仕訳の登録/月次決算の締め/試算表の作成/納税業務。オプションで経理マニュアルの作成/資金繰り表の作成必要な業務を選んで任せられる(業務単位の契約)。月次決算の締めと試算表の作成に対応。税務申告と税務相談はグループのSevenrich会計事務所と連携。代行と並行して業務マニュアルを整備し、内製化まで伴走月8万円〜(業務単位×月額固定・税抜)
範囲を絞った個別プランは、
これより小さい金額から相談可
業務内容によっては初期費用あり
パーソルビジネスプロセスデザインの経理BPOサービス
(パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社)
請求書処理・支払業務/請求書発行・入金管理/月次会計・記帳業務/経費精算/固定資産管理/証憑管理・帳票管理経費精算や請求書処理などの一部業務から部門全体まで委託できる。支払処理のみを任せた実績もあると記載。業務プロセス全体を可視化して委託範囲を提案。依頼する会社への常駐(オンサイト)と、専用センターでの運用(オフサイト)に対応金額は公式サイトでご確認ください
料金形態は、業務一式での固定額請求や、
業務件数に比例する従量単価請求が多い
導入準備費用がかかる場合あり
CASTER BIZ accounting
(株式会社キャスター)
経費精算/売上・請求業務/買掛・支払業務/月次処理・年次処理/IPO伴走サポート/税理士対応/クラウド会計システム導入サポート/クラウドに強い税理士紹介/追加セキュリティ要件対応(オプション)/経理業務コンサルティング従業員数と依頼業務の内容に合わせて見積もり。月次処理・年次処理(残高確認、試算表確定、レポート作成)に対応。決算は顧問税理士の指示のもとで補助的に対応。業務をしながらのマニュアル作成も可能。クラウド会計システムを使用中か導入予定の会社が対象見積もりの一例(税抜)
従業員数20名以下 22.5万円/月(稼
働時間30時間。帳簿記帳と給与計算の例)
従業員数20〜50名 22.5万円/月(
稼働時間30時間)
従業員数50〜100名 22.5〜68万
円/月(稼働時間30〜80時間)
従業員数100〜200名 22.5〜45
万円/月(稼働時間30〜60時間)
Bricks&UKアウトソーシング
(株式会社Bricks&UK Outsourcing)
記帳(会計ソフト入力・仕訳)/請求書発行・未収チェック/振込・支払い業務/経費精算・給与振込/資金に関する業務(出納帳作成、残高照会など)/経理DX・業務フロー設計業務を全て委託することも、一部の業務だけを委託することもできる。月次試算表作成と月次決算に対応。税務申告と税務相談は税理士法人Bricks&UKが担当。引継ぎの期間に業務フローの設計とマニュアル化を行う。解約時は業務の引き戻し・内製化をサポート定額制(月額固定)で後払い
月額の目安
スタートアップ〜10名規模 月3〜8万円
10〜50名規模 月8〜20万円
50〜200名規模の目安は公式サイトで
ご確認ください
業務ごとの料金表(税込)の例
請求書作成代行(Excel作成)
〜10件 〜10,000円
振込代行 〜10件 〜10,000円
入金消込 〜10件 〜10,000円
最低契約期間なし
アクタスの経理アウトソーシング
(アクタス税理士法人)
業務を切り分けて受託するオーダーメイド。公開事例の委託業務は、会計仕訳入力/帳票作成/ファイリング/個人経費立替精算/支払業務/売掛金、買掛金管理/固定資産管理/月次報告資料作成経理体制、業務フロー、経理処理規程をチェックし、フローや体制を提案したうえで業務を切り分けて受託。正社員採用までのつなぎ、新システム導入時の臨時の支援、長期の委託に対応。毎月の定例会議で課題を共有金額は公式サイトでご確認ください
要望を聞いたうえで見積もり
CSアカウンティング
(CSアカウンティング株式会社)
会計データ入力(領収書の整理、仕訳、ファイリング、月次試算表の作成、資金繰り表作成、予算管理、利益計画策定)/固定資産管理業務/年末調整、法定調書作成(給与計算を含む)/決算作業(決算報告書作成、連結決算、パッケージ資料作成、四半期決算、中間決算業務、税務申告書作成)会計伝票の起票から決算・税務申告までを一貫して提供。要望に沿って提供内容をカスタマイズ。税理士業務は辻・本郷税理士法人が行う。業務は同社のオフィス内で行うことが原則金額は公式サイトでご確認ください
個別見積もり
マネーフォワード おまかせ経理
(株式会社マネーフォワード)
記帳代行/月次試算表の作成(最短5営業日)/請求・支払代行/給与計算代行(労務顧問はオプション)/クラウド導入支援/財務コンサルティング(オプション)中小企業の経理業務を丸ごと任せるサービス。月次試算表の作成まで対応。決算申告などの税務業務は範囲外で、希望に応じて提携先を案内。利用にはマネーフォワード クラウドへの切り替えが必要料金例(税抜)
従業員5名の会社が経理業務を丸ごと
任せた場合 10万円/月
状況に応じて個別に見積もり
NTTファイナンスの経理業務アウトソーシングサービス
(NTTファイナンス株式会社)
日々の会計業務(伝票審査業務/記帳業務/債権債務残高管理業務/現金出納管理業務)/決算業務(月次決算業務/四半期・期末決算業務/税務決算業務)部分的なアウトソーシングからフルアウトソーシングまで対応。日々の伝票起票から期末決算手続きまでが対象。運用開始までに現行の業務プロセスの把握と再設計を行う。オフサイトでの業務実施を推奨金額は公式サイトでご確認ください
個別見積もり

表は各社の公式サイトの記載をもとにしています。見積もりは、同じ業務と同じ件数で取って比べるのがおすすめです。

6. 経理アウトソーシングおすすめ12選

ここからは1社ずつ紹介します。各社の説明のあとに、その会社に依頼した会社の導入事例を、公式サイトから出典つきで載せました。依頼した会社の発言は、原文のまま引用しています。

Fammアシスタントオンライン

Fammアシスタントオンラインの公式サイトのページ
出典 Famm Back Office BPO 公式サイト(2026年10月12日確認)
運営会社株式会社Timers(東京都渋谷区、2012年設立)
頼める業務経理は、仕訳入力/請求書発行/売掛・買掛管理/支払業務/月次・年次決算補助。労務は、勤怠データの取りまとめ/給与計算/社会保険手続きの一部サポート
頼める範囲業務の一部のみを委託するプランから、ディレクターと複数名のアシスタントで管理部を丸ごと支援するプランまである。現状業務の棚卸し、標準フローの設計、マニュアル化までセットで支援。基本的にはフルリモート
料金公式サイトでご確認ください

Fammアシスタントオンラインは、株式会社Timersが運営するオンラインのアシスタントサービスです。経理・会計・労務の領域は「Famm Back Office BPO」の名前で案内していて、「成果にコミットする、月額制のバックオフィス」と掲げています。大手・上場企業からスタートアップ・ベンチャー、個人事業主まで利用されていると紹介しています。

経理で頼める業務は、仕訳入力、請求書発行、売掛・買掛管理、支払業務、月次・年次決算の補助です。業務の一部のみを委託するプランから、ディレクターと複数名のアシスタントで管理部を丸ごと支援するプランまであると紹介されています。運用開始までは、通常は申し込みから1〜2か月程度と明記しています。

導入事例:株式会社アクセルエンターメディア(アーティストファンクラブと通販サイトの運営・システム開発)

アクセルエンターメディアは、100を超えるサービスを運営しています。支払業務や事務処理は事業部ごとにメンバーが各自で対応していて、月次でしか発生しない業務も多く、メンバーの知識の偏りやミスの発生が課題だったと紹介されています。事業部ごとの支払業務を集約して依頼しました。

最も大きいのは、業務効率化以上に心理面での変化です。各メンバーが不慣れな事務作業に感じていたストレスが大きく軽減されました。

また、支払い全体を管理する管理部門からも「ミスがなく非常に助かっている」と高評価を得ています。以前は常にミスを疑いながら管理部門もチェックしていたようなのですが、それがなくなったことでのギスギスがなくなったように思います。現在は安心感を前提とした業務運用ができています。

結果として、時間短縮だけでなく、組織全体に余裕が生まれました。

事業部ごとに分かれている支払業務を、まとめて外に出したい会社に合うかもしれません。

公式サイトの事例を見る

BackofficeForce

BackofficeForceの公式サイトのページ
出典 BackofficeForce 公式サイト(2026年10月12日確認)
運営会社BackofficeForce株式会社(東京都港区、2013年設立)
頼める業務経理(記帳代行/入金・支払消込/月締め処理)/財務(納付・振込サポート/請求書発行/請求・支払い管理)/労務(給与計算/事務関連手続き)など
頼める範囲月ごとにプランの時間を設定・変更できる。月締め処理に対応。業務ごとにマニュアルを整備・作成して提供。業務フローの構築支援や改善提案は個別見積もり。会計システムに制約なし。振込の承認、営業時間外の連絡対応、クレーム対応などは対応が難しい業務として挙げている
料金金額は公式サイトでご確認ください
契約期間は2カ月から
申し込んだ時間を超えた場合は、時間単価×1.3倍の超過料金を月額料金に加算

BackofficeForceは、BackofficeForce株式会社が運営する、経理・財務・労務のバックオフィス支援サービスです。公式サイトは「経理 財務 労務を託せるクラウドバックオフィス」と掲げています。採用がなかなかできない、リソース不足を解消したい、業務の工数を減らしたい、社内にナレッジが貯まらない、という悩みを挙げています。

専門分野の経理業務のほか、振込業務、給与計算、請求書関連に対応すると紹介されています。業務量や繁忙期・閑散期に合わせてプランを毎月変更でき、契約期間は2カ月からです。業務の進め方は、業務プロセスの理解、業務の可視化、マニュアル作成、業務の実施の順で、業務ごとのマニュアルを整備して提供すると明記しています。使用する会計システムの制約はなく、依頼する会社が使っているシステムに合わせて対応します。

導入事例:株式会社ギークプラス(物流自動化ロボットの販売・導入・保守)

ギークプラスは従業員100名(2026年4月現在)の会社です。事業の拡大で従業員数が1年間でほぼ倍に増え、経費精算や請求書処理といった月次実務の量が大幅に増えたと紹介されています。依頼しているのは、経費精算の一次レビューと会計システムへの仕訳起票、メールで受信した請求書の取り込み処理の2つです。

経費精算まわりで経理側が直接対応しなければならないレビューや差し戻しの件数が大幅に減りました。判断に迷う場面はご連絡いただいてその場で指示を出せばよく、あとはお任せできる状態になっているので、負担感は明らかに変わっています。

これにより、より判断が必要な月次の他の業務に集中できるようになったことが、効果として一番大きいと感じています。証憑の処理などルーティン的な業務に追われていた時間が、本来注力すべき管理会計の業務に使えるようになってきた実感があります。

株式会社ギークプラス 管理本部 経営管理部 経理・財務グループ 岡村 厚志 様。出典 BackofficeForce 導入事例(2026年10月11日確認)

従業員が増えて、経費精算の確認に追われている経理部門に合うかもしれません。

公式サイトの事例を見る

バーチャル経理アシスタント

バーチャル経理アシスタントの公式サイトのページ
出典 バーチャル経理アシスタント 公式サイト(2026年10月12日確認)
運営会社メリービズ株式会社(東京都渋谷区、2011年設立)
頼める業務経費精算/帳票・仕訳入力/請求書発行/売掛・買掛管理/月次決算/クラウド会計導入支援・経理業務改善コンサルティング
頼める範囲「必要な経理業務を必要な分だけ」と記載。月次決算は月次試算表の完成まで対応。業務プロセスの再設計とマニュアルの作成にも対応。オンラインが中心で、証憑のスキャン代行やファイリングは可能
料金料金例(かっこ内は依頼した会社の規模)
月次仕訳入力代行(20〜50名規模)15〜20万/月
手書きの売上伝票の集計(150名以上)15〜25万/月
月次決算業務(50〜150名規模)20〜30万/月
月次決算・売上請求書発行と集計・支払いデータの作成と集計(20〜50名規模)25〜40万/月
月次決算に至る経理フローの整理・改善と決算業務の代行(5〜20名規模)30〜80万/月
オーナーへの連絡、契約更新、月次、子会社月次(50〜150名規模)30〜80万/月
立替経費の申請入力と承認業務(150名以上)30〜100万/月
約2,000枚(2万件程度)の帳票入力(150名以上)100〜300万/月
初期導入費用は一切かからない

バーチャル経理アシスタントは、メリービズ株式会社が運営するオンラインの経理アウトソーシングサービスです。公式サイトは「あなたの会社の経理部に。」と掲げ、全国のプロ経理スタッフがオンラインの専属チームを提供すると紹介しています。対象は、東証一部上場企業から中堅・中小・スタートアップまでで、規模と業種を問わないと明記しています。

対応業務は、経費精算、帳票・仕訳入力、請求書発行、売掛・買掛管理、月次決算と、クラウド会計の導入支援・経理業務の改善コンサルティングです。「必要な経理業務を必要な分だけお任せください」と記載されていて、業務分解や役割分担、業務プロセスの再設計から任せることもできます。利用する会計・業務システムの指定はなく、作業はオンラインが中心です。

導入事例:ウリドキ株式会社(買取プラットフォームの運営)

ウリドキは従業員16名の会社で、2025年10月に名古屋証券取引所ネクスト市場へ上場しました。上場準備の過程で、経理体制の整備と内部統制の構築が大きなテーマになっていたと紹介されています。経理メンバーの入れ替わりがあり、実務とキャッチアップを同時に進める必要がありました。依頼している業務は、帳票・仕訳入力と売掛・買掛管理です。

少人数の会社では、どうしてもメンバーの入れ替わりがあった際に、業務品質や運用の安定性が個人に左右されやすくなります。その点、メリービズさんは個人ではなくチームで対応してくださっており、社内レビューを経たうえで成果物が出てくるため、常に一定のクオリティを保ちやすいと感じています。実際、上場後に経理メンバーの退職があった際も、本人が担っていた業務を速やかに引き受けていただき、新しいメンバーの入社後も業務整理を行いながら分担範囲を柔軟に見直すことができました。少人数の会社にとって、こうした品質の安定性と弾力的な運用が両立できることは非常に大きいと思います。

少人数の経理体制で、担当者が入れ替わっても業務を止めたくない会社に合うかもしれません。

公式サイトの事例を見る

FOC経理アウトソーシング

FOC経理アウトソーシングの公式サイトのページ
出典 FOC経理アウトソーシング 公式サイト(2026年10月12日確認)
運営会社芙蓉アウトソーシング&コンサルティング株式会社(東京都江東区)
頼める業務売掛金管理/買掛金管理/従業員立替経費/決算業務(決算調整仕訳、月次決算、BS/PL作成)/開示業務
頼める範囲記帳・仕訳、売掛金・買掛金管理、経費精算など経理業務全般を代行。決算業務の前工程からのフルアウトソーシングに対応。マニュアルが無い業務は、聞き取りのうえで仕様書としてドキュメント化。税務代理や税務書類の作成が発生する場合は、依頼する会社が提携している税理士法人との連携も可能(FOCと提携する税理士法人の紹介も可能)。10名規模の法人から対応
料金金額は公式サイトでご確認ください
業務内容を聞き取ったうえで個別に提案
記帳数や伝票の処理数での従量制ではない

FOC経理アウトソーシングは、芙蓉アウトソーシング&コンサルティング株式会社が運営する経理のアウトソーシングサービスです。同社は人事・総務・経理を始めとした管理部門の総合アウトソーサーで、30年・1,000社の実績があると紹介しています。経理専門人材の採用・確保が難しくなっている、長年経理を担当してきた社員が退職して対応に困っている、ひとりの担当が専任で業務を行っていて属人化している、という経理部門長の悩みを挙げています。

日次・月次で発生する記帳・仕訳業務、売掛金・買掛金管理、経費精算など、経理業務全般を代行します。決算業務の前工程にあたる売上の計上、請求書の発送、入金の消込、仕入の計上、立替経費の証憑照合もまとめて頼めます。対応できる会社の規模は「制限なし」と記載していて、よくある質問では10名規模の法人から対応可能と案内しています。マニュアルが無い業務は、聞き取りのうえで仕様書としてドキュメント化します。

導入事例:ヒューリックビズフロンティア株式会社(レンタルオフィスの運営)

ヒューリックビズフロンティアは、社員数が十数名規模の会社です。M&Aでレンタルオフィス事業を譲り受けてスタートし、経理や総務の管理機能は引き継がれませんでした。実務の多くを手作業で進めていて、決算期にはグループ本部への報告スケジュールが後ろ倒しになることもあったと紹介されています。2024年から、会計システムの選定・導入、固定資産管理のシステム化、日々の経理運用までを依頼しています。

私が入社する前は、1件ずつ請求書とExcelの台帳を突き合わせ、手作業で支払い業務をしていたと聞いています。現在は、FOCに請求書を渡せば、会計システムへの債務計上から支払処理まで一連で進めてもらえるので、請求から振込までのフローがスムーズになりました。

FOCが事前に不備を検知し、修正や確認の連絡をしてくれる仕組みも整っているため、振込依頼時点で正確性が担保され、社内承認もスムーズです。実際に日々のオペレーションを担当していても、安心して業務を進められています。

管理部門が少人数で、経理の体制を会計システムの導入から整えたい会社に合うかもしれません。

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BPIO

BPIOの公式サイトのページ
出典 BPIO 公式サイト(2026年10月12日確認)
運営会社株式会社BPIO(東京都渋谷区、2023年設立)
頼める業務請求書振込/給与振込/売上請求書の発行/入金確認/立替経費の計上/仕訳の登録/月次決算の締め/試算表の作成/納税業務。オプションで経理マニュアルの作成/資金繰り表の作成
頼める範囲必要な業務を選んで任せられる(業務単位の契約)。月次決算の締めと試算表の作成に対応。税務申告と税務相談はグループのSevenrich会計事務所と連携。代行と並行して業務マニュアルを整備し、内製化まで伴走
料金月8万円〜(業務単位×月額固定・税抜)
範囲を絞った個別プランは、これより小さい金額から相談可
業務内容によっては初期費用あり

BPIOは、株式会社BPIOが運営する経理BPO(経理代行)のサービスです。公式サイトは「代行しながら業務を見直し、仕組みが残る経理体制をつくります」と掲げています。経理担当の退職や産休で業務が止まるリスクがある、特定の人しか処理できず引き継ぎができない、採用したいが育てる時間もリソースもない、という悩みを挙げています。

日々の経理代行から月次決算まで、必要な業務を選んで任せられます。料金は時間ではなく業務ごとに決まり、「請求書振込◯件」のように業務単位で見積もると記載されています。代行と並行して業務マニュアルを整備し、将来の内製化にも移行できると明記しています。税務申告と税務相談は、グループのSevenrich会計事務所と連携して対応します。会計ソフトの指定はなく、マネーフォワード・freeeなど主要なクラウド会計に対応しています。

導入事例:株式会社Timewitch(経営コンサルティング)

Timewitchは、依頼した当時の社員数が約20名で、全員が営業職でした。バックオフィスの専任メンバーは2名で、バックオフィスの経験者がほとんどいないことが課題だったと紹介されています。依頼している業務は、請求書の振込、売上請求書の発行・送付、立替経費精算、仕訳記帳、給与計算、納税対応などで、料金は月額475,000円と公開されています。

数字の成長に直結しています。年間150〜200%の成長率が実現できているのも、バックオフィスのスピードと専門性で支えていただいているからこそです。売上が伸びると通常はコストも増えますが、バックオフィスのコストはほぼ横ばいで固定化できている点は大きいです。

また、内部統制や管理会計が整備されたことで、金融機関や取引先からの信用も向上しています。月次の数値が正確に出ることで、営業利益率や粗利の説明もクリアにできるようになりました。

株式会社Timewitch 代表 岡田 崇 様。出典 BPIO 導入事例(2026年10月11日確認)

採用を営業や制作に集中させて、経理は外部のチームに任せたい成長期の会社に合うかもしれません。

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パーソルビジネスプロセスデザインの経理BPOサービス

パーソルビジネスプロセスデザインの経理BPOサービスの公式サイトのページ
出典 パーソルビジネスプロセスデザイン 公式サイト(2026年10月12日確認)
運営会社パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社(東京都港区、1977年設立)
頼める業務請求書処理・支払業務/請求書発行・入金管理/月次会計・記帳業務/経費精算/固定資産管理/証憑管理・帳票管理
頼める範囲経費精算や請求書処理などの一部業務から部門全体まで委託できる。支払処理のみを任せた実績もあると記載。業務プロセス全体を可視化して委託範囲を提案。依頼する会社への常駐(オンサイト)と、専用センターでの運用(オフサイト)に対応
料金金額は公式サイトでご確認ください
料金形態は、業務一式での固定額請求や、業務件数に比例する従量単価請求が多い
導入準備費用がかかる場合あり

経理BPOサービスは、パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社が運営する経理のアウトソーシングサービスです。公式サイトは、経費精算や請求書処理などの一部業務から部門全体まで委託できると紹介しています。月初や締め日に業務が集中して残業が常態化している、特定の社員しか業務が分からず属人化している、という経理部門の課題を挙げています。

対象業務の例は、請求書処理・支払業務、請求書発行・入金管理、月次会計・記帳業務、経費精算、固定資産管理、証憑管理・帳票管理です。業務プロセス全体を可視化し、課題を整理したうえで委託範囲を提案すると記載されています。運用の場所は、依頼する会社に常駐するオンサイトと、同社の専用センターで行うオフサイトから選べます。規模が小さくても委託でき、依頼する範囲・規模が大きいほどコスト削減のメリットが出やすい傾向があると明記しています。

導入事例:ダイムラー・トラック・ファイナンシャルサービス・アジア株式会社(オートリース・オートローン)

ダイムラー・トラック・ファイナンシャルサービス・アジアは、2021年12月にドイツの旧ダイムラー社から分離・独立した会社です。経理課は業務の一部をフィリピンのセブに委託していて、言語や商慣習の違いが業務上の障壁になっていたと紹介されています。分離・独立を機に、日々の請求書処理や入金管理などの委託先を、パーソルの佐世保支社へ移しました。

私は売掛金(AR)を担当し、前身の会社時代から入金業務に関わってきました。当時はセブとのやり取りが多く、チャットで説明しても「電話して良い?」とすぐ返されるなど、言葉の壁を強く感じていました。その点、パーソルさんは指示の意図をしっかり汲み取って、まず理解してから進めてくださる。また、BPOの移管前は採用や育成を自分たちで行っていましたが、現在はパーソルさん側でも育成がしっかりと行われるようになり、負担が大きく減りました。業務をお任せできることで、自身は別の業務に集中できるようになった点も、大きな効果だと感じています。

ダイムラー・トラック・ファイナンシャルサービス・アジア株式会社 経理課 二見 圭子 様。出典 経理BPOサービス 導入事例(2026年10月11日確認)

海外の拠点やほかの委託先に出している経理業務を、国内の委託先に移したい会社に合うかもしれません。

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CASTER BIZ accounting

CASTER BIZ accountingの公式サイトのページ
出典 CASTER BIZ accounting 公式サイト(2026年10月12日確認)
運営会社株式会社キャスター(宮崎県西都市、2014年設立)
頼める業務経費精算/売上・請求業務/買掛・支払業務/月次処理・年次処理/IPO伴走サポート/税理士対応/クラウド会計システム導入サポート/クラウドに強い税理士紹介/追加セキュリティ要件対応(オプション)/経理業務コンサルティング
頼める範囲従業員数と依頼業務の内容に合わせて見積もり。月次処理・年次処理(残高確認、試算表確定、レポート作成)に対応。決算は顧問税理士の指示のもとで補助的に対応。業務をしながらのマニュアル作成も可能。クラウド会計システムを使用中か導入予定の会社が対象
料金見積もりの一例(税抜)
従業員数20名以下 22.5万円/月(稼働時間30時間。帳簿記帳と給与計算の例)
従業員数20〜50名 22.5万円/月(稼働時間30時間)
従業員数50〜100名 22.5〜68万円/月(稼働時間30〜80時間)
従業員数100〜200名 22.5〜45万円/月(稼働時間30〜60時間)

CASTER BIZ accountingは、株式会社キャスターが運営するリモートの経理チームサービスです。公式サイトは「AIと人で、あなたを助けるリモート経理チームサービス」と掲げ、経理部の新規立ち上げから大企業の業務アウトソーシングまで、AIと経理・労務のプロが対応すると紹介しています。利用している会社はITサービスが中心で、上場準備中の会社の利用も多いと記載されています。

対応業務は、日常の仕訳から、経費精算、請求書の発行、支払、月次・年次の処理までです。事業の特性と経理処理の難易度・量に応じて、専門チームを最短3営業日で立ち上げると明記しています。新規依頼の増加で、すぐにサービスを開始できない場合があるとも案内されています。決算は顧問税理士の指示のもとで補助的に対応し、業務をしながらマニュアルを作ることもできます。クラウド会計システムを使っている会社か、これから導入する予定の会社が対象です。

導入事例:株式会社ヒトイキ(ヘルスケアキャリア事業と睡眠事業)

ヒトイキは2018年設立で、約50名の組織です。取締役がマーケティングや事業管理と兼務で財務を見て、事務処理は派遣社員が対応していました。経理のマニュアルは無く、採用した経理担当者がすぐに退職することになり、派遣社員の退職も確定していたと紹介されています。依頼しているのは、証憑回収や請求書発行などの定型業務、給与や取引先への振込データの作成、月次の仕訳と税理士とのコミュニケーションです。

もともと請求書発行は毎月50~60時間、請求書の処理と支払いには10~20時間かかっていましたが、今は社内に経理専任メンバーはおらず、CASTER BIZ accountingへの依頼だけでまかなえています。育成コストもかからず、経理歴の長い複数のプロフェッショナルの知恵を使って働いていただけるので、正社員を一人雇うよりも費用対効果は非常に高いと感じます。

組織全体としては、業務を定型化・仕組み化することで属人的な運用から脱却することが叶いました。バクラクやfreeeなどの会計システムの導入から、それらのシステムに合わせたマニュアルやオペレーション作成まで伴走してもらえたほか、経理と営業が連携できる請求書発行の仕組みも整えることができました。

経理担当者の退職をきっかけに、マニュアルづくりから任せたい会社に合うかもしれません。

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Bricks&UKアウトソーシング

Bricks&UKアウトソーシングの公式サイトのページ
出典 Bricks&UKアウトソーシング 公式サイト(2026年10月12日確認)
運営会社株式会社Bricks&UK Outsourcing(東京都港区)
頼める業務記帳(会計ソフト入力・仕訳)/請求書発行・未収チェック/振込・支払い業務/経費精算・給与振込/資金に関する業務(出納帳作成、残高照会など)/経理DX・業務フロー設計
頼める範囲業務を全て委託することも、一部の業務だけを委託することもできる。月次試算表作成と月次決算に対応。税務申告と税務相談は税理士法人Bricks&UKが担当。引継ぎの期間に業務フローの設計とマニュアル化を行う。解約時は業務の引き戻し・内製化をサポート
料金定額制(月額固定)で後払い
月額の目安
スタートアップ〜10名規模 月3〜8万円
10〜50名規模 月8〜20万円
50〜200名規模の目安は公式サイトでご確認ください
業務ごとの料金表(税込)の例
請求書作成代行(Excel作成)〜10件 〜10,000円
振込代行 〜10件 〜10,000円
入金消込 〜10件 〜10,000円
最低契約期間なし

Bricks&UKアウトソーシングは、株式会社Bricks&UK Outsourcingが運営する経理代行(経理アウトソーシング)のサービスです。税理士法人Bricks&UKを母体としたグループが運営していて、「中小企業の経営をささえる」と掲げています。お客様の約8割は中小やベンチャー企業です。経理担当者の急な退職、経理経験者の採用ができない、マニュアルがなく教育が大変、という悩みを挙げています。

記帳、請求書の発行、振込・支払い、経費精算、給与振込、資金に関する業務まで対応し、「業務を全て委託でも、一部の業務だけを委託でも、どちらでもOKです」と記載されています。料金は月額固定の定額制で、後払いです。最低契約期間はなく、打ち合わせから業務開始までは2〜4週間が目安と明記しています。会計ソフトは、依頼する会社が使っているソフトをそのまま使用します。

導入事例:株式会社BoLT(建設業、神奈川県川崎市)

BoLTは、事務員の急な退職をきっかけに経理アウトソーシングを導入しました。依頼している業務は、請求書発行、振込代行、経費精算、納税です。

自分の業務に専念できて、作業効率が上がった。出張や夜勤で振込や請求が間に合わない場合に、私に代わり迅速に対応していただけるのが素晴らしい。支払いや領収書のまとめで、必ず確認を怠らない双方の確認承認励行は、忙しく忘れがちな私にとってとても助かっています。先月から月一でzoom面談をやっていただいておりますが、とても良い取り組みに、感心しております。

経理を担当していた社員が急に退職し、請求や振込を止めたくない会社に合うかもしれません。

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アクタスの経理アウトソーシング

アクタスの経理アウトソーシングの公式サイトのページ
出典 アクタス 公式サイト(2026年10月12日確認)
運営会社アクタス税理士法人(東京都港区、2003年設立)
頼める業務業務を切り分けて受託するオーダーメイド。公開事例の委託業務は、会計仕訳入力/帳票作成/ファイリング/個人経費立替精算/支払業務/売掛金、買掛金管理/固定資産管理/月次報告資料作成
頼める範囲経理体制、業務フロー、経理処理規程をチェックし、フローや体制を提案したうえで業務を切り分けて受託。正社員採用までのつなぎ、新システム導入時の臨時の支援、長期の委託に対応。毎月の定例会議で課題を共有
料金金額は公式サイトでご確認ください
要望を聞いたうえで見積もり

アクタスの経理アウトソーシングは、アクタス税理士法人が運営する経理のアウトソーシングサービスです。公式サイトは「単なる経理代行ではなく、経理力アップへの貢献を目指します。」と掲げています。正社員採用までのつなぎとして支援してほしい、派遣スタッフの活用ではうまくいかない、経営から決算の早期化を求められている、というケースを挙げています。

依頼する会社の経理体制、業務フロー、経理処理規程、スキルをチェックし、フローや体制、規程づくりを提案したうえで、業務を切り分けて受託します。要望と状況に合わせたオーダーメイドのサービスだと紹介されています。契約後は担当チームが訪問して打ち合わせを行い、毎月の定例会議で問題点と課題を共有します。

公式サイトの事例では、従業員45名の情報通信業の会社で、ベテランの経理担当者が突然退職しました。次の経理人材を採用できるまで、会計仕訳入力、支払業務、売掛金・買掛金管理、月次報告資料作成などを委託しています。新しい経理担当者が入社したあとは、アクタスが引き継ぎを行い、一部の支援を続けたと公開しています。

経理担当者が退職し、次の人を採用するまでの間をつなぎたい会社に合うかもしれません。

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CSアカウンティング

CSアカウンティングの公式サイトのページ
出典 CSアカウンティング 公式サイト(2026年10月12日確認)
運営会社CSアカウンティング株式会社(東京都新宿区、1990年設立)
頼める業務会計データ入力(領収書の整理、仕訳、ファイリング、月次試算表の作成、資金繰り表作成、予算管理、利益計画策定)/固定資産管理業務/年末調整、法定調書作成(給与計算を含む)/決算作業(決算報告書作成、連結決算、パッケージ資料作成、四半期決算、中間決算業務、税務申告書作成)
頼める範囲会計伝票の起票から決算・税務申告までを一貫して提供。要望に沿って提供内容をカスタマイズ。税理士業務は辻・本郷税理士法人が行う。業務は同社のオフィス内で行うことが原則
料金金額は公式サイトでご確認ください
個別見積もり

CSアカウンティングは、CSアカウンティング株式会社が運営する会計・経理・税務のアウトソーシングサービスです。公認会計士、税理士、社会保険労務士を中心に約150人の社員がいて、会計伝票の起票から決算・税務申告までを一貫して提供すると紹介しています。対象企業として、経理業務の人材不足に悩む会社、月次決算の早期化を希望する会社、経営資源を本業に集中させたい会社を挙げています。

サービスメニューは、会計データ入力、固定資産管理、年末調整・法定調書の作成、決算作業です。国内の中小企業、上場企業、外資系企業など、業種・形態・規模の異なる会社に提供していると記載されています。業務マニュアルと業務フローを整備して標準化し、スタッフ個々の能力に依存しない体制を取っています。業務は同社のオフィス内で行うことが原則で、資料や情報はメールや宅配便でやり取りします。

公式サイトの事例では、上場している大手不動産会社が、グループ子会社の経理・人事業務を一括で委託しています。子会社の人員が不足していて、総務・人事・経理の管理業務を親会社が兼任し、連結決算や開示の業務が遅れがちでした。月次決算、支払代行、給与計算などを委託し、親会社の経理担当者が連結決算・開示の業務に専念できるようになったと公開しています。

グループの子会社の経理をまとめて外に出し、親会社の決算を早めたい会社に合うかもしれません。

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マネーフォワード おまかせ経理

マネーフォワード おまかせ経理の公式サイトのページ
出典 マネーフォワード おまかせ経理 公式サイト(2026年10月12日確認)
運営会社株式会社マネーフォワード(東京都港区、2012年設立)。サービス提供元はマネーフォワードグループの株式会社キャシュモ
頼める業務記帳代行/月次試算表の作成(最短5営業日)/請求・支払代行/給与計算代行(労務顧問はオプション)/クラウド導入支援/財務コンサルティング(オプション)
頼める範囲中小企業の経理業務を丸ごと任せるサービス。月次試算表の作成まで対応。決算申告などの税務業務は範囲外で、希望に応じて提携先を案内。利用にはマネーフォワード クラウドへの切り替えが必要
料金料金例(税抜)
従業員5名の会社が経理業務を丸ごと任せた場合 10万円/月
状況に応じて個別に見積もり

マネーフォワード おまかせ経理は、株式会社マネーフォワードが案内している、中小企業向けの経理アウトソーシングサービスです。サービスの提供元は、マネーフォワードグループの株式会社キャシュモです。公式サイトは「月次試算表を最短5営業日で!」と掲げています。経理担当者が急に辞めてしまい困っている、経理経験者がなかなか見つからない、会計ソフトを入れたが使いこなせていない、という悩みを挙げています。

マネーフォワード クラウドを使い、記帳代行、月次試算表の作成、請求書の発行と入金消込、月末の支払、給与計算までをオンラインで任せられます。依頼する会社が行うのは、勤怠・経費の登録と承認、必要書類のアップロード、資金移動です。前任者から引き継ぎができない場合も、システム、データ、書類を調べて業務を把握し、現行の業務が滞らないように引き継ぐと明記しています。無料相談から運用開始までは、最短2か月が目処です。

公式サイトの事例では、製造業のテージー株式会社(従業員11〜50名)が、経理業務を一括で委託しています。きっかけは、属人化していた経理・総務の担当者が離れて業務が滞ったことでした。委託後は工数が半減し、4名から2名の体制になったと公開しています。

経理担当者が辞めてしまい、クラウド会計の導入とあわせて経理を任せたい中小企業に合うかもしれません。

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NTTファイナンスの経理業務アウトソーシングサービス

NTTファイナンスの経理業務アウトソーシングサービスの公式サイトのページ
出典 NTTファイナンス 公式サイト(2026年10月12日確認)
運営会社NTTファイナンス株式会社(東京都港区、1985年設立)
頼める業務日々の会計業務(伝票審査業務/記帳業務/債権債務残高管理業務/現金出納管理業務)/決算業務(月次決算業務/四半期・期末決算業務/税務決算業務)
頼める範囲部分的なアウトソーシングからフルアウトソーシングまで対応。日々の伝票起票から期末決算手続きまでが対象。運用開始までに現行の業務プロセスの把握と再設計を行う。オフサイトでの業務実施を推奨
料金金額は公式サイトでご確認ください
個別見積もり

経理業務アウトソーシングサービスは、NTTファイナンス株式会社が運営する経理のアウトソーシングサービスです。日々の伝票起票から期末決算手続きまでの経理業務を、同社の専門スタッフが代行すると紹介しています。NTTグループの経理シェアードサービスセンター(グループ各社の経理業務を1か所にまとめて引き受ける組織)として培ったノウハウをもとにしたサービスです。対象の業種・業態・規模は問わないと明記しています。

対応する業務は、伝票審査、記帳、債権債務の残高管理、現金出納管理といった日々の会計業務と、月次・四半期・期末の決算業務です。部分的なアウトソーシングからフルアウトソーシングまで、要望に合わせて提供すると記載されています。運用開始までの流れには、現行の業務プロセスの把握と、業務プロセスの再設計の段階が入っています。

公式サイトの事例では、従業員50名・売上高10億円のサービス業の会社が、支払伝票と社員経費伝票の投入作業を委託しています。この会社は部長1名と一般社員2名で経理業務を行っていて、各部署が手書きで作った伝票を、経理担当がExcelに入力して仕訳データを作っていました。委託とあわせてSaaS型の経理システムを導入し、複数の拠点から同じデータを使えるようにしたと公開しています。

経理担当が少人数で、伝票の入力作業から切り出したい会社に合うかもしれません。

公式サイトの事例を見る

ここで紹介した導入事例は、各社が公式サイトで公開している事例のうちの1つです。各社はほかの業種・規模の会社も支援しているので、気になる会社は公式サイトの事例ページもあわせてご覧ください。

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7. 経理アウトソーシングのメリットと注意点

経理アウトソーシングのメリットは、採用や育成に時間をかけずに、経理の実務を専門の会社に任せられることです。頼んだ会社の声から見えるメリットと、契約前に決めておきたい注意点を整理しました。

経理アウトソーシングのメリット

  • 担当者が判断の必要な業務に時間を使えます。経費精算のレビューと請求書の取り込みを任せ、月次のほかの業務や管理会計に時間を使えるようになったという声があります。
  • 担当者の退職や入れ替わりがあっても、業務が止まりにくくなります。委託先がチームで対応していて、経理メンバーが退職したときに、その人が担当していた業務を引き受けてもらえたと話す会社があります。
  • 作業にかかる時間が減ります。請求書の発行に毎月50〜60時間かかっていた会社が、社内に経理の専任メンバーを置かずに運用できるようになった事例があります。
  • マニュアルと業務の仕組みが整います。マニュアルが無かった会社が、会計システムの導入とマニュアルの作成まで伴走してもらい、属人的な運用から抜け出したと話しています。
  • 支払や請求のミスが減ります。事業部ごとに分かれていた支払業務を集約して任せ、管理部門のチェックの負担が軽くなったという声があります。

具体例は、6章「経理アウトソーシングおすすめ12選」の各社の事例にまとめています。

経理アウトソーシングの注意点

経理アウトソーシングを始めるときには、気をつける点や、思っていたのと違った、という場面も出てきます。次の点を契約前に決めておくと、進めやすくなります。

  • 任せる範囲を契約の前に言語化することが大事です。見積もりに含まれない業務は別料金になる場合があるため、任せる業務を一覧にして、月額に含まれるかを確認すると安心です。
  • 会社の数字を見る機会を社内に残すことが大事です。月次の試算表をいつ受け取るか、定例の打ち合わせで何を報告してもらうかを決めておくと、経営の数字を遅れずに把握できます。
  • マニュアルを自社でも見られる形で残してもらうと安心です。委託先が作った業務フローやマニュアルを共有してもらうと、担当者を採用したときや委託先を変えるときに引き継ぎやすくなります。
  • 契約の期間と解約の条件は、会社ごとにルールが違います。公式サイトでは、最低契約期間なし、契約期間は2カ月から、といった条件が公開されています。
  • 税務申告は税理士の業務です。決算と申告を誰が担当するのか、顧問税理士への資料の渡し方をどうするのかを、契約の前に確認することが必要です。
  • 通帳や給与の情報の扱い方は、契約の前に確認が必要です。委託先はこれらの情報に触れるため、秘密保持契約を結ぶ時期と、会計ソフトのアカウントをどちらの名義で持つかを決めておくとスムーズです。

8. 経理アウトソーシングを頼むときの流れ

経理アウトソーシングを頼むときは、次の6段階が目安です。公式サイトでは、打ち合わせから業務開始までは2〜4週間、申し込みから運用開始までは1〜2か月程度、と案内している例があります。

  1. いまの業務を整理する:経理の業務、担当者の人数、月の仕訳や請求書の件数を書き出します。困っている業務が分かると、任せる範囲を決めやすくなります。
  2. 任せる範囲と目的を決める:一部の業務を切り出すのか、月次決算まで任せるのかを決めます。社内に残す承認と確認の業務も、この段階で整理します。
  3. 問い合わせて、提案と見積もりを比べる:公式サイトのフォームや電話で相談し、いまの状況を伝えます。同じ業務と同じ件数で、2〜3社の見積もりを比べます。
  4. 契約して、業務フローを設計する:契約の期間と解約の条件、月額に含まれる業務を書面で決めます。委託先は現行の業務を把握し、業務フローと連絡の方法を設計します。
  5. 業務を引き継ぐ:会計ソフトの権限、請求書や領収書の渡し方、振込の承認の流れを決めて、業務を移します。マニュアルが無い場合は、委託先が業務をしながら作成する例もあります。
  6. 運用を始めて、定期的に見直す:運用を始めたあとは、月に1回などの定例の打ち合わせで、数字の報告と課題の共有を行います。業務の量に合わせて、任せる範囲を見直します。

担当者の退職が決まっている場合は、退職の前に引き継ぎを始められるように、早めに相談するのがおすすめです。前任者から引き継ぎができない場合も、システムやデータ、書類を調べて業務を引き継ぐと案内している会社があります。

9. 経理アウトソーシングに関するよくある質問

経理アウトソーシングはやめとけと言われるのはなぜですか

任せる範囲があいまいなまま始めると、費用が想定より増えたり、会社の数字の把握が遅れたりするためです。社内にノウハウが残らない、情報の扱いが心配、という不安もあります。任せる業務を一覧にする、月次の報告の時期を決める、マニュアルを共有してもらう、という3点を契約の前に決めておくと、費用の増加や数字の把握の遅れを防ぎやすくなります。

経理アウトソーシングの月額料金はいくらですか

従業員10名ほどまでで月3万〜10万円、10〜50名ほどで月8万〜20万円台が目安です。この目安は、各社が公開している料金をもとにしています。従業員5名の会社が経理業務を丸ごと任せた場合に月10万円(税抜)、業務単位の月額固定で月8万円から(税抜)といった料金が公開されています。金額は、任せる業務の範囲と件数で変わります。

経理アウトソーシングで失敗する原因は何ですか

原因になりやすいのは、任せる範囲と役割分担を決めずに始めることです。どの業務を委託先が行い、どの承認と確認を社内に残すのかが決まっていないと、作業の重複や連絡の行き違いが起きます。料金だけで選ばず、自社と近い規模の会社を支援した事例があるか、引き継ぎをどう進めるかを確認することが大事です。

経理アウトソーシングでどこまで依頼できますか

日々の仕訳の入力から、請求書の発行、支払、経費精算、月次決算まで依頼できます。年次決算の補助や、業務フローの見直し、マニュアルの作成を頼める会社もあるため、任せたい範囲を問い合わせのときに伝えるとスムーズです。税務申告と税務相談は税理士の業務のため、顧問税理士か、委託先のグループや提携先の税理士法人が担当します。

経理アウトソーシングと税理士の違いは何ですか

経理アウトソーシングは日々の経理の実務を行い、税理士は税務申告と税務相談を行います。仕訳の入力、請求書の発行、支払、月次の締めといった作業を任せる先が、経理アウトソーシングの会社です。税理士に日々の入力まで頼めるかどうかは、事務所ごとに違います。両方に頼む場合は、月次の資料をどう渡すかを決めておくとスムーズです。

10. まとめ

経理アウトソーシングは、仕訳の入力、請求書の発行、支払、月次決算といった経理業務の一部またはすべてを、外部の専門の会社に委託するサービスです。月額料金は、公開されている料金を見ると、従業員10名ほどまでの会社で月3万円から10万円、10名から50名ほどの会社で月8万円から20万円台が目安で、任せる業務の範囲と件数で変わります。

頼む会社を選ぶときは、自社の従業員数と経理の体制を整理し、どの業務まで任せるかを先に決めましょう。顧問税理士との連携、引き継ぎの進め方、契約の期間と解約の条件も確認が必要です。

自社と近い状況の会社を支援した事例がある会社を2〜3社選び、同じ業務と同じ件数で見積もりを比べてみてください。

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