営業事務代行おすすめ10選【2026年】料金相場と、見積・受発注をどこまで任せられるか

この記事を読むと分かること
「担当者が辞めるたびに、受注業務の引き継ぎと、次の人の受け入れの調整に追われる」。
「見積書や請求書の作成に追われて、営業に出る時間が削られている」。
「月末月初は、請求と入金確認の締め作業で、チームが口もきけないほど忙しい」。
営業事務代行を検討し始めるきっかけは、このような悩みから始まることが多いです。
営業事務代行を導入すると、人を採用しなくても、見積書の作成や受注の入力、請求書の発行などの営業まわりの事務を任せて、営業担当が商談と顧客対応に時間を使うことが目指せます。
しかし、「見積や受発注のどこまでを任せられるのか」「月の時間で頼むのと、部署ごと任せるのとで何が違うのか」「いくらかかるのか」という迷いも出てきます。
この記事では、編集部が公式サイトに導入事例を公開している営業事務代行10サービスを、頼める仕事と頼み方、料金で比べ、導入事例とあわせて1社ずつ紹介します。
営業事務代行を依頼したあとの会社を見ると、次のような成果につながった事例もありました。
- 受注や見積の定型業務を任せて、社員が判断の要る業務や営業に時間を使えるようになった
- 手順をマニュアルにまとめて、担当者が入れ替わっても受注業務が止まらなくなった
- 受注や見積の業務を、以前より少ない人数で回せるようになった
ぜひ最後までご覧ください。営業事務のほか、経理や総務などの管理部門の仕事をどこに頼めるかは、バックオフィスの記事にまとめています。

1. この記事の掲載基準
公式サイトに導入事例かお客様の声を公開していて、依頼した会社の業種・規模・課題が分かりやすい会社を掲載しました。知名度ではなく、見積や受発注、請求書の作成など、営業事務を任せた事例を個別のページで公開している会社を中心に選んでいます。
料金は、公式サイトに金額が載っている場合に記載しています。1時間あたりの料金は、公式サイトの月額を月の時間数で割って編集部が計算した金額です。数字は各社の公開情報で、確認日は記事末尾の注記にあります。本記事には有料掲載企業が含まれる場合があり、該当する会社にはブロックの冒頭にPRと表記します(2026年10月時点で該当なし)。
2. 営業事務代行とは
営業事務代行とは、見積書の作成や受注の入力、請求書の発行など、営業活動に付随する事務作業を外部の会社に委託するサービスです。月の時間数を決めてオンラインのアシスタントに頼む形と、受注センターや見積の窓口を部署ごとBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)の会社に任せる形があります。この章では、頼める仕事と頼めない仕事、似た言葉との違いを整理しました。
営業事務代行に頼める仕事
営業事務代行には、引き合いから入金までの流れのうち、手順が決まっていて繰り返し発生する作業を頼めます。今回比較した10サービスの公式サイトに並んでいる業務を、営業の流れの順にまとめました。
| 営業の流れ | 頼める仕事の例 |
|---|---|
| 引き合い・提案 | 営業先リストの作成、提案資料や営業資料の作成、 取引先マスタの登録、問い合わせへの一次対応 |
| 見積 | 見積書の作成と発行、相見積もりの取得、 難易度ごとに見積の依頼を振り分ける窓口の運営 |
| 受発注 | 電話・FAX・メール・専用システムで届いた注文の受付、 受発注システムや販売管理システムへの入力、在庫の引き当て、 納期の調整、出荷の手配 |
| 請求・入金 | 納品書と請求書の発行、 入金確認と消込(入金と請求の突き合わせ)、売掛金の管理 |
| 顧客情報・報告 | 顧客データやSFA・CRMへの入力、売上実績の集計、 営業会議の資料やレポートの作成 |
オンラインのアシスタントに頼む形では、表のうち、オンラインで完結する作業をまとめて依頼できます。BPOの会社に任せる形では、受注センターや見積の窓口のように、1つの工程を人と手順ごと引き受けてもらえます。会社ごとの対応は、5章「営業事務代行10サービスの比較表」にまとめました。
営業事務代行に頼めない仕事
営業事務代行に頼めるのは事務作業までで、商談そのものや、値引きや取引条件の判断は自社の営業担当が受け持ちます。見積書の作成を任せる場合も、価格や条件を決めるルールは自社で用意し、例外の判断は自社の担当者が受け持つ分け方が基本です。税務の申告や法律の相談など、税理士や弁護士の資格が必要な業務も依頼できません。
オンラインで対応する会社の場合、紙の注文書の原本や、電話の受付を扱えるかは会社ごとに違います。FAXで届く注文が多い会社は、FAXの受信をデータで渡せるか、電話の一次対応まで頼めるかを、問い合わせの段階で聞いておくと安心です。
一般事務の代行、テレアポ代行、経理代行との違い
営業事務代行と似た言葉には、事務代行、テレアポ代行、経理代行、バックオフィス代行などがあります。任せる仕事の中身と、営業の流れのどこに関わるかが違います。
| 頼み方 | 任せる仕事 | 営業との関わり |
|---|---|---|
| 営業事務代行 | 見積書の作成、受発注の入力、請求書の発行、顧客データの入力 | 営業担当の後ろで、商談の前後の事務を受け持つ |
| 事務代行 | データ入力、書類の作成、総務など、部署を問わない事務作業 | 営業に限らず、社内の事務全般 |
| テレアポ代行 | 見込み客への電話で、商談の約束を取る | 商談の手前で、営業活動そのものを受け持つ |
| 経理代行 | 記帳、支払い、月次決算などの経理業務 | 請求と入金の確認で営業事務と重なる |
| バックオフィス代行 | 経理、労務、総務などの管理部門の仕事をまとめて任せる | 営業事務を含めることもある |
| 人材派遣 | 派遣スタッフが自社の営業事務を担当する | 自社の担当者がスタッフに直接指示を出す |
請求書の発行や入金の消込は、営業事務代行と経理代行のどちらでも頼めることがあります。営業担当との連絡まで含めて任せたい場合は営業事務代行、記帳や支払いとあわせて任せたい場合は経理代行の会社と比べるのがおすすめです。人材派遣は派遣先の会社がスタッフに直接指示を出す契約で、営業事務代行は業務を外部に委託する契約です。
3. 営業事務代行の料金相場
営業事務代行の料金は、月の時間数で頼む月額制と、部署ごと任せるBPOの個別見積もりの2つに分かれます。月額制の相場は、月30時間で100,000円〜200,000円です。この章の金額は、今回比較した10サービスのうち、公式サイトに月額と月の時間数を公開している5サービスの水準をまとめたものです。
月の時間数で頼むときの料金相場
月額制は、月10時間か月30時間から契約できる会社が多く、1時間あたりに直すと2,500円〜6,700円です。月額と月の時間数を公開している5サービスの料金は、次の水準でした。
| 月の時間数 | 月額 | 1時間あたり |
|---|---|---|
| 月10時間 | 25,000円〜47,000円 | 2,500円〜4,700円 |
| 月30時間 | 100,000円〜200,000円 | 3,300円〜6,700円 |
| 月45〜60時間 | 150,000円〜200,000円 | 3,300円 |
同じ時間数でも金額に幅があるのは、契約期間とプランの内容が会社ごとに違うためです。上限の200,000円は、営業事務を専任のチームで受けるプランの1か月契約の金額です。契約期間が長いほど月額が下がる会社があり、月30時間のプランを、1か月契約は月額200,000円(税別)、6か月契約は月額180,000円(税別)と公開している例があります。税込と税抜の表記も会社ごとに違うので、比べるときはそろえて見るのがおすすめです。
各社の料金は、5章「営業事務代行10サービスの比較表」にまとめました。
受注や見積の部署ごと任せるときの料金
受注センターや見積の窓口を人と手順ごと任せるBPOは、業務の量と進め方を調べたうえでの個別見積もりです。今回比較したBPOの会社は、公式サイトに金額を載せていません。料金の決まり方は、次の3つの形で案内されています。
- 業務一式の固定額
- 受注や見積の件数に比例する単価
- 稼働した時間に応じた金額
場合によって導入準備の費用(イニシャルコスト)が別に発生すると案内している会社があります。運用が安定したあとに、固定額から件数ごとの単価へ契約の形を切り替えた事例もあります。
料金を比べるときに見る3つの条件
月額制の営業事務代行は、契約する時間数と期間、時間を超えたときの扱いで、1か月の支払いが変わります。見積もりを比べるときは、次の3つの条件をそろえるのがおすすめです。
- 月の時間数。月10時間から始められる会社と、月30時間から契約する会社があります。
- 契約期間。1か月ごとに更新できる会社と、3か月や6か月から契約する会社があります。
- 月額のほかにかかる費用。契約した時間を超えたときの料金を1時間あたり4,000円(税抜)と公開している会社や、使い切れなかった時間の繰り越しに1時間あたり500円(税込550円)の手数料がかかる会社があります。
人を雇う場合と比べるときは、給与のほかに、採用と教育にかかる時間と、欠員が出たときに社員が作業を引き取る時間も含めて見ると、判断しやすくなります。
4. 営業事務代行の選び方
営業事務代行は、任せたい作業が営業の流れのどこにあるかと、月に頼む量で候補が絞れます。問い合わせの前に、見積・受発注・請求・顧客情報の作業と、それぞれに今かかっている時間を書き出しておくと、見積もりを比べやすくなります。選ぶときに見る点は次の5つです。
- 任せたい作業を、営業の流れで書き出す
- 月の時間で頼むか、部署ごと任せるかを決める
- 使っている販売管理やSFAを扱えるかを確かめる
- 同じ規模、同じ困りごとの会社を助けた経験があるか
- 取引先の情報を預ける体制を確かめる
1. 任せたい作業を、営業の流れで書き出す
最初に整理するのは、引き合い、見積、受発注、請求・入金、顧客情報のうち、どの段階の作業を任せるかです。営業担当が見積書の作成に時間を取られているのか、受注の入力が午前中を占めているのかで、合う会社が変わります。作業ごとに、手順が決まっている部分と、価格や納期の判断が要る部分を分けておくと、任せる範囲を相手に伝えやすくなります。
営業事務代行に任せる作業を決めるときの確認項目
- 見積・受発注・請求・顧客情報の作業を、段階ごとに書き出す
- 作業ごとに、判断が要る部分と手順どおりに進む部分を分ける
- 書き出した作業に、候補の会社が対応しているかを聞く
2. 月の時間で頼むか、部署ごと任せるかを決める
次に決めるのは、オンラインのアシスタントに月の時間で頼むか、BPOの会社に工程ごと任せるかです。営業担当が抱えている作業を月10〜30時間ほど切り出すなら、時間で頼む会社から始めやすくなります。受注センターや見積の窓口のように、複数の担当者で毎日回している業務を、人の採用と教育も含めて任せたいなら、BPOの会社と相談するのがおすすめです。BPOは業務を調べてから始めるため、運用の開始まで数か月かかることがあります。営業事務に限らず、経理や人事、総務の部門ごとBPOに任せる場合は営業事務を含む管理部門のバックオフィスBPOの比較も参考になります。
営業事務代行の頼み方を決めるときの確認項目
- 任せたい作業に、今かかっている時間を1か月ぶん記録する
- 担当している人数と、欠員が出たときの対応を整理する
- 運用を始めたい時期と、準備にかかる期間を聞く
3. 使っている販売管理やSFAを扱えるかを確かめる
営業事務の作業は、販売管理システムや受発注システム、SFA・CRMの操作と一体です。自社で使っているシステムをそのまま操作してもらえるか、アカウントをどう発行するかを先に確かめると、引き継ぎの途中で作業が止まらずに済みます。対応しているツールの名前を公開している会社もあれば、自社のシステムを前提に運用を設計すると案内している会社もあります。紙やFAXで届く注文が多い場合は、データにして渡せるかも確認が必要です。
営業事務代行のシステムの対応を見るときの確認項目
- 使っている販売管理・受発注・SFAのシステム名を伝え、操作できるかを聞く
- 代行の担当者に発行するアカウントの名義と権限を決める
- 紙やFAXの注文を、どの形で渡すかを聞く
4. 同じ規模、同じ困りごとの会社を助けた経験があるかを見る
候補の会社が、自社と近い規模や業種の会社の営業事務を支援した事例を公開しているかを見ます。代表が見積と請求の事務を抱えていた会社の事例と、年間60万件を超える受注を担う受注センターの事例では、頼む量も進め方も別の話です。事例のページでは、依頼した会社の業種と規模、任せた作業、依頼したあとの変化を読むと、自社が頼んだ場合の姿を想像しやすくなります。
営業事務代行の事例を見るときの確認項目
- 自社と近い業種や規模の会社の事例があるかを見る
- 事例の会社が任せた作業と、自社が任せたい作業が近いかを見る
- 問い合わせのときに、近い状況の会社の進め方を聞く
5. 取引先の情報を預ける体制を確かめる
営業事務代行には、取引先の社名や価格、注文の内容などの情報を預けます。秘密保持契約を結べるかと、プライバシーマークやISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)などの認証を取得しているかを確認しましょう。担当がチームで対応する会社では、窓口の担当者が依頼を整理して、作業するスタッフに伝えます。担当者が入れ替わったときの引き継ぎの方法も、あわせて聞いておくと安心です。
営業事務代行の情報の扱いを見るときの確認項目
- 秘密保持契約と、取得している認証を聞く
- 窓口の担当者がつくのか、作業するスタッフに直接依頼するのかを聞く
- 担当者が入れ替わったときの引き継ぎの方法を聞く

5. 営業事務代行10サービスの比較表
10サービスの頼み方、営業事務で頼める仕事、公開されている料金、契約期間を1枚の表に並べました。料金は各社の公式サイトの表記のままです。税込・税別の表記がある会社と、表記がない会社があります。
| サービス名 | 頼み方 | 営業事務で頼める仕事 | 料金(公開分) | 最低の契約期間 |
|---|---|---|---|---|
| Fammアシスタントオンライン | 月の時間で頼む | 営業リスト作成/商談調整/営業資料作成/請求書処理/データ入力 | 公式サイトでご確認ください | 6ヶ月プランから |
| Remoba営業事務 | 月の時間で頼む | 顧客・取引データ管理/見積書・請求書・納品書の作成/受注・発注システムへの入力/提案書の作成 | 月30時間 6か月契約 180,000円 1か月契約 200,000円 (税別) | 1か月契約から |
| CASTER BIZ assistant | 月の時間で頼む | 見積書・請求書作成/データ入力・整理/営業資料作成/売上・入金確認 | 月30時間 6ヶ月プラン 132,000円(税込145,200円) 12ヶ月プラン 120,000円(税込132,000円) | 6ヶ月から |
| ビーウィズ | 部署ごと任せる(BPO) | 受発注処理/データ入力/見積作成/請求書の発行/入金確認 | 公式サイトでご確認ください | 公式サイトでご確認ください |
| My Assistant | 月の時間で頼む | データ入力/請求書作成/資料作成/顧客リストの作成や整理 | 月10時間 25,000円(税込27,500円) 月15時間 37,500円(税込41,250円) 月20時間 50,000円(税込55,000円) | 1ヶ月(自動更新) |
| HELP YOU | 月の時間で頼む | 営業データの管理/営業先リストの作成/見積書・契約書・請求書作成/受発注管理/データ入力・整理 | チームプラン 月30時間 10万円、月45時間 15万円 1名専属プラン 月30時間 10万円、月60時間 20万円 | 6ヶ月(スポットプランは1ヶ月〜) |
| タクシタ | 月の時間で頼む | 見積書作成/納品書作成/請求書・領収書発行/入金確認・消し込み/資料作成 | 月10時間〜 3ヶ月プラン 47,000円/月〜 6ヶ月プラン 44,000円/月〜 12ヶ月プラン 42,000円/月〜 | 3ヶ月から |
| パーソルビジネスプロセスデザイン | 部署ごと任せる(BPO) | 見積書作成・発行/受注入力/納期調整/請求書発行/入出金管理/提案資料作成 | 公式サイトでご確認ください | 公式サイトでご確認ください |
| アイドマ・ホールディングス(秘書ユニット) | 月額で頼む | 事務的な業務の実行/マニュアルの作成 | 月々10万円~ | 公式サイトでご確認ください |
| パソナ | 部署ごと任せる(BPO) | 営業事務・受発注/見積・積算/受注後の手配 | 公式サイトでご確認ください | 公式サイトでご確認ください |
「公式サイトでご確認ください」の会社は、問い合わせのあとに業務の内容に合わせた金額が提示されます。
6. 営業事務代行おすすめ10選
ここからは1社ずつ紹介します。各社の説明のあとに、その会社に営業事務を依頼した会社の導入事例を、公式サイトから出典つきで載せました。依頼した会社の発言は、原文のまま引用しています。
Fammアシスタントオンライン

| 運営会社 | 株式会社Timers(東京都渋谷区、2012年5月設立) |
|---|---|
| 頼める仕事 | 営業事務(営業リスト作成、商談調整、営業資料作成)/事務業務(データ入力、メール返信、会議資料作成)/経理サポート(領収書処理、請求書処理)/人事業務/秘書業務/Webデザイン/ライティング |
| 料金(公開分) | 公式サイトでご確認ください |
| 最低の契約期間 | 6ヶ月プランから |
Fammアシスタントオンラインは、株式会社Timersが運営するオンラインアシスタントのサービスです。公式サイトは「時間のかかる毎日の業務をすべておまかせ」と打ち出しています。希望する業務、コスト、稼働時間をヒアリングして、合うアシスタントとプランを紹介する仕組みです。
提供しているサービスの一覧には、営業事務として営業リスト作成、商談調整、営業資料作成が並び、データ入力や請求書処理も依頼できます。導入企業は、大手・上場企業からスタートアップ・ベンチャー、個人事業主までと紹介されています。連絡には、SlackやChatworkなど、普段使っているツールを選べます。
導入事例:株式会社USEN Smart Works(企業向けICTサービス・DX支援)
USEN Smart Worksは、USEN&U-NEXT GROUPで企業向けのICTサービスとDX支援を手がけています。事業が広がるなかで社員が対応する業務が増え続け、正社員の採用とは別に業務を任せられる方法を探していました。これまでに、営業事務、部門長のアシスタント、経営管理、納品管理の4つほどのポジションで依頼しています。
Fammアシスタントオンラインを活用したことで、正社員以外の方へフレキシブルに仕事をお願いすることに、社内でも慣れてきました。
その結果、習熟度も含めてお願いしたい業務は契約社員や派遣社員へ、アシスタントに切り出せる業務はアシスタントへというように、業務を整理しながら役割分担ができるようになりました。
社員の業務が増え続けていて、正社員の採用とは別に、6か月以上の契約で営業事務を任せたい会社に合うかもしれません。
Remoba営業事務

| 運営会社 | 株式会社Enigol(東京都港区、2018年8月設立) |
|---|---|
| 頼める仕事 | 営業事務(顧客・取引データ管理、情報収集・リサーチ、問い合わせ対応、在庫管理・発注サポート)/配送サポート(出荷日程の管理、配送手配、出荷指示書作成)/書類作成・管理(見積書、請求書、納品書の作成、提案書の作成)/受注・発注システムへの入力 |
| 料金(公開分) | 年間プラン:6か月契約・月30時間 月額180,000円(税別) 月間プラン:1か月契約・月30時間 月額200,000円(税別) カスタマイズ:ヒアリングのうえ見積もり |
| 最低の契約期間 | 1か月契約から(月間プラン) |
Remoba営業事務は、株式会社Enigolが運営する営業事務のアウトソーシングのサービスです。公式サイトは「営業事務のお悩みをゼロに!」と掲げています。営業事務を複数名のチームで受け持ち、退職や属人化の懸念をなくせると紹介しています。
依頼できる業務には、見積書・請求書・納品書の作成、受注・発注システムへの入力、顧客・取引データの管理、出荷の手配が並んでいます。対応サービスの一覧には、SalesforceやHubSpot、kintoneなどのツールが載っています。紙を扱う業務と電話対応はお断りしていると案内していて、FAXを扱う業務は番号を取得する形で対応しています。
導入事例:スマートドライブ株式会社(クラウド型の車両管理システム)
スマートドライブは、車両に取り付けるデバイスと月額のライセンスで、クラウド型の車両管理システムを提供しています。会社が急成長するなかで1名の体制で業務を回していた時期があり、デバイスの出荷作業や、委託業者、取付業者とのやりとりが複雑になっていました。担当者に業務が集中し、出荷に関わるミスが起きることに不安を抱えていたと話しています。
導入から半年ほどで、Remoba内でのダブルチェック体制が確立され、私はイレギュラー対応や新デバイスのオペレーション構築など、より重要度の高い業務に専念できるようになりました。結果として業務効率が飛躍的に向上したと感じています。
また、標準化が進んだことで属人化が防げるようになり、突然の人員変更があってもスムーズに業務を継続できる体制が整いました。
出荷や手配の事務が1人の担当者に集中している会社におすすめです。
CASTER BIZ assistant

| 運営会社 | 株式会社キャスター(宮崎県西都市、2014年9月設立) |
|---|---|
| 頼める仕事 | 事務(アポイント調整、見積書・請求書作成、データ入力・整理、営業資料作成、リサーチ)/経理サポート(請求書・領収書発行、請求・支払処理、売上・入金確認、紙伝票データ化)/秘書/人事/翻訳/制作 |
| 料金(公開分) | BASIC:月30時間。6ヶ月プラン 132,000円(税込145,200円)、12ヶ月プラン 120,000円(税込132,000円) |
| 最低の契約期間 | 6ヶ月(BASIC) |
CASTER BIZ assistantは、株式会社キャスターが運営するリモートアシスタントのサービスです。公式サイトは「日常業務から専門領域まであらゆる仕事をAIと人に頼める」と打ち出しています。「様々な業種・規模の企業で活用されている」と、事例を紹介しています。
事務の業務の例には、見積書・請求書作成、データ入力・整理、営業資料作成が並び、経理サポートでは売上・入金確認も依頼できます。契約開始までは最短3営業日です。使い切れなかった時間は次月にのみ繰り越せて、1時間あたり500円(税込550円)の事務手数料がかかると案内しています。
導入事例:株式会社つま長(業務用食材の販売、豊洲市場)
つま長は、つま物や高級果実などの業務用食材を、日本料理店や寿司店に販売している、1〜10人の会社です。お客様が増えるにつれて、FAXやメールで届く配達の注文を販売管理システムに入力する作業が、午前9時から昼くらいまでかかるようになっていました。最初に販売管理の伝票入力を任せ、その後、振込登録や顧客登録まで依頼する範囲を広げています。発注書の送信などは、同じ会社のRPAのサービスで自動化しています。
今は、社労士さんが給与計算をしてくれたものをメールで受け取って、その振込登録をキャスターさんにやってもらって、私が確認して承認するだけ、という流れになっています。振込登録や顧客登録など、販売管理まわりの細かい業務も全部お願いできるので、かなり楽になりました。最近では週1〜2回くらいのミーティングもするようになって、「こういうことをやりたいんだけど」と相談しながら業務の幅を少しずつ広げているところです。
注文の入力から始めて、月30時間の枠で販売管理まわりの事務を少しずつ任せていきたい会社に向いています。
ビーウィズ

| 運営会社 | ビーウィズ株式会社(東京都新宿区、2000年5月設立) |
|---|---|
| 頼める仕事 | 営業BPO(営業事務支援アウトソーシング):受発注処理、データ入力、顧客対応/見積作成の集約/請求書の発行、入金確認、購買業務(事例) |
| 料金(公開分) | 公式サイトでご確認ください(稼働時間、処理件数、固定額などから提案) |
| 最低の契約期間 | 公式サイトでご確認ください |
ビーウィズは、ビーウィズ株式会社が提供する営業事務のBPOです。公式サイトは「営業活動を支えるバックオフィスのBPOで、営業チームの業務効率化とビジネスの成長を支援」と掲げています。全国に分かれていた営業アシスタントの機能を1つのセンターに集約して運営すると紹介しています。
受発注処理やデータ入力、顧客対応の実務を引き受けながら、業務の流れの見える化と標準化を進めると案内しています。今使っているシステムを委託したあとも使えるかという質問には、利用の環境が整えば、依頼した会社のシステムを前提に運用を設計するとの回答です。情報セキュリティの国際規格ISO27001とプライバシーマークを取得しています。
導入事例:コニカミノルタジャパン株式会社(複合機・ITソリューション、東京都港区)
コニカミノルタジャパンは、複合機やデジタル印刷システム、ITソリューションを提供する、従業員2,795名の会社です。複合機の契約の登録から、使用枚数に応じた請求の締めまでを各拠点で内製していて、拠点ごとの運用ルールの違いや、派遣スタッフの採用と教育の負担が課題でした。2012年から委託を始め、マスターの登録、請求書の発行、入金確認、購買業務へと任せる範囲を広げています。
従量課金制により『どれだけの業務にどれくらいのコストがかかっているのか』を可視化できるようになりました。我々委託側も『ビーウィズ様のオペレーションに手間をかけさせないために、上流工程のプロセスやオペレーションの改革』に取り組むことができました。BPOによって創出された時間を、両社で品質向上や効率化に向けた改善議論に充てることでコストの最適化が図れ、非常に良い循環が生まれています
複数の拠点で請求や登録の事務を回していて、1か所にまとめて任せたい会社に合うかもしれません。
My Assistant

| 運営会社 | 株式会社キャスター(宮崎県西都市、2014年9月設立) |
|---|---|
| 頼める仕事 | データ入力/文章の転記/請求書作成/リサーチ/資料作成/営業日程調整/顧客リストの作成や整理 |
| 料金(公開分) | 月10時間 25,000円(税込27,500円) 月15時間 37,500円(税込41,250円) 月20時間 50,000円(税込55,000円) 初期費用:0円 |
| 最低の契約期間 | 1ヶ月(自動更新) |
My Assistantは、株式会社キャスターが運営するオンラインアシスタントのサービスです。公式サイトは「月額2.5万円の事務代行なら」と打ち出しています。専用のシステムから、単発の依頼か定期の依頼かを選んで送信する仕組みです。
対応する業務の例には、データ入力、請求書作成、資料作成、営業日程調整、顧客リストの作成や整理が並んでいます。月10時間から依頼でき、契約期間は1ヶ月の自動更新で、初期費用は0円です。
導入事例:クウカン株式会社(不動産、民泊投資支援、北海道)
クウカンは、北海道の札幌と富良野を拠点に、不動産事業と民泊投資支援などを展開していて、業務委託を含めて約20名の会社です。2025年に不動産事業を始めてから代表が現場に出る時間が増え、パソコンの前で受発注や細かな事務作業を抱え続けることが難しくなっていました。現在は、プレスリリースの作成やSNSの更新、請求書作成、予約データのレポート作成など、オンラインで完結する業務を任せています。
MY ASSISTANTは、姉妹サービスのCASTER BIZとは異なり、ディレクター機能がない分、依頼する側の設計力が問われるサービスです。
ディレクションは自分が担う。その代わり、実行部分はしっかり任せる。
そこを割り切れるようになってから、使い方が整理されました。
依頼する作業の手順を自社で整理できて、月10時間ほどから始めたい経営者に向いています。
HELP YOU

| 運営会社 | 株式会社ニット(東京都渋谷区、2017年8月設立) |
|---|---|
| 頼める仕事 | 営業事務(営業データの管理、営業先リストの作成、見積書・契約書・請求書作成、受発注管理、データ入力・整理、資料作成・レポート作成、スケジュール管理・アポイント調整、問い合わせ対応・営業メール送信) |
| 料金(公開分) | チームプラン:月30時間 10万円、月45時間 15万円 1名専属プラン:月30時間 10万円、月60時間 20万円 スポットプラン:30万円〜 |
| 最低の契約期間 | 6ヶ月(スポットプランは1ヶ月〜) |
HELP YOUは、株式会社ニットが運営するオンラインアウトソーシングのサービスです。公式サイトは「HELP YOUはオンラインでアシスタントが業務を代行し、人手不足を解消するサービスです」と紹介しています。営業事務のページでは、メール対応や提案資料の作成を経験のあるアシスタントが代行すると案内しています。
営業事務のサービスには、営業データの管理、営業先リストの作成、見積書・契約書・請求書作成、データ入力・整理が並んでいます。料金は月30時間で10万円からで、契約期間は6ヶ月です。契約した時間を超えた場合は、1時間あたり4,000円(税抜)の超過料金がかかると案内しています。
導入事例:一般社団法人日本能率協会(教育、ISOの審査、展示会の開催)
日本能率協会は、社会人向けのセミナーや研修、ISOの認証の審査、展示会の開催を手がけていて、年間約3,000本のイベントを開いています。イベントに伴う請求書の作成と入金の確認が毎日発生し、月末月初は締め作業に追われていました。現在は、請求書の作成と送付、入金消込、参加証の発行などを任せていて、営業担当からの依頼にもHELP YOUのチームが直接対応しています。
基本的にはチャットでの連絡と、必要に応じたオンラインミーティングで進めています。特に助かっているのが、「営業担当者からの依頼」への対応です。 以前は私たちが間に入って一つひとつ確認していましたが、現在はHELP YOUのチームが専用のメールアカウントを持ち、営業担当と直接やり取りして詳細を詰めてくれます。私たちが間に入らなくて済むので「手離れ」が非常によく、負担が大幅に減りました。
請求の事務が毎日発生し、営業担当とのやりとりまで含めて月30時間以上任せたい部署は、検討してみる価値があります。
タクシタ

| 運営会社 | 株式会社kubellパートナー(東京都港区、2024年4月設立) |
|---|---|
| 頼める仕事 | 営業(日程調整、資料作成、見積書作成、納品書作成)/経理(請求書・領収書発行、請求・支払い処理、入金確認・消し込み、紙伝票データ化)/事務(データ入力、データ整備、相見積もり)/秘書/総務/労務/採用 |
| 料金(公開分) | 実働時間は月10時間〜 3ヶ月プラン:47,000円/月〜 6ヶ月プラン:44,000円/月〜 12ヶ月プラン:42,000円/月〜 |
| 最低の契約期間 | 3ヶ月 |
タクシタは、株式会社kubellパートナーが運営するオンラインの業務代行のサービスです。公式サイトは「タクシタはバックオフィス領域をはじめとする様々な業務を依頼できるアウトソーシングサービスです。」と紹介しています。運営会社は、東証に上場している株式会社kubellのグループ会社です。
営業の業務の例には、日程調整、資料作成、見積書作成、納品書作成が並び、経理の業務として請求書の発行や入金確認・消し込みも依頼できます。依頼の内容が決まっていなくても、業務の棚卸しから対応できると案内しています。使い切れなかった時間は、契約の最終月を除いて、無料で次月に繰り越せます。
導入事例:株式会社ピアルカ(遺品整理、生前整理)
ピアルカは、遺品整理や生前整理、片付けや清掃などで暮らしを支える会社です。社内にWebの業務に慣れた人材がいなかったため、原価表の作成やカレンダーへの予定の入力などを代表が担当し、本来の業務に手が回っていませんでした。顧問税理士からの紹介でタクシタを知り、資料作成、メール対応、販促物の編集などを任せています。
日常業務においても効率は格段に向上しています。特にカレンダー同期機能による日程調整の円滑化には、利便性の高さを実感しています。また、工事進捗表や原価表といった各種資料も、要点をタクシタさんにお伝えするだけで、意図を的確に理解して、迅速に作成いただけるため大変助かっています。このような品質のサポートを月額5万円程度で受けられる点は、コストパフォーマンスがいいと感じています。
代表が資料作成や日程の調整を抱えていて、月額5万円前後から任せたい会社にぴったりです。
パーソルビジネスプロセスデザイン

| 運営会社 | パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社(東京都港区、1977年9月設立) |
|---|---|
| 頼める仕事 | 営業事務BPO:引き合い業務/提案・見積もり業務(提案資料作成、見積書作成・発行)/契約業務/受発注業務(電話・FAX・メール・専用システムからの受付、受注入力、納期調整)/納品・請求業務(納品書発行、請求書発行、入出金管理)/カスタマーサポート業務 |
| 料金(公開分) | 公式サイトでご確認ください(一式の固定額、業務件数に比例する従量単価などの形) |
| 最低の契約期間 | 公式サイトでご確認ください |
パーソルビジネスプロセスデザインは、パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社が提供する営業事務と受発注のBPOです。公式サイトは「営業活動に紐づくすべての事務、提案段階の営業サポート、請求処理まで対応し、課題解決に貢献します」と紹介しています。営業部門のよくある悩みとして、業務の属人化の解消や、繁閑の差に合わせた体制づくりを挙げています。
支援の範囲には、引き合いから見積、契約、受発注、納品・請求までの業務が並んでいます。企業に常駐する形と、全国のセンターで運営する形があります。運用の開始は、すぐに始める場合から、半年〜1年後に始める場合まであると案内しています。
導入事例:国分中部株式会社(食品・酒類の総合卸売業、名古屋業務センター)
国分中部は、食品・酒類の総合卸売業で、東海と北陸を商圏にしています。名古屋業務センターでは、得意先からの注文を受ける営業業務課と、仕入先への発注と在庫管理をする販売業務課を、50名以上の社員と25名ほどの派遣スタッフやパートタイマーで運営していました。派遣スタッフの急な欠員を社員が吸収し、新しく入る人の教育にも時間を割いていたため、派遣から業務委託に切り替えました。
半分に削減できたことも大変素晴らしいのですが、『教育の負担』にも注目していまして。仮に派遣スタッフ19名を入れていたら、私たちが19名全員に教育する必要があったのですが、それが今はゼロなんです。この点も相当大きいと思います
受発注の部署に派遣スタッフを複数名入れていて、欠員と教育の負担を社員が抱えている会社に合うかもしれません。
アイドマ・ホールディングス(秘書ユニット)

| 運営会社 | 株式会社アイドマ・ホールディングス(東京都品川区、2008年12月設立) |
|---|---|
| 頼める仕事 | 秘書、経理、事務などの非収益業務をオンラインで支援/事務的な業務の実行/マニュアルの作成/予約 |
| 料金(公開分) | 月々10万円~ |
| 最低の契約期間 | 公式サイトでご確認ください |
秘書ユニットは、株式会社アイドマ・ホールディングスが提供するオンラインの秘書チームのサービスです。公式サイトは「バックオフィス業務はハイスキルなオンライン秘書にすべてお任せ」と掲げています。社長や責任者でなくてもできる業務を秘書チームに切り出し、社長の時間を確保することに焦点を当てたサービスと紹介しています。
1チーム3名で対応し、業務のマニュアル化まで進めると案内しています。料金は「アルバイトを1名採用する費用感で取り組み可能」として、月々10万円からの設定です。会社としてプライバシーマークとISMSの認証を取得しています。
導入事例:株式会社燈志(遺品整理、空き家整理、鹿児島県)
燈志は、2024年に設立された、鹿児島県で遺品整理や空き家整理を手がける会社です。依頼の件数が増えるなかで、現場の作業と営業、事務のすべてを代表1人で担っていて、現場に出ると営業ができず、事務作業も積み上がっていました。現在は2人の秘書チームが、見積書・請求書の作成、顧客管理表の入力、電話対応、スケジュール管理などを担当しています。
入金管理や請求書対応まで含めて売り上げだと考えると、効率は間違いなく上がりました。秘書チームが加わってから、1ヵ月で対応できる案件数は増えています
代表が現場と営業を回しながら、見積や請求の事務まで抱えている会社におすすめです。
パソナ

| 運営会社 | 株式会社パソナ(東京都港区、1988年4月設立) |
|---|---|
| 頼める仕事 | BPO(営業事務・受発注、営業・販売、経理・財務、総務・庶務、カスタマーサポート、調達・購買など)。営業事務では見積・積算、受注業務、受注後の配車手配まで |
| 料金(公開分) | 公式サイトでご確認ください |
| 最低の契約期間 | 公式サイトでご確認ください |
パソナは、株式会社パソナが提供するBPOのサービスです。公式サイトは「各業界に精通したコンサルタントが、立ち上げから安定運用までお客様に寄り添い事業課題を解決します」と掲げています。人材派遣で培った、人を採用して育て、定着させるノウハウをいかして、業務の設計から運用までを手がけると紹介しています。
営業事務・受発注のよくある質問では、複雑で個別に異なる見積や積算の業務も、統一した見積のルールを作って受託できると答えています。依頼した会社の事業所の中で運営する形と、パソナの拠点で運営する形を組み合わせた提案も受けられます。会社としてプライバシーマークを取得しています。
導入事例:月桂冠株式会社(日本酒の製造・販売、京都府京都市)
月桂冠は、京都市伏見区に本社を置く日本酒のメーカーです。2003年に全国の受注業務を京都の受注センターに集約しましたが、担当社員の異動や退職のたびに派遣スタッフで補い、社員が派遣スタッフの管理や引き継ぎの調整に時間を取られていました。2014年からパソナが受注センターの運営を受託し、在庫の引き当て、配車の引き当て、注文請書の作成、正式な受注までを担っています。年間60〜65万件程度の受注に、7名のスタッフで対応しています。
まずは、受注業務の継続性が大きく向上した点が挙げられます。委託化前の調査、業務の標準化とマニュアル化により、人が入れ替わっても、安定的に業務運営できる基盤が整備できました。また、業務の見直しも進め、誤入力の原因ともなるFAX受注から、オンラインEDIの活用を推進しました。当初、注文に占めるEDI比率は62%でしたが、現在は82%にまでアップしています。今後もお取引先とは積極的にEDIにシフトしていく方向で話を進めており、EDI比率のアップとともに、誤入力の削減につながることを期待しています。
複数の担当者で受注センターを運営していて、FAXの注文が多い会社にぴったりです。
ここで紹介した導入事例は、各社が公式サイトで公開している事例のうちの1つです。各社はほかの業種・規模の会社も支援しているので、気になる会社は公式サイトの事例ページもあわせてご覧ください。

7. 営業事務代行のメリットと注意点
営業事務代行のメリットは、営業まわりの事務を手放して、営業担当や社員が商談と判断の要る業務に時間を使えることです。頼んだ会社の声から見えるメリットと、契約前に決めておきたい注意点を整理しました。
営業事務代行のメリット
- 担当者が判断の要る業務に集中できます。出荷や手配の事務を任せた会社の担当者は、イレギュラーな対応や新しいデバイスの運用づくりに専念できるようになったと話しています。
- 担当者が入れ替わっても、受注業務が止まらなくなります。委託の前に業務を調べてマニュアルにまとめたことで、人が入れ替わっても安定して運営できるようになったという声があります。
- 欠員の補充と教育を、自社で抱えずに済みます。派遣から業務委託に切り替えた受発注の部署では、新しく入る人への教育の負担がなくなったと話しています。
- 委託した業務に携わる人数を減らせます。受発注の部署で、委託した業務に携わる人数を半分に減らせたと話す会社があります。
- 営業担当と事務担当のあいだの確認が減ります。代行のチームが営業担当と直接やりとりするようになり、社内で間に入る負担が大きく減ったという声があります。
具体例は、6章「営業事務代行おすすめ10選」の各社の事例にまとめています。
営業事務代行の注意点
営業事務代行を始めるときには、気をつける点や、思っていたのと違った、という場面も出てきます。次の点を契約前に決めておくと、進めやすくなります。
- 判断が要る作業を、どちらが受け持つかを決めておきます。読み取りにくいFAXの数字を誰が取引先に問い合わせるか、という線引きが、委託を始めてから次々に出てきたと話す会社もあるため、例外の対応を先に言語化しておくことが大事です。
- 契約期間と自動更新は、会社ごとにルールが違います。1か月ごとに更新できる会社と、6か月から契約する会社があり、満了の1か月前までに申し出ないと自動で更新される契約もあります。
- 途中で解約したときの費用の確認が必要です。残りの期間の料金や、3か月分の料金がかかると規約で定めている会社があるため、頼む量が決まっていない段階では短い契約で試せるかを聞くと安心です。
- 契約が終わったあとのデータと、作った手順書の扱いを決めておきます。契約の終了後に預けたデータを削除する会社があるため、受注の記録や顧客データは自社のシステムに残る形で運用するのがおすすめです。代行の会社が作った手順書や業務の資料の権利も、契約の前に確認が必要です。
- 販売管理やSFAのアカウントの名義は、自社にしておきます。代行の担当者に発行するアカウントを自社の名義と権限で管理しておくと、代行の会社を変えるときも記録をそのまま引き継げます。
8. 営業事務代行を頼むときの流れ
営業事務代行の開始までの期間は、月の時間で頼む会社で最短3営業日、BPOの会社ではすぐに始める場合から半年〜1年後に始める場合までと案内されています。頼むときは、次の5段階で進むことが多いです。
- 任せたい作業を書き出す:見積・受発注・請求・顧客情報の作業と、それぞれに今かかっている時間、担当している人数を書き出します。判断が要る部分と、手順どおりに進む部分も分けておきます。
- 問い合わせて、ヒアリングを受ける:任せたい作業に対応しているか、使っている販売管理やSFAを扱えるかを確認します。BPOの会社では、業務の現状の調査と分析を経てから、運用の体制が提案されます。
- 見積もりを比べて、契約する:時間で頼む会社は、同じ時間数と同じ契約期間で2〜3社の見積もりを比べます。契約の段階で、契約期間と解約の条件、契約終了後のデータと手順書の扱い、秘密保持の内容を書面で決めます。
- 作業を引き継いで、運用を始める:作業の手順と、使っているシステムのアカウントを共有します。受注の業務をBPOに任せた事例では、判断の要らない業務から先に委託し、段階的に範囲を広げていました。
- 運用を見直して、範囲を広げる:運用を始めたあと、定例の打ち合わせで手順とミスの傾向を確認します。運用が軌道に乗るまでに3ヶ月〜半年ほどかかったと話す会社もあります。
任せる作業がまとまっていない段階でも、業務の棚卸しから相談できると案内している会社があります。
9. 営業事務代行に関するよくある質問
営業事務代行の料金はいくらですか
月の時間で頼む営業事務代行は、月30時間で100,000円〜200,000円が相場です。今回比較した10サービスのうち、月額と月の時間数を公開している5サービスの水準で、1時間あたりに直すと3,300円〜6,700円でした。月10時間から始められる会社は、月額25,000円〜47,000円です。受注センターなどを部署ごと任せるBPOは、業務の量に合わせた個別の見積もりです。
営業事務代行にはどこまでの仕事を頼めますか
見積書の作成、受発注の入力、請求書の発行、顧客データの入力まで、手順が決まっている作業なら頼めます。営業先リストの作成や入金の確認に対応する会社もあります。商談そのものと、値引きや取引条件の判断は、自社の営業担当の仕事です。
営業事務と一般事務、営業アシスタントは何が違いますか
営業事務は、見積・受発注・請求など、営業活動に付随する事務を受け持つ仕事です。一般事務は、データ入力や書類の整理、備品の管理など、部署を問わない事務を受け持ちます。営業アシスタントは、営業担当について資料作成や日程調整も受け持つことが多く、営業事務と同じ意味で使う会社もあります。
請求書の作成や入金の確認も頼めますか
今回比較した10サービスのうち7サービスの公式サイトに、請求書の作成や発行が並んでいます。請求書の発行から入金の消込まで任せている事例もあります。記帳や月次決算まであわせて任せたい場合は、経理代行の会社とも比べるのがおすすめです。
営業事務の仕事はAIで減らせますか
毎日繰り返す入力の作業なら、AIやRPA(定型のパソコン作業を自動で行うツール)で減らせます。紙の帳票をAI-OCR(文字を読み取るツール)で読み取り、RPAでシステムに入力する仕組みを、代行の会社が組んで運用する例があります。例外の判断や取引先への確認は、人が受け持つ部分です。
10. まとめ
営業事務代行は、見積書の作成や受発注の入力、請求書の発行など、営業活動に付随する事務作業を外部の会社に委託するサービスです。月の時間で頼む月額制の相場は、月30時間で100,000円〜200,000円、1時間あたり3,300円〜6,700円です。
会社を選ぶときは、任せたい作業が営業の流れのどこにあるかを書き出し、月の時間で頼むか、部署ごと任せるかを整理しましょう。営業担当が抱えている作業を月10〜30時間ほど切り出すなら月額制の会社、受注センターや見積の窓口を人ごと任せるならBPOの会社が候補です。
自社と近い状況の会社を支援した事例がある会社を2〜3社選び、同じ範囲で見積もりを比べてみてください。
