AI BPOおすすめ7選【2026年】任せる業務別の比較と従来のBPOとの違い

この記事を読むと分かること
「請求書や申請書の中身を、担当者が1件ずつ手で入力している」。
「限られた人数では、件数が増える時期の処理が追いつかない」。
「手で入力するたびに、入力ミスの確認と修正にも時間を取られる」。
AI BPOを探し始めるきっかけは、このような悩みから始まることが多いです。
AI BPOを頼むと、入力や一次対応といった定型の作業をAIが処理し、確認と例外の対応を代行会社のスタッフが担う形で、業務を外に任せられる体制が目指せます。
しかし、「従来のBPOと何が違うのか分からない」「自社のどの業務を任せられるのか見当がつかない」「AIの処理に誤りが出たとき、誰が確かめるのか分からない」という迷いも出てきます。
この記事では、編集部が公式サイトに導入事例を公開しているAI BPO7社を、「どんな状況の会社を支援しているか」の観点も含めて、掲載しました。
AI BPOを依頼したあとの会社を見ると、次のような成果につながった事例もありました。
- 入力や確認にかかる時間が減った
- 夜間や休日のあいだにも、処理や受付が進むようになった
- 人を増やさずに、件数の増加に対応できた
ぜひ最後までご覧ください。

1. この記事の掲載基準
公式サイトに導入事例か利用者の声を公開していて、そこから業種・規模・課題が分かりやすい会社を掲載しました。知名度ではなく、AIを使って業務を代行すると公式サイトで説明していて、その代行の事例を個別のページで公開している会社を中心に選んでいます。
料金は公式サイトに金額が書いてある場合に転記し、公開されていない会社は「見積もり」としました。数字は各社の公開情報で、確認日は記事末尾の注記にあります。本記事には有料掲載企業が含まれる場合があり、該当する会社にはブロックの冒頭にPRと表記します(2026年10月時点で該当なし)。
2. AI BPOとは
AI BPOとは、BPO(業務の外部委託)にAIを組み込み、定型の処理をAIが、確認や例外の対応を人が担う形で業務を代行するサービスです。請求書の受領と入力を任せる経理部門から、全国の拠点にかかってくる電話の対応を任せる物流会社まで、使われ方に幅があります。この章では、任せられる業務と、従来のBPO・AI導入支援との違いを短く整理しました。研修や導入支援も含めてAIの頼み方を決めたいときはAIコンサルティングの頼み方ごとの費用の目安から全体をつかめます。
AI BPOで任せられる業務
AI BPOで任せられるのは、件数が多く、手順がある程度決まっている業務です。今回比較した7社の公式サイトでは、次のような業務が代行の対象として並んでいます。
- 経理と請求の業務。請求書の受領、明細と仕訳のデータ化、請求書の発行、入金の消込を任せられます。
- 問い合わせの対応。電話やチャットの一次対応をAIが行い、複雑な問い合わせは代行会社のオペレーターが引き継ぎます。
- データ入力と書類のデータ化。手書きの申請書や勤怠表をAI-OCR(AIを使った文字の読み取り)で読み取り、人が確認と修正をします。
- 申請の確認と承認の手前の作業。経費の申請と領収書の突き合わせなど、規程に沿ったチェックを任せられます。
このほか、給与計算や人事の手続き、保険金の算定を対象にしている会社もあります。使われるAIは業務によって違い、書類の読み取りにはAI-OCR、通話の要約やチャットの回答には生成AI、電話の一次対応にはボイスボット(電話に自動の音声で応対する仕組み)が使われます。手順に沿って判断と処理を進めるAIエージェントを使う会社も出てきています。
支払いの承認や申告などの最終の判断は、自社に残す形が基本です。経費の申請の承認まで代行する会社もあるため、任せる作業と自社に残す判断を先に分けておくと、候補の会社を絞りやすくなります。AIを使わない経理の代行も含めて比べたい場合は、経理代行のおすすめ13選で紹介している会社が候補になります。
従来のBPO、AI導入支援との違い
3つの言葉の違いは、「誰が作業をして、誰が確かめるか」です。表に整理しました。
| 言葉 | 主にやること | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 従来のBPO | 代行会社のスタッフが、手順書に沿って業務を処理する | 手順が決まった業務を、人の手でそのまま外に出したい場面 |
| AI導入支援 | 支援会社が、AIの選定・試作・開発・社内への定着に伴走する。業務を行うのは自社の社員 | AIを自社に入れて、自分たちで使えるようになりたい場面 |
| AI BPO | 代行会社がAIで定型の処理を行い、スタッフが確認と例外の対応をして、業務の結果を納める | 件数の多い業務を、AIの準備と運用ごと外に任せたい場面。本記事の対象 |
人が処理する従来のBPOでは、件数が増えると対応するスタッフも多く必要です。AI BPOは、AIが夜間や休日にも処理を進めるため、件数が増えたときにスタッフを増やさずに対応できる場合があります。AIに任せる工程と人が見る工程の分け方は、AI BPOとはで解説しています。AIを自社に入れて社員が使う形を選ぶ場合は、AI導入支援のおすすめ11選で比較している会社が候補になります。業務を外に出さず、自社の社員がAIで作業を減らす方法は、AIによる業務効率化にまとめています。
3. AI BPOの料金
AI BPOの料金は、月額固定、件数や時間に応じた従量課金、成果に応じた報酬を組み合わせて決まります。金額は、任せる業務の範囲、月の件数、人が確認する範囲で変わります。この章では、料金の決まり方と、公開されている料金の例を整理しました。各社の公開料金は、5章「AI BPOの比較表」にまとめています。
料金の決まり方は3つ
料金の決まり方は、任せる業務の件数が安定しているかどうかで向き不向きが分かれます。
- 月額固定。毎月の件数が安定している定例の業務に向いています。月内に対応する件数の上限と、上限を超えたときの扱いを見ておくと安心です。
- 従量課金。書類の枚数や処理の件数に応じて料金が決まります。繁忙期と閑散期で件数の差が大きい業務に合います。
- 成果に応じた報酬。完了した件数など、成果を数えやすい業務で使われます。何を成果とするかの定義が大事です。
このほかに、業務の設計や環境の準備にかかる初期費用が加わる場合があります。例外の対応や急ぎの対応は追加の費用になることもあるため、発生する条件を見積もりの段階で聞いておくことが大事です。
- 任せる業務の範囲。1つの作業だけを任せるか、業務をまとめて任せるかで金額が変わります。
- 月の件数。書類の枚数や処理の件数が多いほど、従量課金の金額が上がります。
- 人が確認する範囲。代行会社のスタッフが確認する項目が多いほど、料金は上がります。
- 初期費用と追加の対応。業務の設計や環境の準備、例外や急ぎの対応に費用がかかる場合があります。
公開されている料金の例
公開されている料金では、請求書の処理や経費精算を任せるサービスに、月1万円からの基本利用料に、書類の件数に応じた従量課金を足す形があります。請求と回収の業務では、初期費用0円から、月額2万円からという例が公開されています。経理をまとめて任せる場合は、従業員5名の会社が記帳から給与計算までを任せて月10万円(税抜)という料金例が見られます。
書類のデータ化では、初期費用20万円に、月額5万円から15万円の固定費用と、読み取った項目や文字の数に応じた従量費用を足す料金表が公開されています。見積もりを取るときは、任せる業務、月の件数、人が確認する範囲を同じ条件にそろえると、比べやすくなります。
4. AI BPOの選び方
AI BPO選びで契約前に見る点は7つです。依頼した会社の事例と各社の公開情報を読み比べて整理しました。
- 任せる業務を決める
- その業務でAIを使った事例があるか
- AIが処理する範囲と、人が確認する範囲
- 情報の預け方と、守りの体制
- 料金の決まり方と、追加でかかる費用
- 今使っているシステムとつながるか
- 始めたあとの改善と、契約を終えるときの引き継ぎ
1. 任せる業務を決める
最初にやることは、自社のどの業務から任せるかを絞ることです。AI BPOは、経理、問い合わせ対応、書類のデータ化と、会社ごとに事例の多い業務が違います。請求書の処理、経費の申請の確認、電話の一次対応のように業務を書き出し、月の件数とかかっている時間を数えると、任せる順番が見えてきます。全部の業務を一度に任せるより、件数が多くて手順が決まっている業務から始めるのがおすすめです。
AI BPOで任せる業務を決めるときの確認項目
- 業務を書き出し、月の件数とかかっている時間を数える
- 件数が多く、手順が決まっている業務を選ぶ
- その業務を代行の対象にしているかを候補の会社に聞く
2. その業務でAIを使った事例があるか
候補の会社の導入事例で見るのは、自社が任せたい業務で、AIをどう使ったかが書かれているかです。同じAI BPOでも、AIを使ってきた業務は会社ごとに違います。請求書の明細入力の事例が多い会社と、コンタクトセンター(電話やチャットの問い合わせ窓口)の一次対応の事例が多い会社では、準備の進め方も、AIの精度を上げる方法も変わるためです。6章では7社それぞれの事例を、依頼した会社の声とあわせて載せました。
AI BPOの事例を見るときの確認項目
- 候補の会社の事例ページを開いて、自社が任せたい業務の事例を探す
- 事例の中で、AIが何を処理したかを読む
- 近い事例が見つからなければ、同じ業務の支援経験があるかを聞く
3. AIが処理する範囲と、人が確認する範囲
AI BPOの品質は、誰がどこまでAIの処理結果を確かめるかで変わります。AI-OCRの読み取りを複数のオペレーターが確認する会社や、AIの一次対応のあとにオペレーターが折り返す会社など、人が確認する範囲は会社によって異なります。AIに任せきりで誤りが残るのでは、と心配になるかもしれません。その場合は、誤りが見つかったときに誰が直すのか、直した内容が次の処理に反映されるのかを聞いておくと安心です。
AI BPOのAIと人の分担を見るときの確認項目
- 誤りが許されない項目と、多少の誤りを後で直せる項目を自社で分ける
- AIの処理結果を、代行会社の誰がどの段階で確認するかを聞く
- 誤りが見つかったときの直し方と、自社に残る確認の作業を聞く
4. 情報の預け方と、守りの体制
預けた情報をどこで、誰が扱うのか、AIの学習に使われるのかは、会社によってルールが違います。AI BPOには、請求書、顧客の問い合わせ、従業員の勤怠といった情報を預けるため、契約前の確認が必要です。個人情報や取引先の情報が含まれる業務では、預ける範囲を自社で先に決めることが大事です。公式サイトに書かれていない点は、問い合わせの段階で聞いておくと、依頼後の不安が減ります。
AI BPOの情報の扱いを見るときの確認項目
- 預けて良い情報の範囲を自社で決める
- 情報を扱う場所と担当者、取得している認証を聞く
- 預けた情報をAIの学習に使うかどうかを聞く
5. 料金の決まり方と、追加でかかる費用
料金は、自社の月の件数を当てはめて、年間でいくらになるかを並べて比べるのがおすすめです。AI BPOの料金は、月額固定、件数に応じた従量課金、成果に応じた報酬と、会社ごとに決まり方が異なります。月額が安く見えても、件数の上限が低かったり、例外の対応が別料金だったりすると、結果として高くなるケースも出てきます。初期費用と、最低の契約期間もあわせて見ておくと安心です。
AI BPOの料金を見るときの確認項目
- 自社の月の件数を当てはめて、年間の料金を計算する
- 件数の上限、超えたときの料金、例外の対応の料金を聞く
- 初期費用と、最低の契約期間を聞く
6. 今使っているシステムとつながるか
始めるまでの手間は、今のシステムを変えずに頼めるかどうかで変わります。処理したデータは、会計ソフトや顧客管理のシステムに登録して使うためです。会計ソフトやERP(会計・販売・在庫などをまとめて管理する基幹システム)を置き換えずに対応すると明記している会社もあれば、自社のクラウドサービスと組み合わせて使う会社もあります。データを受け取る形式と、システムへの登録まで任せられるかを見ておくと、自社に残る作業を把握できます。
AI BPOとシステムの連携を見るときの確認項目
- 今使っている会計ソフトや業務システムを書き出す
- 今のシステムのまま頼めるか、乗り換えが必要かを聞く
- データを受け取る形式と、システムへの登録まで任せられるかを聞く
7. 始めたあとの改善と、契約を終えるときの引き継ぎ
AI BPOは、始めたあとも代行会社と結果を確かめながら、精度を上げていく使い方が向いています。事例の中には、代行会社と1年かけてAIに学習させ、手書きの読み取りを実用的な水準まで高めた自治体があります。定例の報告があるか、改善の提案を誰がするかを契約前に聞いておくことが大事です。契約を終えるときに、作った手順書や預けたデータをどう受け取れるかも、あわせて決めておくと安心です。
AI BPOの改善と引き継ぎを見るときの確認項目
- 精度や件数の目標を、自社で数値にして設定する
- 定例の報告の頻度と、改善の提案の進め方を聞く
- 契約を終えるときの、手順書とデータの受け取り方を聞く

5. AI BPOの比較表
7社の任せられる業務・AIと人の分担・料金を1枚の表に並べました。各社の事例と依頼した会社の声は6章に載せています。経理、書類のデータ化、問い合わせ対応など、任せたい業務を2列目の「任せられる業務」で探すと、候補を絞れます。
| サービス名 | 任せられる業務 | AIと人の分担 | 料金(公開分) |
|---|---|---|---|
| TOKIUM | 請求書支払/経費精算/新リース対応/請求書発行 | AIが処理し、オペレーターが一次チェックと補正をする | 基本利用料 月1万円〜 +書類の件数に応じた従量課金 ※初期費用は別途 |
| パーソルビジネスプロセスデザイン | カスタマーサポート/財務・会計処理/データエントリー/人事管理/保険金算定/マーケティング ※公式サイトがAI BPOの活用シーンとして紹介している業務 | AIが初期対応や定型の処理を行い、人が管理と複雑な対応を担う | 見積もり |
| eas | 書類のデータ化/入稿代行/書類のスキャン代行/原本の受領と開封/データ入力/基幹システムへの登録/不備の架電対応 | AI-OCRが読み取り、クラウドオペレーターが確認と修正をする | SaaSコース 初期費用200,000円 月額固定50,000円〜150,000円 +従量費用 ※BPOコースは見積もり |
| マネーフォワード AI-BPO | 経理代行/請求と回収/リース契約管理/給与計算/経費申請の承認代行/請求書の受領代行 | AIが業務を高速化し、専門スタッフが正確性を担保する | おまかせ経理 月10万円 (従業員5名の料金例・税抜) おまかせ請求回収 月額2万円〜 (初期費用0円〜) |
| トランスコスモス | カスタマーサポート/データエントリー/財務・会計処理/保険金算定/人事管理 ※公式の解説がAI BPOに任せられる主な業務として挙げている業務 | AIチャットボットが対応できる内容を担い、複雑な問い合わせはオペレーターが引き継ぐ | 見積もり |
| アルティウスリンク | コンタクトセンターの立ち上げと運営/通話内容の要約と分類/ボイスボットの構築と運用/バックオフィス業務 | 生成AIが通話の要約と分類を行い、ボイスボットとオペレーターが連携して対応する | 見積もり |
| ビーウィズ | データの入出力とチェック/帳票処理(AI-OCR)/バックオフィスBPO/経理BPO/人事BPO/コンタクトセンターの運営 | 確認やデータ抽出をAIが処理し、人が最終確認と承認を担う | 見積もり |
料金は、任せる業務の範囲が会社ごとに違います。金額だけで比べず、同じ業務と件数で見積もりを取って比べるのがおすすめです。
6. AI BPOのおすすめ7選
ここからは1社ずつ紹介します。各社の説明のあとに、その会社に依頼した会社の導入事例を、公式サイトから原文のまま出典つきで引用しました。
TOKIUM

| 運営会社 | 株式会社TOKIUM(東京都中央区、2012年設立) |
|---|---|
| 任せられる業務 | 請求書支払(受領代行、照合、支払データの作成、明細と仕訳のデータ化)/経費精算/新リース対応/請求書発行 |
| AIと人の分担 | AIが処理し、オペレーターが一次チェックと補正をしてから納品する。支払の承認と申告などの判断は依頼した会社に残る |
| 料金 | 初期費用+基本利用料(月1万円〜)+書類の件数に応じた従量課金。料金表は資料請求 |
TOKIUMは、株式会社TOKIUMが運営する経理AIエージェントのサービスです。公式サイトは「あらゆる経理“作業”から、人々を解放する。」と掲げ、「AI・システム・人が融合した独自のAIエージェントで業務を完了させます」と紹介しています。上場企業300社以上を支援していると記載されています。
任せられるのは、請求書の受領、発注や納品との照合、明細と仕訳のデータ化、支払データの作成などです。1つの作業からでも、複数の業務をまとめてでも依頼できます。会計ソフトやERPは置き換えず、36種類以上の会計ソフト・ERPと連携すると明記しています。AIが処理した結果は、オペレーターが一次チェックして補正してから納品されます。
導入事例:株式会社シン・コーポレーション(アミューズメント)
シン・コーポレーションは、カラオケ店を運営する従業員5,400名の会社です。店舗の家賃や光熱費、修繕費など、本社の経理が処理する請求書は月に1,000件以上にのぼります。請求書の受領はTOKIUMに任せて電子化を進めましたが、仕訳に必要な明細の入力は手作業で残り、月に2〜3営業日ほどかかっていました。1枚で1,000行を超える請求書もあり、修正の判断を特定の担当者しかできない状態が続いていたため、AIによる明細入力を導入しています。
これまで、Excelに明細を打ち込み、それを会計ソフトに入力するという二段階の作業が必要でした。TOKIUM AI明細入力の導入後は、Excelへの入力をスキップし、TOKIUMインボイス上で会計仕訳まで直接作成できるようになっています。担当者が入力作業に費やしていた時間は確実に減っています。
今後は経理部内での利用を順次拡大していく予定です。最終的には、当社に届く請求書すべてをAIで処理することを目指しており、月次決算の締め作業にかかる時間を1営業日短縮することを目標にしています。年間では約480時間の工数削減を見込んでいます。
明細の行数が多い請求書を毎月処理していて、入力を特定の担当者に頼っている会社に合うかもしれません。
パーソルビジネスプロセスデザイン

| 運営会社 | パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社(本社事務所 東京都港区、1977年設立) |
|---|---|
| 任せられる業務 | カスタマーサポート/財務・会計処理/データエントリー/人事管理/保険金算定/マーケティング(公式サイトがAI BPOの活用シーンとして紹介している業務) |
| AIと人の分担 | AIが初期対応や定型の処理を行い、人が管理と複雑な対応を担う |
| 料金 | 見積もり(業務一式の固定額か、件数に応じた従量単価。導入準備の費用がかかる場合がある) |
パーソルビジネスプロセスデザインは、パーソルグループでBPOを手がける会社です。公式サイトのAI BPOの解説では、「カスタマーサポートなど顧客対応の機会が多い企業」と「定型的で単純な作業が多い企業」に効果的だと紹介しています。BPOサービス全体では、500社以上の企業の業務効率化を支援した実績があると記載されています。
BPOの運用は、依頼した会社に常駐するオンサイト型と、全国のオフサイトセンターで行う型から選べます。AIについては、人が管理する前提で、AIの初期対応と人のサポートを組み合わせる形を打ち出しています。国内の拠点は36か所です。
導入事例:福岡市 福祉局(地方自治体)
福岡市の高齢社会部 高齢福祉課は、年間約16万件の交付を決定する高齢者乗車券の事業を、係の職員3名で担当しています。以前は区役所の窓口で申請を受け付けていて、待ち時間が2時間以上になり、列が3階の会場から1階の階段まで伸びることもありました。令和2年度に申請を郵送とオンライン中心に切り替え、外部委託を始めています。
導入前は、すべての申請データを人の目で見てシステムへ手入力していました。これには膨大な時間がかかりますし、人間が入力する以上、どうしてもヒューマンエラーのリスクが残ります。
AI-OCRを導入したことで、手書きの申請書をデジタルデータとして読み込めるようになり、入力作業の工数が大幅に削減されました。もちろん、高齢者の方特有の筆跡などもあり、最初は読み取り精度に課題もありましたが、パーソルさんと共に1年かけてAIに学習させ、チューニングを行ったことで、実用的なレベルまで精度を高めることができました。
手書きの申請書が決まった時期に集中し、入力と確認の負担を減らしたい組織に向いています。
eas

| 運営会社 | 株式会社うるるBPO(東京都中央区、2014年設立) |
|---|---|
| 任せられる業務 | 書類のデータ化/入稿代行/書類のスキャン代行/原本の受領と開封/データ入力/基幹システムへの登録/不備の架電対応 |
| AIと人の分担 | AI-OCRが読み取り、クラウドオペレーターが確認と修正をする。オペレーターは4名まで増やせる |
| 料金 | SaaSコース 初期費用200,000円、月額固定費用50,000円(プランA)・75,000円(プランB)・150,000円(プランC)、従量費用は1項目の読み取り0.2円〜。BPaaSコースは上記にオプション費用を加算。BPOコースは見積もり |
easは、株式会社うるるBPOが運営する書類のデータ化サービスです。公式サイトは「AI-OCR + クラウドオペレータにより、あらゆる書類を安全かつ、高精度にデータ化する」と掲げています。BPOコースは「業務プロセス全体をプロに委託したい」「AI-OCRだと期待した精度がでなかった」という方に向けたコースだと紹介しています。
コースは、自社で書類をアップロードするSaaSコース、原本を送るだけのBPaaSコース、業務プロセスごと委託するBPOコースの3つです。AI-OCRの読み取り結果をオペレーターが修正し、複数名の入力結果を突き合わせてデータを作ります。書類の種類を問わず、形式が決まっていない書類はオペレーターの作業の割合を上げて対応すると明記しています。
導入事例:株式会社グッドマンサービス(人材派遣・人材紹介)
グッドマンサービスは、リゾート地の宿泊施設などに人材を派遣する従業員153名の会社です。派遣先からメールやFAXで届く勤怠表を、営業サポート課の6名近くが月に10日ほどかけてExcelに転記していました。派遣社員を毎月2名ほど採用しても工数は減らず、AI-OCRのサービスを7社ほど比べたうえで依頼しています。派遣先ごとに勤怠表の形式が違うため、AI-OCRに人の作業を組み合わせられる点が自社に合うと判断しました。
手で入力する作業に割く時間は、1か月あたり半分近くの約285時間にまで減少し、200時間程度の削減となりました。年間では2,000時間以上の削減につながっています。
また、データ化が必要な勤怠表の数は月間約3,000名分でして、以前は3,000件すべての手入力作業を行っていましたが、現在はその半数以上をeasをつかってデータ化できており、効率の面で非常に大きな成果が見られています。
取引先ごとに形式が違う書類を、毎月まとまった件数で手入力している会社におすすめです。
マネーフォワード AI-BPO

| 運営会社 | 株式会社マネーフォワード(東京都港区、2012年設立)。おまかせ経理の提供元はグループの株式会社キャシュモ |
|---|---|
| 任せられる業務 | おまかせ経理(記帳代行、月次試算表、請求・支払代行、給与計算代行)/おまかせ請求回収/おまかせリース契約管理/おまかせ給与計算/経費申請承認代行/請求書受領代行 |
| AIと人の分担 | 人が担っていた業務をAIで高速化し、専門スタッフが正確性を担保する |
| 料金 | おまかせ経理 月10万円(従業員5名の企業が経理業務を丸ごと任せた場合の料金例・税抜)。おまかせ請求回収 初期費用0円〜・月額2万円〜。ほかのサービスは見積もり |
マネーフォワード AI-BPOは、株式会社マネーフォワードが運営するバックオフィス業務の代行サービスです。公式サイトは「AIと専門スタッフで、見える・任せられる体制へ」と掲げています。おまかせ経理は中小企業向け、おまかせ請求回収とおまかせリース契約管理は中小・中堅企業向け、おまかせ給与計算は中堅・大企業向けと、サービスごとに対象の規模を明記しています。
おまかせ経理では、記帳代行、最短5営業日での月次試算表の作成、請求書の発行と入金の消込、月末の支払い、給与計算を任せられます。決算の申告などの税務は、希望に応じて提携先を案内しています。経費申請承認代行と請求書受領代行は、同社のクラウドサービスとあわせて利用できます。
導入事例:北海道ガス株式会社(総合エネルギーサービス、北海道)
北海道ガスの経理財務グループは、1,000名近い社員の経費精算を数名のチームで担当しています。以前は社内のパソコンでしか使えない独自のシステムと紙の領収書で処理していて、申請と領収書を目で突き合わせる確認に時間がかかっていました。インボイス制度などで業務が増える懸念もあり、クラウドの経費精算システムとあわせて、経費申請の承認代行を導入しています。
BPOを導入したことで、まずルールをきちんと整理し、明確にすることができました。これまで曖昧になりがちだった部分も、BPOに依頼するためには定義が必要だったので、自然とルール化が進んだのは大きな成果です。
そのうえで、「決めたルールに沿って必ずチェックしてもらえる」という品質担保が得られている点も安心感につながっています。
また、担当者とのやり取りも、とても丁寧に対応してもらっています。社員からも「BPOに案内してもらえたことでスムーズに対応できた」といった前向きな声が聞かれています。
経費精算の対象者が多く、確認のルールを整えながら承認の作業を外に出したい会社は、参考にしてみてください。
トランスコスモス

| 運営会社 | トランスコスモス株式会社(東京都豊島区、1985年設立) |
|---|---|
| 任せられる業務 | カスタマーサポート/データエントリー/財務・会計処理/保険金算定/人事管理(公式の解説がAI BPOに任せられる主な業務として挙げている業務) |
| AIと人の分担 | AIチャットボットが対応できる内容を担い、複雑な問い合わせはオペレーターが引き継ぐ |
| 料金 | 見積もり |
トランスコスモスは、コンタクトセンターとBPOのサービスを提供する会社です。同社が運営する情報サイトはAI BPOを「BPOにAI技術を活用したサービス」と説明し、「単純作業が多い企業」と「ユーザー・顧客とのやりとりが発生する企業」に向いていると紹介しています。3,000社を超える企業のオペレーションを支援した実績があると記載されています。
同社の解説では、AI BPOを、委託先のスタッフが行っていた作業のうち、AIで代わりにできる部分をAIに任せるサービスだと説明しています。問い合わせ対応で勧めているのは、AIチャットボットが対応できる内容を担い、複雑な問い合わせはオペレーターに引き継ぐ形です。データエントリーや財務・会計処理も、AI BPOに任せられる業務として挙げています。
導入事例:日本生活協同組合連合会(生活協同組合の連合会、東京都渋谷区)
日本生活協同組合連合会は、ギフト専門のオンラインショップ「コープのギフト」を運営しています。トランスコスモスは、電話、有人チャット、チャットBotなど、同会の問い合わせ窓口を整備してきました。ギフトの時期に問い合わせが集中するため、同会は2024年10月に、生成AIのチャットBotと有人チャットを組み合わせた仕組みを導入しました。事例では、1時間当たりの解決件数が電話対応のみに比べ4.3倍に増え、1件当たりの平均対応時間が約7分短くなったと公開しています。
このたび生成AIチャットBotを搭載したtrans-Chat supportを導入したことで、自己解決率を高め有人対応数を削減させる効果があることが検証できました。また、利便性が高まったことにより顧客満足度の向上、ひいてはECチャネル強化にも大きく貢献できると考えております。
時期によって問い合わせの件数が大きく変わる窓口を任せたい会社に、検討してみる価値があります。
アルティウスリンク

| 運営会社 | アルティウスリンク株式会社(東京都渋谷区、1996年設立。2023年に現在の社名で発足) |
|---|---|
| 任せられる業務 | 生成AIを使ったコンタクトセンターの立ち上げと運営/通話内容の要約とコンタクトリーズン(問い合わせ理由)の分類/ボイスボットの構築と運用/バックオフィス業務 |
| AIと人の分担 | 生成AIが通話内容の要約、必要事項の抽出、分類を行う。ボイスボットの構築から、有人対応を含めたセンター運営までを同社が担当する |
| 料金 | 見積もり(対応する曜日、時間、業務内容をもとに案内) |
アルティウスリンクは、KDDIエボルバと、りらいあコミュニケーションズの2社が経営統合して2023年に発足した、コンタクトセンターとBPOの会社です。公式サイトは「生成AIを組み込んだコンタクトセンター特化型業務アプリと生成AIを活用したBPOサービスを提供します。」と掲げています。「生成AIを活用してオペレーションの生産性向上やコスト削減を実現したい」という課題に応えるサービスだと紹介しています。
生成AIを使ったBPOでは、コンタクトセンターの立ち上げから運営までをまとめて任せられます。通話をテキストにしたデータから、生成AIが要約と応対履歴を作り、オペレーターが通話のあとに行う記録の入力を減らします。拠点は91か所で、約1,000席のコンタクトセンターを構築した実績があると記載されています。
導入事例:西濃運輸株式会社(物流)
西濃運輸は、従業員5,000名以上の物流会社です。全国161か所の支店・営業所にかかってくる外線電話の対応を、アルティウスリンクに任せています。集荷の依頼や配送状況の問い合わせが中心で、電話対応の目標に「応答率100%」を掲げています。大型連休や年末年始、災害のときは人の対応だけでは限界がありました。同社には、機械的な自動音声で応対することへの抵抗がありました。そのため、要件を聞く一次対応をボイスボット(電話に自動の音声で応対する仕組み)が行い、そのあとオペレーターが折り返す形を導入しています。
MOBI VOICEの導入もあって、応答率約100%を達成できたことについて嬉しく思います。従来の平均通話時間約1分に対して、MOBI VOICE導入後もほぼ同等の時間で受付できており、品質を維持した、安定した体制ができたと評価しています。また、2024年にグループ4社を統合し、入電件数が約1.5倍増える予測になった際も、人員を増やすことなく乗り切れたのは、ボイスボットとオペレーターが連携する仕組みを効果的に活用できた証拠と感じています。
拠点が多く、繁忙期にも電話を取りこぼしたくない会社に合うかもしれません。
ビーウィズ

| 運営会社 | ビーウィズ株式会社(東京都新宿区、2000年設立) |
|---|---|
| 任せられる業務 | データの入出力とチェック/帳票処理(AI-OCR)/バックオフィスBPO/営業事務の支援/経理BPO/人事BPO/調達・購買BPO/コンタクトセンターの運営 |
| AIと人の分担 | 確認対応やデータ抽出処理をAIが行い、人が最終確認と承認対応を担う |
| 料金 | 見積もり(稼働時間に応じた請求、処理件数に応じた請求、固定額での請求から、業務に合わせて提案) |
ビーウィズは、コンタクトセンターとBPOを運営する会社です。公式サイトはAI BPOを「AIエージェントやAI-OCRをはじめ、RPAや自然言語処理などのデジタル技術を活用して、企業の業務プロセスをアウトソーシングすること」と説明しています。「特にデータ入出力、チェック、帳票処理を伴うオペレーションを支援いたします」と明記しています。
業務プロセスの全体を分析して、人が担う領域とデジタルが担う領域を切り分けたうえで業務を設計します。人が手順書やルールを見ながら行っていた確認やデータの抽出をAIの処理に変え、人は最終確認と承認に時間を使います。形式が決まっていない帳票にも対応し、拠点は全国に16か所です。
導入事例:城南信用金庫(信用金庫、東京都品川区)
城南信用金庫は、従業員1,901名の信用金庫です。以前のチャットボットは、FAQ(よくある質問と回答)の作成から手直しまでを金庫側で行う必要があり、手直しに1日1時間前後かかっていました。コンタクトセンターの運営を約3年任せていたビーウィズに、生成AIを使ったチャットボットのFAQの提案、作成、運用の改善までをあわせて依頼しています。事例では、システムの移行で電話の問い合わせが通常月の約4倍に増えたときも、応答率80%超を維持したと公開しています。
コールセンターの業務を担っている中で当金庫の業務をしっかりわかってくださっているからこそ、FAQにつながる様々なひらめきを持っていただいている。一から考えるという作業がなくなって、非常に助かっています。費用が下がるのに、伴走支援は今の方がしっかりやっていただけている。コスト削減できていいなというところも当然あったんですけれども、それ以上にプラスになると感じることの方が多かったですね
チャットボットのFAQの手直しに時間を取られていて、電話の窓口とあわせて任せたい会社に向いています。
ここで紹介した導入事例は、各社が公式サイトで公開している事例のうちの1つです。各社はほかの業種・規模の会社も支援しているので、気になる会社は公式サイトの事例ページもあわせてご覧ください。

7. AI BPOのメリットと注意点
掲載7社の公開事例に書かれている変化と、契約前に決めておく点を分けて書きます。
AI BPOのメリット
- 入力や確認にかかる時間が減ります。勤怠表の手入力にかけていた時間が、年間で2,000時間以上減った会社があります。
- 夜間や休日のあいだにも、処理や受付が進みます。経理が休みの日にも請求書の受領とデータ化が進み、連休明けの作業がたまらなくなった例があります。
- 人を増やさずに、件数の増加に対応できます。電話の件数が約1.5倍に増える見込みになっても、人員を増やさずに乗り切れた会社があります。
- 使い続けるうちに、データの精度が上がります。代行会社と1年かけてAIに学習させて手書きの読み取りを実用的な水準まで高めた例や、月を追うごとに仕上がるデータの精度が上がった例があります。
各社の事例は、6章「AI BPOのおすすめ7選」で紹介しています。
AI BPOの注意点
AI BPOを始めるときには、気をつける点や、思っていたのと違った、という場面も出てきます。編集部の立場から7社の公開情報と依頼の流れを見て、契約前に決めておくと安心な点を挙げます。
- 任せる業務の手順とルールは、頼む前に整理が必要です。担当者の頭の中にしかない判断があると、AIにも代行会社にも渡せないため、判断の基準を言語化して並べておくとスムーズです。
- AIの処理結果を誰が確かめるかは、会社によって違います。誤りが許されない項目は、代行会社のスタッフが確認するのか、自社で確認するのかを契約前に決めておくと安心です。
- 預けた情報の扱いは、契約のときに決めておくことが大事です。情報を扱う場所、AIの学習に使うかどうか、契約を終えたあとのデータの扱いをあわせて聞いておくと、契約を終えるときもスムーズです。
- 例外の対応や急ぎの対応は、追加の費用になることがあります。月の件数に波がある業務は、多い月の件数で見積もりを取っておくと、見積もりと請求の差が小さくなります。
8. AI BPOを頼むときの流れ
AI BPOは、任せる業務を絞って小さく始め、効果を確かめてから範囲を広げる順で進めます。依頼から範囲を広げるまでは、次の6段階です。
- 自社の業務を洗い出す:業務を書き出して、月の件数とかかっている時間を数え、最初に任せる業務を選びます。手順が担当者ごとに違う業務は、先に手順をそろえておくとスムーズです。
- 問い合わせ・見積もり:候補の会社に、任せたい業務、月の件数、使っているシステムを伝えて見積もりを取ります。同じ条件で2〜3社に出すと比べやすくなります。
- 契約:料金と、AIと人の分担に納得できたら契約します。契約時には、契約期間と解約の条件、解約したときのデータと手順書の扱いをあわせて確認することが大事です。
- 引き継ぎと小さな範囲での試行:業務の手順、判断の基準、書類の見本を代行会社に渡します。最初は一部の部署や一部の書類に絞って始め、AIの処理結果と人の確認の負担を確かめます。
- 効果を確かめる:処理にかかる時間、誤りの件数、費用を、任せる前と比べます。定例会で結果を確認し、手順やAIの設定を直していきます。
- 任せる範囲を広げる:効果を確かめられたら、対象の部署や書類の種類、業務の範囲を段階的に広げます。
9. AI BPOに関するよくある質問
AI BPOとは何ですか?
BPOにAIを組み込み、定型の処理をAIが、確認と例外の対応を人が担う業務代行のサービスです。経理、問い合わせ対応、書類のデータ化など、件数が多く手順が決まっている業務で使われています。依頼した会社が受け取るのは、処理が済んだ業務の結果です。AIが処理する工程と、代行会社のスタッフが確認する工程の分け方は、AIと人の工程の分担の解説にまとめています。
AI BPOと従来のBPOの違いは何ですか?
従来のBPOは人が作業をし、AI BPOはAIが定型の処理をして人が確認をします。AI BPOは、夜間や休日にもAIが処理を進められるため、件数が増えても対応しやすい点が特徴です。複雑な判断や例外の対応は、どちらも人が担います。
AI BPOの費用はいくらですか?
公開されている料金の例では、請求書処理の基本利用料が月1万円から(従量課金と初期費用は別)、請求と回収の代行が月額2万円からです。料金は、月額固定、件数に応じた従量課金、成果に応じた報酬を組み合わせて決まります。金額は任せる業務の範囲と件数で変わるため、同じ条件で見積もりを取って比べるのがおすすめです。
中小企業でもAI BPOを頼めますか?
頼めます。中小企業向けと明記した経理の代行や、1つの作業から依頼できるサービスがあります。従業員5名の会社が経理を丸ごと任せて月10万円(税抜)という料金例も公開されています。最初は請求書の処理や書類のデータ化など、業務を絞って始めるのがおすすめです。
AI BPOとBPaaS、RPAの違いは何ですか?
BPaaSはクラウドサービス上で業務代行を提供する形、RPAは決まった手順を自動化するツールです。AI BPOは、AIが読み取りや分類、一次対応を行い、人が確認して業務を完了させます。AI BPOの会社がRPAやBPaaSを組み合わせて提供していることもあります。BPaaSについては、BPaaSの仕組みと向いている会社で詳しく解説しています。
10. まとめ
AI BPOは、定型の処理をAIが、確認と例外の対応を人が担う形で、業務を外に任せられるサービスです。編集部が調べた範囲で、公式サイトにAIを使った業務代行の導入事例を公開している7社を並べました。
選ぶときの軸は、任せる業務、その業務でのAIの事例、AIと人の分担、情報の預け方、料金の決まり方、システムとの連携、始めたあとの改善の7つです。自社の業務と月の件数を書き出したうえで、近い状況の会社を助けた事例がある会社を2〜3社選び、同じ条件で見積もりを並べて比べてみてください。
手作業の入力や電話の対応を手放して本来の仕事に時間を使う第一歩として、気になる会社の事例ページを読むところから始めてみましょう。
