AI秘書とは?できること・できないこと・費用と、日本発のAI秘書サービス5つ

この記事を読むと分かること
「日程調整とメールの返信だけで、午前中が終わってしまう」。「秘書を雇うほどの仕事量ではないが、事務の作業を誰かに任せたい」。AI秘書を調べ始めるきっかけは、このような状況から生まれます。
この記事は、AI秘書を使ってみたい会社の経営者と個人事業主の方に向けて書いています。秘書の仕事に就きたい方に向けた内容(身につける知識や資格)は扱っていません。
AI秘書とは、日程調整、メールの叩き台の作成、議事録の作成、タスクの整理といった秘書の業務を、AIが人の代わりに進めるサービスやツールのことです。AI秘書には、既製のアプリやツール、構築してもらうサービス、生成AIでの自作、電話の応答のサービスの4種類があり、種類によって費用と使い始めるまでの手間が変わります。この記事では、AI秘書にできることとできないこと、種類ごとの違いと費用、選び方を解説し、日本発のAI秘書サービス5つを公式サイトの記載をもとに紹介します。

1. AI秘書とは
AI秘書とは、スケジュールの管理、メールの叩き台の作成、議事録の作成、タスクの整理などの秘書の業務を、AIが人の代わりに進めるサービスやツールのことです。AI秘書に任せられる主な業務は、次の5つです。
- スケジュールの調整と管理
- メールと文章の叩き台の作成
- 会議の記録と議事録の作成
- 情報収集と資料づくり
- タスクの整理とリマインド
AI秘書という言葉には、決まった定義がありません。AI秘書は、アプリやサービスの名前として使われる場合と、ChatGPTやClaudeなどの生成AIに秘書の役割を与えて使う方法を指す場合があります。この記事では、会社が提供するAI秘書のサービスと、生成AIで自作するAI秘書の両方を扱います。
AIアシスタント・AIエージェントとの呼び方の違い
AI秘書と近い言葉に、AIアシスタントとAIエージェントがあります。AI秘書は、仮想アシスタントやAIアシスタントと呼ばれることもあります。AIエージェントは、カレンダーへの予定の登録やメールの送信まで、AIが自律的に実行する使い方を指す言葉です。
AI秘書のサービスには、利用者が頼んだ仕事を進めるものに加えて、あらかじめ決めた仕事を決めたタイミングで進めるものもあります。朝に当日の予定とやることをチャットへ届ける使い方は、あらかじめ決めた仕事を進める例です。サービスを選ぶときは、呼び方ではなく、AIが何の作業をどこまで進めるかを確認するのがおすすめです。
2. AI秘書にできること

AI秘書にできるのは、予定、メール、会議の記録のようにデータになっている情報を整理し、候補日や返信の叩き台、議事録にまとめる業務です。ここでは業務を5つに分け、AIが行うことと、人が確かめることをセットにして解説します。
スケジュールの調整と管理
AI秘書は、カレンダーと連携して参加者の空き時間を探し、打ち合わせの候補日を出します。日時が決まったあとの予定の登録や変更まで行うサービスもあります。人が確かめるのは、相手に送る前の候補日です。AI秘書は連携したカレンダーの情報をもとに作業するため、予定はカレンダーに登録しておく必要があります。
メールと文章の叩き台の作成
AI秘書は、受け取ったメールの内容を読み、返信の叩き台を作ります。受信したメールを分類したうえで、返信の叩き台を作るサービスもあります。送信の前に、金額、日付、相手の名前に誤りがないかを確かめるのは利用者です。
会議の記録と議事録の作成
会議の音声や録画から、AI秘書が発言を文字に起こし、決まったこと、担当者、期限を整理した議事録を作ります。会議のあとに議事録を作る担当者の作業が減り、参加者は会議中にメモを取る負担が軽くなります。人が確かめるのは、決定事項と担当者が会議の内容と合っているかです。議事録を共有する前に、担当者が人名や社内の用語を読み直すと安心です。
情報収集と資料づくり
調べたい条件をAI秘書に伝えると、AI秘書が情報を集め、比較しやすい一覧やメモの形にまとめます。メモや会議の記録をもとに、会議資料や一覧表の叩き台を作ることもできます。集めた情報の出どころと数字が正しいかを確かめるのは利用者です。経理の書類の読み取りや仕訳のように、経理の作業をAIで減らす方法は、経理はAIでどこまで自動化できるかで解説しています。
タスクの整理とリマインド
AI秘書は、会議の記録やチャットのやり取りからやることを拾い、期限が近いタスクや未着手のタスクを決めた時刻に知らせます。朝に当日の予定とやることをチャットへ届けるサービスもあります。どのタスクを先に進めるか、どのタスクをやめるかを決めるのは利用者です。
このほかにAIが行う業務(電話の応答)
5つの業務のほかに、電話の応答をAIが行うサービスもあります。AIが電話の相手から名前と用件を聞き取り、内容をテキストにして利用者にメールで知らせます。人のオペレーターが電話を受けて取り次ぐサービスは、秘書代行の料金と選び方で比較しています。
3. AI秘書にできないこと
AI秘書を使い始めたあとも人が担当するのは、最終の判断と承認、相手との関係づくりとその場の対応、事実の確認の3つです。AI秘書に任せる範囲を決める前に、この3つを社内の誰が行うかを決めておくことが大事です。
最終の判断と承認
AI秘書が作った候補日やメールの叩き台を、そのまま相手に送ってよいかを決めるのは人です。契約への同意や人事に関わる連絡のように、会社としての意思を示す行為は、利用者本人が承認します。メールの送信、予定の公開、データの削除は、AI秘書が実行する前に人が承認する設定にしておくと、意図しない送信を防げます。
相手との関係づくりと、その場の対応
相手の事情をくんだ言葉選びや、予定が急に変わったときの対応は、人の秘書や利用者本人が得意とする業務です。クレームへの最初の対応のように、相手の気持ちをくんだ対応が必要な連絡は、利用者が自分で文章を書くか、AI秘書の叩き台を大きく書き直すと安心です。
事実の確認
AI秘書が作る文章や要約は、正しくない場合もあります。日付、金額、人名、会社名は、利用者が元の資料と見比べて確かめることが大事です。
判断を含めて任せたい業務が多い場合は、人が担当するオンライン秘書も選択肢に入ります。オンライン秘書の仕組みはオンライン秘書とはで、各社の比較はオンライン秘書のおすすめ14選で確認できます。

4. AI秘書の種類(既製のアプリ・構築してもらうサービス・自作・電話の応答)

AI秘書は、この記事では既製のアプリやツールを申し込む、自社に合わせて構築してもらう、生成AIで自作する、電話の応答を任せるの4種類に分けて解説します。種類によって、使い始めるまでの手間と費用のかかり方が違います。
| 種類 | 使い始めるまで | 費用のかかり方 | 向いている場面 |
|---|---|---|---|
| 既製のアプリやツールを申し込む | 申し込んで、カレンダーやメールと連携する | 月額 | 任せたい業務が 1〜2個に決まっている |
| 自社に合わせて構築してもらう | 業務を整理し、提供会社が設定とテストを行う | 初期の費用と月額 | 業務の整理から 相談したい |
| 生成AIで自作する | 秘書の役割と決まりを書いた指示文を自分で作る | 生成AIの利用料 | 月額0円で試し、 指示文を自分で作れる |
| 電話の応答を任せる | 申し込んで、電話番号と応答文を設定する | 月額と通話料 | 電話の対応で1日に 何度も作業が止まる |
既製のアプリには、日程調整や議事録のように対象の業務が決まっているものがあります。申し込みから使い始めるまでの日数は、サービスごとに確認が必要です。構築してもらうサービスには、使う情報、実行する仕事、通知のタイミングを、導入のときに提供会社と一緒に決めるものがあります。生成AIで自作する方法は費用を抑えられますが、指示文の作成と見直しは利用者の作業です。
5. AI秘書の費用
公開料金の例では、生成AIの無料版が月額0円、電話の応答が月額1,650円、構築が初期導入月10万円です。この章の金額は、8章「日本発のAI秘書サービス5つ」で紹介するサービスと、生成AIの公式の料金ページに載っている料金の例です。編集部が複数の会社を比べて出した目安ではありません。無料で使える範囲、月額で使うアプリ・サービス、構築してもらう場合の3つに分けて解説します。
無料で使える範囲
生成AIには無料版があり、文章の作成や要約を頼むチャットを月額0円で使えます。無料版は、使える回数と機能に上限がある設定です。カレンダーやメールとの連携の機能と上限はプランごとに違うため、生成AIの公式の料金ページで確認が必要です。公式サイトで無料トライアルや30日間の無料お試しを案内しているAI秘書のサービスもあります。
月額で使うアプリ・サービス
月額で使うアプリやサービスには、月額1,650円や月額3,500円からの公開料金の例があります。月額1,650円は電話の応答に限ったサービスの料金で、通話時間1分につき5.5円(税込)の通話料が加わります。月額3,500円からは、AI秘書を搭載した営業支援システムのクラウド版の料金です。生成AIの個人向けの有料プランは、月払いで月20ドルの例が公開されています。通話の量や契約する内容で月の合計が変わるため、自社の使い方で合計を計算すると、予算と比べやすくなります。
構築してもらう場合
自社に合わせてAI秘書を構築してもらう場合の料金は、導入のときの費用と月額の費用に分かれます。公開料金の例には、初期導入月が10万円で2か月目以降が月5万円(どちらも税抜)のサービスと、導入のパックが15万円(税込)で、月額のプランを別に用意しているサービスがあります。AIを動かすための生成AIやチャットツールの利用料を、利用者が別に契約するサービスもあるため、見積もりを比べるときは、別に契約するツールの料金も足して比べることが大事です。
6. AI秘書を自分で作る場合の流れ
AI秘書は、ChatGPTやClaudeなどの生成AIを使って自分で作れます。自作の流れは、指示文を作る、生成AIに登録する、カレンダーやメールとつなぐの3つです。
- 秘書の役割と決まりを書いた指示文を作ります。任せる業務、文章の調子、やってはいけないこと(確認なしでメールを送らない、など)を言語化します
- 指示文を生成AIに登録します。生成AIには、毎回の会話に同じ指示を反映する設定や、資料と指示をまとめて置いておく機能があります。登録の目的は、会話のたびに同じ説明を入力する手間を減らすことです
- カレンダーやメールとつなぎます。連携の機能は生成AIとプランによって違います。AIが操作できる範囲は、最初は予定の閲覧のように狭く設定すると安心です
生成AIで自作したAI秘書は、頼む内容を文章(プロンプト)で入力して使います。指示文を登録しておけば、毎回の入力は頼みたい内容だけです。構築してもらうサービスや既製のアプリには、チャットで「来週、2人が空いている時間を探して」のように普段の言葉で頼めるものがあります。指示文を考える時間を取りにくい場合は、既製のアプリや構築してもらうサービスが候補です。
7. AI秘書の選び方と、向いている会社
AI秘書は、いま使っているツールとつながるか、任せる業務が決まっているかを先に確認すると選びやすくなります。選ぶときに見る点を4つにまとめました。
選ぶときに見る4つの点
- いま使っているカレンダー、メール、チャットと連携できるか。Googleカレンダー、Outlook、Slack、LINEなど、連携できるツールはサービスごとに違います。連携できないツールの情報は、AI秘書の作業に使えません
- 任せたい業務に対応しているか。日程調整、議事録、電話の応答など、サービスごとに対象の業務が決まっています。任せたい業務を書き出してから比べると、対応の有無を確認しやすくなります
- 入力した情報がAIの学習に使われない設定か。取引先名や予定の内容を入力するため、情報の扱いの確認が必要です。8章のサービスを使う場合も、申し込みの前に公式サイトや無料相談で確認しておくと安心です
- 無料の試用や相談があるか。無料トライアルや無料相談を使うと、自社の業務に合うかを契約の前に確かめられます
AI秘書が向いている会社
- 予定をカレンダーで、連絡をメールやチャットで管理している会社。AI秘書は連携したツールの情報をもとに作業します。予定と連絡がすでにデータになっている会社は、紙から移す準備をせずに使い始められます
- 任せたい業務を具体的に挙げられる会社。日程調整、議事録、朝の予定の通知のように対象の業務が決まっていると、サービスを選びやすく、導入の前と後でその業務にかかる時間を比べられます
- 送信の前に、AI秘書の叩き台を読む時間を取れる会社。送信の前に利用者が内容を確かめる時間を取れると、誤った内容が相手に届くのを防げます
AI秘書が向かない会社
- 予定や連絡を紙だけで管理している会社。カレンダーやメールと連携する種類のAI秘書を使う場合は、先に予定と連絡をカレンダーとメールに移す準備が必要になる場合があります
- 確認の作業も含めて任せたい会社。AI秘書の結果を確かめる人を社内に置けない場合は、人が担当するオンライン秘書が合う場合があります

8. 日本発のAI秘書サービス5つ

ここからは、日本の会社が提供しているAI秘書のサービスを5つ紹介します。5つとも、公式サイトのサービス名か説明に「AI秘書」と記載があり、2026年10月時点で申し込みや相談の窓口があるサービスです。内容と料金は各社の公式サイトの記載をもとにしており、紹介の順番は順位ではありません。
Octopus AI

| 運営会社 | 株式会社インテグロース(東京都新宿区、2024年設立) |
|---|---|
| AIが行うこと | 会議の記録の整理/調べものの整理/予定とやることの通知/日程調整/資料の作成/表の作成と更新 |
| 使う場所 | Slack |
| 料金 | 初期導入月 10万円(税抜)/2か月目以降 月5万円(税抜)/最低契約期間は初期導入月を含めて6か月/Slack、ChatGPT Plus以上の利用料金は別途必要 |
Octopus AIは、株式会社インテグロースが運営する、チーム向けのAI秘書のサービスです。公式サイトでは「みんなで使える、24時間働くAI秘書。」と打ち出されています。仕事用のチャットアプリのSlackで頼むと、AIが作業を進めて結果をSlackに届けます。
会議の記録については「共有した会議の記録から、決まったこと・担当者・期限を整理。会議後のまとめ作業を任せられます。」と記載されています。使う情報、実行する仕事、通知のタイミングは、導入のときに提供会社と一緒に決める進め方です。申し込みの前に、公式サイトから無料相談ができます。
経営者向けAI秘書(DeC)

| 運営会社 | 株式会社DeC(2024年設立) |
|---|---|
| AIが行うこと | スケジュールの調整/メールの下書きの生成/議事録と要約の生成/月次レポートの作成/タスクのリマインド/リサーチ |
| 使う場所 | Googleカレンダー、Outlook、Slack、LINEなどと連携 |
| 料金 | AI伴走スタートアップ・パック 15万円(税込)・受付は月1件・先着順/月額のプラン(AI部長プラン)は最低契約期間なし。料金は公式サイトでご確認ください/AIの実行環境の利用料は別途必要(契約済みなら不要) |
経営者向けAI秘書は、株式会社DeCが運営する、中小企業の経営者向けのAI秘書の構築サービスです。公式サイトには「貴社の業務スタイルを学習した専用AI秘書を構築します。」と記載されています。会社ごとの業務に合わせてAI秘書を作り、利用者に渡す形のサービスです。
導入のパックは「御社の1業務にAIを組み込み」「10営業日でお渡し」と紹介されています。月額のプランには、月1回の打ち合わせとチャットでの相談が含まれます。対象の業務が導入のパックの範囲に収まるかは、無料の30分相談で確認できます。公式サイトのよくある質問では、個人事業主でも使えると案内されています。
AI秘書(Miriz)

| 運営会社 | 株式会社Miriz(宮城県、1979年創業) |
|---|---|
| AIが行うこと | 文字起こしと要約/メールの作成/資料の作成/アイデアの生成とスケジュール管理/ナレッジの共有と研修のサポート |
| 料金 | 金額は問い合わせで案内/無料トライアルあり |
MirizのAI秘書は、株式会社Mirizが提供する、会議や事務の作業を支援するサービスです。公式サイトでは、特徴の1つとして「AI秘書は会話や会議の内容をリアルタイムで自動的に文字起こしし、要点をまとめます。」と紹介しています。公式サイトは、顧客との対応履歴の入力や議事録の作成に時間を取られることを、解決できる悩みとして挙げています。
料金は利用の内容に応じて決まり、問い合わせで案内されます。初めての方向けの無料トライアルと、無料相談が用意されています。
Sales Force Assistant

| 運営会社 | 株式会社NIコンサルティング(東京都港区、1991年設立) |
|---|---|
| AIが行うこと | 顧客情報、案件情報、商談の内容を学習し、営業担当者と営業マネージャーに営業活動のアドバイスを出す |
| 使う場所 | PCのブラウザ、スマートデバイスのアプリ |
| 料金 | クラウド版 月額3,500円から(「顧客深耕」という製品の場合)/30日間の無料お試しあり |
Sales Force Assistantは、株式会社NIコンサルティングが運営する営業支援システム(SFA)です。米国のSalesforceとは別の、日本の会社の製品です。営業支援システムの中にAI秘書の機能が入っており、公式サイトでは「AI秘書が営業現場の一人ひとりをアシストするSFA」と打ち出されています。AI秘書の機能として紹介されているのは、蓄積した顧客情報や商談の内容をもとにした、営業活動へのアドバイスです。
AI秘書の機能は「一人にひとり、AI秘書」と紹介されています。システムに蓄積した顧客情報や商談の内容をAIが学習し、画面に表示されるAI秘書を通じて、営業担当者と営業マネージャーにアドバイスを出す仕組みです。
DMMバーチャルオフィス AI秘書自動応答サービス

| 運営会社 | DMM.com |
|---|---|
| AIが行うこと | 電話の応答/相手の名前、用件、折り返しの電話番号の聞き取り/内容のテキスト化とメールでの通知 |
| 使う場所 | 電話(050番号、または契約中の市外局番)/通知はメール |
| 料金 | 月額1,650円/通話時間1分につき5.5円(税込)/050番号は利用料金に含む |
AI秘書自動応答サービスは、DMM.comが運営するDMMバーチャルオフィスの、電話の応答をAIに任せるサービスです。公式サイトに記載されている機能は、電話の応答と内容の通知です。公式サイトでは「あなたの代わりにAIが電話応答してくれる」サービスと紹介しています。
電話を受けたあとの流れは「お電話相手からヒアリングした内容をテキスト化し、音声データを添付して終話後すぐにメールにて通知します。」と記載されています。受電のときの最初と最後の挨拶は、利用者が内容を変更できます。公式サイトは、電話対応の負担、休日や深夜の着信、営業電話を課題として挙げています。
ここで紹介した内容と料金は、各社が公式サイトで公開している情報の一部です。対応する業務の範囲や契約の条件は、申し込みの前に各社の公式サイトで確認が必要です。
9. AI秘書に関するよくある質問
無料で使えるAI秘書アプリはありますか?
生成AIの無料版を使えば、月額0円でAI秘書の使い方を試せます。無料版の範囲で使えるのは、文章の作成や要約を頼むチャットです。無料版には回数や機能の上限があるため、毎日の業務で使う場合は有料のプランやAI秘書のサービスが候補になります。無料トライアルを案内しているAI秘書のサービスもあります。
AI秘書を使うのにプロンプトは必要ですか?
生成AIで自作する場合は、頼む内容を文章(プロンプト)で入力して使います。秘書の役割と決まりを書いた指示文を生成AIに登録しておくと、毎回の入力は頼みたい内容だけで済みます。既製のアプリや構築してもらうサービスには、チャットで普段の言葉で頼めるものも用意されています。
AI秘書は人の秘書の代わりになりますか?
日程の候補出しやメールの叩き台の作成のような定型の作業に限れば、AI秘書に任せられます。最終の判断と承認、相手との関係づくり、事実の確認は、AI秘書を使い始めたあとも人が担当します。判断を含めて任せたい業務が多い場合は、人が担当するオンライン秘書も選択肢です。各社の比較はオンライン秘書のおすすめ14選で確認できます。
AI秘書に会社の情報を入力しても大丈夫ですか?
入力した内容をAIの学習に使わない設定のプランを選ぶと、情報が学習に使われるリスクを下げられます。生成AIには、学習に使うかどうかを利用者が設定で選ぶプランと、企業向けに最初から学習に使わない設定のプランの両方が用意されています。取引先名や個人情報をどこまで入力してよいかを会社として決めておくと、利用者ごとに判断が分かれるのを防げます。
AI秘書の費用はいくらですか?
公開料金の例では、生成AIの無料版が月額0円、電話の応答が月額1,650円です。構築してもらうサービスには、初期導入月10万円の公開料金の例があります。種類ごとの料金の例は、5章「AI秘書の費用」で解説しています。
10. まとめ
AI秘書は、日程調整、メールの叩き台の作成、議事録の作成、情報収集と資料づくり、タスクの整理をAIが進めるサービスやツールです。最終の判断と承認、相手との関係づくり、事実の確認は、AI秘書を使い始めたあとも人が担当します。AI秘書には、既製のアプリ、構築してもらうサービス、生成AIでの自作、電話の応答の4種類があり、費用と使い始めるまでの手間が違います。
費用をかけずに試したい方は、手元の生成AIに秘書の役割を指示するところから始めましょう。社内に設定を担当する人がいない会社は、8章「日本発のAI秘書サービス5つ」で紹介した構築のサービスや既製のサービスの公式サイトで、無料の相談やトライアルを使うのがおすすめです。判断を含めて人に任せたい場合は、オンライン秘書のおすすめ14選も参考になります。任せたい業務を書き出すと、自社に合うAI秘書の種類を選べます。
