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ジツゾウ›バックオフィス代行のノウハウ記事›バックオフィスBPOおすすめ8選【2026年】大手の比較と代行との違い

バックオフィスBPOおすすめ8選【2026年】大手の比較と代行との違い

更新日 2026年10月19日
バックオフィスBPOおすすめ8選【2026年】大手の比較と代行との違い

「ベテランの担当者にしか分からない業務があり、異動や退職があると引き継げない」。
「人を採用しても、業務を覚える前に辞めてしまい、残った社員の負担が減らない」。
「日々の処理に追われて、分析や改善のような本来の業務が後回しになっている」。
バックオフィスBPOを検討し始めるきっかけは、このような悩みから始まることが多いです。

バックオフィスBPOを導入すると、経理や人事、総務の業務を部門ごと外部の会社に委託して、担当者が替わっても止まらない体制を目指せます。

しかし、「バックオフィス代行と何が違うのか」「常駐してもらうのか、委託先の拠点で処理してもらうのか」「自社と同じ規模の会社を支援した実績があるのか」という迷いも出てきます。

この記事では、編集部が公式サイトに導入事例を公開しているバックオフィスBPOの会社8社を、対応の体制と任せられる部門で比べ、導入事例とあわせて1社ずつ紹介します。管理部門を部門ごと委託する会社を選ぶときは、常駐・センター・オンラインのどの体制に対応しているかと、自社と近い規模の会社の事例があるかで絞るのがおすすめです。

バックオフィスBPOを依頼したあとの会社を見ると、次のような成果につながった事例もありました。

ぜひ最後までご覧ください。

管理部門の業務全体の外注については、バックオフィスの外注の解説にまとめています。

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1. この記事の掲載基準

公式サイトに導入事例を公開していて、依頼した会社の業種・規模・課題が分かりやすい会社を掲載しました。知名度ではなく、経理や人事、総務などの管理部門の業務を委託した事例を、個別のページで公開している会社を中心に選んでいます。

料金は、公式サイトに金額が載っている場合に記載しています。数字は各社の公開情報で、確認日は記事末尾の注記にあります。本記事には有料掲載企業が含まれる場合があり、該当する会社にはブロックの冒頭にPRと表記します(2026年10月時点で該当なし)。

2. バックオフィスBPOとは

バックオフィスBPOとは、経理、人事、総務などの管理部門の業務を、業務の進め方の設計から日々の運用まで外部の会社に継続して任せる頼み方です。BPOはビジネス・プロセス・アウトソーシングの略で、決まった作業を頼むバックオフィス代行に対して、BPOは手順の設計、日々の運用、改善までを委託先が担当する頼み方を指すことが多いです。バックオフィス代行もBPOの一種として扱われることがあり、法律で決まった区別はありません。この記事では、管理部門の業務を手順の設計から運用まで委託する契約をバックオフィスBPOとして比較しています。

バックオフィスBPOで任せられる業務

バックオフィスBPOでは、経理・財務、人事・給与・労務、総務・庶務、調達・購買の4つの部門の業務を任せられます。今回比較した8社の公式サイトに並んでいる業務を、部門ごとにまとめました。

  • 経理・財務:請求書の受領と支払処理、請求書の発行と入金の消込、仕訳の入力、経費精算、固定資産の管理、月次決算と年次決算、連結決算
  • 人事・給与・労務:入社と退社、異動の手続き、勤怠の集計、給与と賞与の計算、社会保険の手続き、年末調整、福利厚生の事務、採用の事務
  • 総務・庶務:受付と代表電話、郵便と宅配便の仕分け(メール室)、備品の在庫管理と発注、社内からの問い合わせ窓口、出張の手配、オフィスの移転
  • 調達・購買:発注と検収の処理、見積もりの依頼、事務用品や什器の購入の管理

経理と人事の両方に対応している会社が多く、総務の受付やメール室のように社内で対応する業務は、スタッフが依頼主のオフィスに常駐して担当します。シェアードサービス(グループ各社の人事・経理・総務などの業務を1か所にまとめて引き受ける仕組み)の運営を委託している大企業の事例もあります。会社ごとの対応は、5章「バックオフィスBPO8社の比較表」にまとめました。

バックオフィス代行、派遣、シェアードサービスとの違い

バックオフィスBPOと似た頼み方には、バックオフィス代行、人材派遣、シェアードサービスがあります。この4つは、何を頼むかと、日々の業務の指示を誰が出すかが違います。

頼み方何を頼むか日々の業務の指示を出す人向いている会社
バックオフィスBPO部門の業務を、手順の設計から運用と改善まで委託先の責任者経理や総務を部門ごと委託して、
業務の進め方も見直したい会社
バックオフィス代行記帳や給与計算など、決まった作業を月の時間や業務の範囲で委託先の担当者(何を頼むかは自社が決める)管理部門の担当が1〜2名で、
作業を外に出したい会社
人材派遣自社の社員と同じように働く人を自社の社員業務の手順は自社で決めていて、
人手だけを足したい会社
シェアードサービスグループ各社の管理部門の業務を、グループ内の特定の会社や部署に集めるグループ内の運営部署子会社や拠点が多く、
同じ業務を1か所にまとめたいグループ

業務の手順やシステムの運用まで外部の会社に委託する頼み方には、BPaaSもあります。AIで処理を自動化しながら業務を代行するBPOは、AI BPOの会社の比較にまとめています。

3. バックオフィスBPOの費用

部門ごとに任せるバックオフィスBPOは、業務の内容と量を聞き取ったうえでの個別見積もりが基本です。公式サイトでは、一式の固定額で請求する形と、処理した件数に応じて請求する従量の形が案内されていて、始めるときに導入準備の費用がかかる場合もあります。この章では、金額が何で決まるかと、公開されている料金の例を整理しました。

費用の決まり方

バックオフィスBPOの費用は、委託する業務の件数と人数、業務を担当するスタッフの人件費、業務を行う場所の環境と設備を積み上げて決まります。初期の導入費と、対象の人数や処理件数に応じて変わる月額の運用費に分けて見積もる会社もあります。

バックオフィスBPOの費用を左右する5つの要素
  1. 任せる業務の範囲。給与計算だけを頼むか、経理と人事と総務をまとめて依頼するかで金額が変わります。
  2. 件数と人数。請求書や経費精算の件数、給与計算の対象の人数が増えるほど、月額が上がります。
  3. 対応の体制。依頼主のオフィスに常駐するか、委託先のセンターで処理するか、オンラインで対応するかで、人件費と設備の費用が変わります。
  4. 導入準備の費用。業務の調査、手順書の作成、引き継ぎの研修に、初期の費用がかかる場合があります。
  5. 業務の難易度。決算や税務の支援のように専門の知識が必要な業務か、定型の入力かで見積もりが変わります。業務の難易度と月間の想定稼働量で個別に見積もると案内している会社もあります。

公開されている料金の例

公式サイトに金額を載せている会社には、オンラインで依頼するサービスを月30時間で月額135,000円からとする例があります。この料金は目安として公開されていて、ヒアリングのあとに見積もると案内されています。件数に単価を掛けて請求するプランや、期間と業務の内容で見積もる固定額のプランを用意している会社もあります。

繁忙期だけ要員を増やせるスポットの対応では、1席当たりの費用として、基本費用(設備料金)を35,000円から、業務費用を1時間あたり2,000円からと公開している例があります。見積もりを比べるときは、依頼する業務の範囲と件数、対応の体制をそろえて依頼するのがおすすめです。各社の料金は、5章「バックオフィスBPO8社の比較表」にまとめました。

4. バックオフィスBPOの選び方

バックオフィスBPOは、どの部門の業務をどこまで任せるかと、どの体制で任せるかで候補が絞れます。問い合わせの前に、外部に頼みたい業務と、その業務にかかっている人数と時間を部門ごとに書き出しておくと、提案と見積もりを比べやすくなります。選ぶときに見る点は次の5つです。

バックオフィスBPOを選ぶ5つの点
  1. どの部門を、どこまで任せるか
  2. 常駐・センター・オンラインのどの体制で任せるか
  3. 情報の管理の体制
  4. 同じ規模、同じ困りごとの会社を助けた経験があるか
  5. 業務の移行の支援と、範囲を絞って始められるか

1. どの部門を、どこまで任せるかを書き出す

最初に整理するのは、委託したい部門と、作業だけを頼むのか、業務の手順の設計と改善まで任せるのかです。経理の請求書の処理だけを切り出すなら、作業を頼むバックオフィス代行でも足ります。経理、人事、総務をまとめて委託し、拠点ごとに違う手順もそろえたいなら、業務の調査から設計まで担当するBPOの会社が向いています。業務の一部だけを切り出して依頼できると案内している会社もあります。

バックオフィスBPOで任せる業務を決めるときの確認項目

  • 外部に頼みたい業務を、経理、人事、総務、購買の部門ごとに書き出す
  • 作業だけを頼むのか、手順の設計と改善まで任せるのかを決める
  • 一部の業務から始めて、あとから範囲を広げられるかを聞く

2. 常駐・センター・オンラインのどの体制で任せるかを決める

対面の対応が必要な業務や社外に持ち出せない業務は常駐、メールや電話、オンラインで完結する業務は委託先のセンターかオンラインが向いています。バックオフィスBPOの体制は、スタッフが依頼主のオフィスに常駐する体制、委託先のセンターで処理する体制、オンラインで対応する体制の3つに分かれます。受付やメール室の業務と、セキュリティの理由で社内で扱う書類は、常駐の担当者が対応する業務です。委託先のセンターでまとめて処理すると、委託先が業務量の増減に合わせて担当者の人数を調整しやすくなります。

常駐とセンターを組み合わせる体制に対応している会社もあります。常駐は2名以上からとしている会社があります。常駐の場合は庶務担当者が3名以上在籍している規模でないと効果が出にくい可能性があると案内している会社もあるため、依頼する業務の量とあわせて相談するのが大事です。

バックオフィスBPOの体制を決めるときの確認項目

  • 対面の対応が必要な業務と、オンラインで完結する業務を分ける
  • 常駐、センター、オンラインのうち、どの体制に対応しているかを聞く
  • 常駐を頼む場合の最少の人数と、対応できる地域を聞く

3. 情報の管理の体制を確認する

給与や取引先の口座、社員の個人情報を預けるため、プライバシーマークやISMS(情報セキュリティの管理についての認証。ISO27001)を取得しているかの確認が必要です。認証の範囲が会社全体なのか、一部の部門や拠点なのかも会社によって違います。センターで処理する場合は、入退室の管理や端末の管理など、業務を行う場所の対策も聞いておくと安心です。

バックオフィスBPOの情報管理を見るときの確認項目

  • プライバシーマークとISMSの取得と、認証の範囲を聞く
  • 業務を行う場所の入退室の管理と、端末の管理を聞く
  • 秘密保持契約の内容と、預けたデータの扱いを聞く

4. 同じ規模、同じ困りごとの会社を助けた経験があるかを見る

大手かどうかより、自社と近い従業員数で、同じ困りごとを抱えていた会社を支援した事例を公開しているかを確認しましょう。連結で1万名を超える会社がグループの経理を移管した事例と、管理グループの2〜3名で派遣社員100名以上の管理をしていた会社の事例では、頼む範囲も体制も違います。事例のページでは、依頼した会社の規模、委託した業務、体制、依頼したあとの変化を読むと、自社が頼んだ場合の姿を想像しやすくなります。

バックオフィスBPOの事例を見るときの確認項目

  • 自社と近い従業員数の会社の事例があるかを見る
  • 事例の会社が委託した部門と体制が、自社の希望に近いかを見る
  • 問い合わせのときに、近い状況の会社の進め方を聞く

5. 業務の移行の支援と、範囲を絞って始められるかを確認する

バックオフィスBPOは、業務の調査と手順書の作成から始まり、運用を始めるまでに最短2週間〜1か月程度から、おおむね3〜6か月程度かかる例があります。手順書がない業務でも、委託先が業務を聞き取って手順書を作ると案内している会社が多いです。導入するかを決める前に、業務の調査だけを頼めると案内している会社もあります。今使っている会計や人事のシステムを、そのまま使えるかも確認が必要です。

バックオフィスBPOの移行を確認するときの確認項目

  • 手順書がない業務の引き継ぎの進め方を聞く
  • 業務の調査だけを先に頼めるかを聞く
  • 今使っている会計や人事のシステムを使えるかを聞く
何社も調べて、比べる。その手間に。ジツゾウの独自AIで発注先探しをもっとラクに。候補探し・比較・信頼性の確認を、独自AIでまとめて支援。発注先探しを相談する

5. バックオフィスBPO8社の比較表

管理部門を部門ごと委託する会社は、常駐・センター・オンラインのどの体制に対応しているかと、自社と近い規模の事例があるかで、次の表から2〜3社に絞れます。8社の対応の体制、任せられる部門、公開されている料金を1枚の表で比較しました。体制と部門は、各社の公式サイトに記載があるものです。右端の列には、6章で紹介する導入事例の依頼主と、委託していた業務を載せています。

会社名対応の体制任せられる部門料金(公開分)事例の依頼主と委託していた業務
ビジネスブレイン太田昭和BPOセンター
(国内10カ所、
海外1カ所)
経理・財務
人事・給与
総務(複合BPO)
スポット対応BPO:
1席当たり基本費用
(設備料金)35,000円~
業務費用1時間あたり
2,000円~
ダイセル
経理・財務の業務
コクヨ&パートナーズオンライン
(業務依頼ポータル
サイトから依頼)
経理/人事/労務/
総務/事務/営業/
秘書など
従量課金プラン:
30時間/月
月額135,000円~
件数プラン:
単価×件数でのご請求
固定額プラン:
期間・業務内容により
都度御見積
(上記は目安)
トーヨーカネツ
派遣社員の契約と
請求の管理
FOC常駐(総務)
BPOセンター(経理)
リモート総務
経理/総務/
人事(給与計算)
公式サイトで
ご確認ください
メルセデス・ベンツ日本
総務(メール室、宅配便、
出張の費用の処理、
駐車場の管理)
パーソルビジネスプロセスデザインオンサイト(常駐)
オフサイトセンター
常駐と遠隔の
ハイブリッド
経理/総務/
人事・労務
公式サイトで
ご確認ください
ダイムラー・トラック・
ファイナンシャル
サービス・アジア
経理(請求書の処理、
入金の管理)
アルティウスリンク公式サイトで
ご確認ください
経理/人事/
総務/庶務
公式サイトで
ご確認ください
(初期導入費と
月額運用費で構成)
電通オペレーション・
パートナーズ
財務・人事労務、
広告の効果検証
レポートの作成など
(ベトナム拠点)
パソナ日本総務部常駐型(オンサイト)
遠隔型(オフサイト)
総務事務・庶務
(請求・支払処理、
購買業務を含む)
社内問い合わせ窓口
受付・メール室など
公式サイトで
ご確認ください
パナソニック環境
エンジニアリング
経費処理
ゼロイン常駐(2名以上)
スポット(月30時間
以上。訪問と
オンラインに対応)
総務/人事・労務/
採用/経理/
営業事務など
公式サイトで
ご確認ください
ASA GROUP
人事、総務・庶務、
ICTの業務
ビーウィズサポートセンターへの
集約(人事BPO)
事例では松山・札幌の
センターで運営
経理/人事/
調達・購買
公式サイトで
ご確認ください
コニカミノルタジャパン
複合機の契約登録、請求、
入金確認、購買
(松山・札幌の2拠点)

料金は各社の公式サイトの表記のままです。税込と税抜の表記がない会社は、金額をそのまま載せています。

6. バックオフィスBPOおすすめ8選

ここからは1社ずつ紹介します。各社の説明のあとに、その会社に依頼した会社の導入事例を、公式サイトから出典つきで載せました。依頼した会社の発言は、原文のまま引用しています。

ビジネスブレイン太田昭和

ビジネスブレイン太田昭和の公式サイトのページ
出典 ビジネスブレイン太田昭和 公式サイト(2026年10月19日確認)
運営会社株式会社ビジネスブレイン太田昭和(東京都港区、1967年8月設立)
任せられる部門経理・財務(日常会計、月次会計、決算、連結決算、税務支援、業務改革支援、財務分析)/人事・給与/総務(バックオフィス複合BPO)
対応の体制BPOセンター(国内10カ所、海外1カ所)
料金(公開分)スポット対応BPO:1席当たり 基本費用(設備料金)35,000円~、業務費用 1時間あたり 2,000円~
経理・財務BPO、人事給与BPO、複合BPOは公式サイトでご確認ください

ビジネスブレイン太田昭和は、経営とシステムのコンサルティングを手がける株式会社ビジネスブレイン太田昭和が運営するBPOのサービスです。公式サイトは「高付加価値BPOで、日本企業の競争力を強化する」と掲げています。経理・財務の日常の会計から連結決算や税務の支援まで、公認会計士や税理士を擁するグループで対応すると紹介しています。

経理・財務、人事・給与のBPOに加えて、経理、人事、総務などのバックオフィス業務全般を、依頼主のグループ各社からまとめて担当する複合BPOがあります。経理・財務のBPOは、日本企業(上場・非上場)や外資系企業日本法人など、会社形態・会社規模・経理体制に応じてサービスメニューを用意していると記載されています。札幌、新潟、浜松、沖縄などのBPOセンターで業務を運用し、繁忙期だけ業務を頼めるスポット対応BPOも用意しています。

導入事例:株式会社ダイセル(化学品などの製造・加工・販売、大阪市北区と東京都港区)

ダイセルの経理部門では、長年特定の社員が業務を担当してきたため、ベテランの業務がブラックボックス化し、次の世代への引き継ぎが進まない状況でした。ビジネスブレイン太田昭和は、ダイセルの本社に近い大阪事業所と札幌BPOセンターの2拠点で業務を引き継ぎ、業務の手順の可視化と標準化を進めました。10数社に及ぶグループ会社の会計業務も移管の対象です。

今回のBPOプロジェクトでは、BBSへの業務引き継ぎを担当しました。引き継ぎにあたり、例えば資金出納作業は日次・時間単位の厳格な期限があるため、リモート環境下で業務の流れや優先順位を正確に伝えることに苦労しました。ですが、BBSとの密な連携により、これまで日々の業務に追われて着手できなかった手順書が完成したことは、BPOによる最大の成果であると感じています。手順書の整備は属人化の解消に役立ち、当社経理部門メンバーの交代時にも業務が継続できる安心感が生まれました。

グループ会社が10社以上あり、各社で分かれている会計業務を手順書にそろえて、まとめて委託したい会社の候補になります。

公式サイトの事例を見る

コクヨ&パートナーズ

コクヨ&パートナーズの公式サイトのページ
出典 コクヨ&パートナーズ 公式サイト(2026年10月19日確認)
運営会社コクヨ&パートナーズ株式会社(東京都千代田区、2016年9月設立)
任せられる部門経理(入金消込、仕訳入力、経費精算、請求書対応)/労務(入退社対応、勤怠管理、給与計算、年末調整補助)/人事/総務/事務/営業/秘書など
対応の体制オンライン(業務依頼ポータルサイトから依頼)
料金(公開分)従量課金プラン:30時間/月 月額135,000円~
件数プラン:単価×件数でのご請求
固定額プラン:期間・業務内容により都度御見積
(上記は目安です。詳細ヒアリング後、御見積いたします)

コクヨ&パートナーズのオンラインコンシェルジュは、専門スタッフに業務を依頼できるオンラインのサービスです。運営するコクヨ&パートナーズ株式会社は、コクヨ株式会社が100%出資しています。公式サイトは「必要な時、必要な分だけ専門チームのサポートで」と打ち出されています。業務依頼ポータルサイトを通じて、専門スキルを持ったスタッフに業務を依頼する仕組みです。

企業ごとにサービスマネージャーが付き、業務全体の進捗と品質を管理する点が、作業を個別に頼む代行と違います。経理、労務、人事、総務のほか、営業、マーケティング、翻訳まで200種以上の業務に対応すると紹介しています。業務の仕分けをしながらマニュアルを作成し、業務を構築すると記載されています。導入企業のうち大手企業(従業員数1,000名以上の企業)の割合は86%と公開されています(2026年3月時点)。

導入事例:トーヨーカネツ株式会社(物流システムのコンサルティング・設計・開発・製造、東京都江東区)

トーヨーカネツの管理グループは、派遣社員の契約や請求などの管理業務を担当していました。事業の成長で派遣社員が増え、2〜3名の担当者で100名以上を管理する状況になり、派遣費用の請求処理の時期には1〜2週間にわたって毎日2〜3時間の残業が発生していました。オンラインコンシェルジュには、約3ヶ月かけて業務フローを可視化してもらったうえで、派遣社員の管理業務を委託しています。

まず、繁忙期の残業がほとんどなくなったことが大きいです。そのうえで、以前は派遣管理の事務処理に追われて着手できなかった業務にようやくリソースを割けるようになりました。

派遣管理業務に携わっていたチームリーダーが産休・育休に入った際も、すでにオンラインコンシェルジュに業務を委託していたおかげで、影響を最小限に抑えられました。「あのタイミングでお願いしていなかったら、大変なことになっていた」と、チームメンバーとも話しています。

トーヨーカネツ株式会社 ソリューション事業本部 カスタマーサポート推進部 管理グループ・チームリーダー 永尾 美和子様。出典 コクヨ&パートナーズ 導入事例(掲載日の記載なし。公式サイトのニュースで2026年7月8日に公開)

管理部門の2〜3名で、増え続ける事務の処理を抱えている会社は、検討してみる価値があります。

公式サイトの事例を見る

FOC

FOCの公式サイトのページ
出典 FOC 公式サイト(2026年10月19日確認)
運営会社芙蓉アウトソーシング&コンサルティング株式会社(東京都江東区)
任せられる部門経理(売掛金管理、買掛金管理、従業員立替経費、決算業務、開示業務)/総務(総務・庶務、受付、メールルーム、ファシリティ業務)/人事(給与計算、労務管理、企業型DC)
対応の体制常駐(総務は基本お客様オフィス常駐)/BPOセンター(経理)/リモート総務
料金(公開分)公式サイトでご確認ください

FOCは、芙蓉総合リースのグループの芙蓉アウトソーシング&コンサルティング株式会社が運営するアウトソーシングのサービスです。公式サイトは「人事・総務・経理を始めとした管理部門の総合アウトソーサー」と紹介しています。公式サイトでは、1998年に日本で初めてプライバシーマークの使用許可を受けたと紹介しています。

総務は依頼主のオフィスへの常駐、経理はBPOセンターでの運用が中心で、総務には規模を問わず対応するリモート総務もあります。経理は10名規模の法人から対応可能と案内しています。総務の常駐は、庶務担当者が3名以上在籍している規模の会社で効果を見込みやすいと、よくある質問で案内しています。総務のサービスの提供地域は一都三県です。

導入事例:メルセデス・ベンツ日本合同会社(自動車の輸入・販売支援)

メルセデス・ベンツ日本は、本社を品川から千葉の幕張新都心へ移転することが決まり、それまでの委託先では対応が難しくなったため、総務業務の委託先を探し直しました。移転前から総務業務は外部に委託していましたが、業務全体に対して戦略的な動きを取れるBPOを求めていました。2023年12月にFOCの総務アウトソーシングを導入し、2024年3月の移転後も、常駐スタッフ2名がメール室、宅配便、出張の費用の処理、駐車場の管理などを担当しています。

同じメンバーが継続して対応してくれている点は、やはり安心感がありますね。加えて、FOC側で急にお休みが発生した場合でも、会社として代替の体制を組んで対応してもらえるため、業務が止まる心配がありません。その前提として、業務が属人化しないようにマニュアルが整備されている点も大きいと思います。

メルセデス・ベンツ日本合同会社 ファイナンスコントロール部門 総務課 土屋様。出典 FOC 導入事例(2026年3月2日掲載)

本社の移転などで総務の体制を作り直し、オフィスに常駐する担当者を2名ほど置きたい会社に合うかもしれません。

公式サイトの事例を見る

パーソルビジネスプロセスデザイン

パーソルビジネスプロセスデザインの公式サイトのページ
出典 パーソルビジネスプロセスデザイン 公式サイト(2026年10月19日確認)
運営会社パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社(東京都港区、1977年9月設立)
任せられる部門経理(請求書処理・支払業務、請求書発行・入金管理、月次会計・記帳業務、経費精算、証憑管理、固定資産管理)/総務(受付、秘書業務、メール業務、在庫管理、設備管理、庶務業務)/人事・労務(採用、給与・賞与、社保・労保、福利厚生、安全衛生)
対応の体制オンサイト(常駐)/オフサイトセンター(当社のBPOセンター)/常駐と遠隔のハイブリッド
料金(公開分)公式サイトでご確認ください

パーソルビジネスプロセスデザインは、パーソルグループのパーソルビジネスプロセスデザイン株式会社が運営するBPOのサービスです。公式サイトは「業界特化から部門支援までプロセス改善とデジタル活用で生産性向上を実現」と掲げています。人事・総務・経理などのコーポレート業務も対象です。業務コンサルタントが課題の可視化からプロセスの改善までを担当します。

企業先に常駐する「オンサイト型」と、全国に持つ「オフサイトセンター」の両方で運用でき、常駐と遠隔で役割を分けるハイブリッド型にも対応します。業務の一部だけを切り出して委託することも可能です。規模が小さくても委託でき、範囲と規模が大きいほどコスト削減のメリットが出やすい傾向があると、よくある質問に記載されています。料金は、一式での固定額請求か業務件数に比例する従量単価請求のケースが多く、導入準備費用がかかる場合もあると案内しています。

導入事例:ダイムラー・トラック・ファイナンシャルサービス・アジア株式会社(商用トラックのリースなどの金融サービス)

ダイムラー・トラック・ファイナンシャルサービス・アジアの経理課は、会計業務の一部をフィリピンのセブに委託していましたが、英語でのやり取りや日本の商慣習の違いに苦労していました。2021年12月の法人の分離・独立を機に、委託先をパーソルビジネスプロセスデザインの佐世保支社に移しています。英語のマニュアルを日本語の業務プロセスに作り直し、請求書の処理や入金の管理などを依頼しています。

その点、パーソルさんは指示の意図をしっかり汲み取って、まず理解してから進めてくださる。また、BPOの移管前は採用や育成を自分たちで行っていましたが、現在はパーソルさん側でも育成がしっかりと行われるようになり、負担が大きく減りました。業務をお任せできることで、自身は別の業務に集中できるようになった点も、大きな効果だと感じています。

経理の業務を海外の拠点に委託していて、日本語で対応できる国内の委託先に移したい会社におすすめです。

公式サイトの事例を見る

アルティウスリンク

アルティウスリンクの公式サイトのページ
出典 アルティウスリンク 公式サイト(2026年10月19日確認)
運営会社アルティウスリンク株式会社(東京都渋谷区、1996年5月設立)
任せられる部門経理(請求業務、支払業務、財務・決算処理、入金確認)/人事(給与計算、社会保険等業務、福利厚生管理、年末調整)/総務(IT資産管理、事務用品購入管理、資材・什器等購入管理、業務用車両管理)/その他庶務
対応の体制公式サイトでご確認ください
料金(公開分)公式サイトでご確認ください(初期導入費と月額運用費で構成。個別見積もり)

アルティウスリンクは、KDDIエボルバとりらいあコミュニケーションズが経営統合したアルティウスリンク株式会社が運営するバックオフィスのサービスです。公式サイトは「豊富なバックオフィス業務の実績とノウハウを活かし、貴社の業務設計から運用までワンストップで対応。」と明記しています。業務の自動化とDXを組み合わせて、大規模なバックオフィス業務のコストと効率を最適化すると紹介しています。

経理、人事、総務などの業務を、業務の見直しから設計、構築、運用までまとめて支援します。給与計算だけのような一部の業務の依頼にも対応すると、よくある質問に記載されています。サービスの開始までは最短で2週間〜1か月程度で、資料が整っていない場合はマニュアルを一から作成すると案内しています。

導入事例:株式会社電通オペレーション・パートナーズ(サービス業)

電通オペレーション・パートナーズは、アルティウスリンクのベトナム拠点に、財務・人事労務の業務や、デジタル広告の効果検証レポートの作成などを委託しています。ベトナム拠点では、画面のどこをクリックするかまで画像付きで記した手順書を作り、経理・財務業務のプロセス全体の処理時間を開始当初より約50%削減しました。ベトナム拠点は、業務量が5.3倍に増えたあとも品質を維持して対応していると公開されています。

ベトナム拠点のスタッフが自主的に改善を進めてくれた結果、業務効率が30%向上し、弊社としても最大30%のコスト削減が実現しています。現地を訪れるたびに、スタッフの皆さんが高い意欲を持って業務に向き合っていることを実感しており、生産性向上により空いたリソースでまた新しい業務に対応できる、という好循環も生まれています。現地スタッフの学習意欲は非常に高く、今や高難度の業務も任せられる、自社センター同様の存在です。あらためて「One DOP」として一体感を持って自律的に取り組んでくれている点に、深く感謝しています。

株式会社電通オペレーション・パートナーズ 代表取締役社長 岩井 隆宜様。出典 アルティウスリンク 導入事例(掲載日の記載なし。2025年12月のインタビュー)

財務や人事労務の処理量が増え続けていて、海外の拠点も含めて運用を広げたい会社に向いています。

公式サイトの事例を見る

パソナ日本総務部

パソナ日本総務部の公式サイトのページ
出典 パソナ日本総務部 公式サイト(2026年10月19日確認)
運営会社株式会社パソナ日本総務部(大阪府大阪市、1987年10月設立)
任せられる部門総務事務・庶務(請求・支払処理、発注・検収処理、購買業務、リース契約管理、資産管理など)/社内問い合わせ窓口/企業受付・会議室管理/メール室運営/車両管理/施設管理など
対応の体制常駐型(オンサイト)/遠隔型(オフサイト)
料金(公開分)公式サイトでご確認ください

パソナ日本総務部は、パソナグループとパナソニックホールディングスが出資する株式会社パソナ日本総務部が運営する総務のBPOのサービスです。公式サイトは「総務の改革を支援する、総務アウトソーシング」と打ち出されています。総務の社員が戦略的な業務に集中できるようにする「戦略総務」の実現を、ゴールに置いていると紹介しています。

対面での対応やセキュリティの理由で社内での対応が必要な業務は常駐型、メールや電話、オンラインで完結できる業務は遠隔型と、業務ごとに体制を提案します。準備期間はおおむね3~6か月程度が一般的で、業務の調査だけを先に依頼することもできると、よくある質問に記載されています。請求・支払処理や購買業務のような総務の事務にも対応しています。

導入事例:パナソニック環境エンジニアリング株式会社(プラント設備や空調設備の設計・施工・メンテナンス、大阪府吹田市)

パナソニック環境エンジニアリングは、建設の現場拠点ごとに経理担当を置いていましたが、日常業務に追われて本来の業務に時間を割けない状況でした。建設業に特化した独自の経理システムを使っていることや、超短期間での立ち上げとオフサイトのBPOを求めていたことから、条件に合う委託先が見つからずにいました。パソナ日本総務部には、業務マニュアルとチェックリストを整備したうえで、オフサイトのBPOを求めて、経費処理の業務を委託しています。

長期継続的な業務としてBPO導入をスタートさせたのは、私たち経理部が社内で初めての事例となりました。その成果が評価され、社内表彰も受けました。業務の安定稼働を実現できたのはパソナ日本総務部の皆さんのサポートのおかげだと思っています。

パナソニック環境エンジニアリング株式会社 経理部 決算・財務管理ユニット 決算・財務管理グループ 前田 直一様。出典 パソナ日本総務部 導入事例(掲載日の記載なし。2025年10月の取材)

現場の拠点ごとに経理の担当者を置いていて、経費処理を委託先の拠点でまとめて処理したい会社の選択肢になります。

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ゼロイン

ゼロインの公式サイトのページ
出典 ゼロイン 公式サイト(2026年10月19日確認)
運営会社株式会社ゼロイン(東京都千代田区、1998年2月設立)
任せられる部門総務/人事・労務/採用/経理(請求書発行・支払処理、経費精算、売上・入金確認など)/移転総務/研修事務局/営業事務/マーケティング
対応の体制常駐(お客様オフィスに2名以上で常駐)/スポット(月30時間以上。お客様オフィスでの対応、地方拠点への訪問、オンラインに対応)
料金(公開分)公式サイトでご確認ください

ゼロインは、1998年に総務のアウトソーシングを業とする会社として設立された株式会社ゼロインが運営する、総務とバックオフィスのアウトソーシングのサービスです。公式サイトは「上場企業からスタートアップまで、規模・業種を問わない対応力」を強みに掲げています。総務、人事・労務、採用、経理など、各部署で発生する事務と庶務の業務に対応しています。

依頼主のオフィスに2名以上で常駐する常駐サービスと、月30時間以上から最低契約期間の縛りなく頼めるスポットサービスがあります。業務を受託する前に必ず業務の整理を行い、マニュアルや手順書がない場合はヒアリングをしながら作成すると記載されています。依頼したい業務が具体的に決まっていない段階から相談できます。

導入事例:株式会社ASA GROUP(ファンドサービスとコーポレートサービス)

ASA GROUPでは、人の入れ替わりや組織の再編があり、産休・育休や異動、退職が発生すると、引き継ぎの時間をあまり確保できないまま業務を進めなければならないことがありました。複数の総務アウトソーシングの会社を比べ、何を、いくらで、どのくらいの期間をかけて、どう進めるかが明確だったゼロインに、人事、総務・庶務、ICTの業務の整理と代行を依頼しました。業務の標準化を終えたあと、社内での運用に戻しています。

私が対応しなければならない業務が大幅に減りました。たとえば、当時私は人事部で採用業務も担当していたのですが、ゼロインさんのサービスを導入する前は、正社員採用から業務委託契約まで、募集、面接、契約締結、入社手続きと私一人で担当していました。それがゼロインさんのサービスを導入したことによって、私に残った採用業務は正社員の面接だけになりました。

ここまで業務をお任せできたのは、ゼロインさん側で担当者の入れ替わりがあっても、チーム内で業務が確実に引き継がれ、オペレーションの品質や効率が落ちなかったからです。

月30時間以上の業務量があり、業務の整理から頼んで、将来は社内で運用できるようにしたい会社に合います。

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ビーウィズ

ビーウィズの公式サイトのページ
出典 ビーウィズ 公式サイト(2026年10月19日確認)
運営会社ビーウィズ株式会社(東京都新宿区、2000年5月設立)
任せられる部門経理(売上管理、原価管理、販管費管理、債権・債務管理、資産管理、現金出納)/人事(組織管理、採用事務、人材開発、配置、勤怠労務、給与、福利厚生、契約更新・退職)/調達・購買
対応の体制サポートセンターへの集約に対応(人事BPOのよくある質問)。事例では松山・札幌のセンターで運営
料金(公開分)公式サイトでご確認ください

ビーウィズは、コンタクトセンターと人事、営業事務などのBPOを手がけるビーウィズ株式会社が運営するバックオフィスのBPOのサービスです。経理のBPOについて、公式サイトには「経理業務のナレッジとDX活用で、リソース最適化や業務効率化を支援」と記載されています。経理、人事、調達・購買の3つのサービスがあり、年末調整のような単機能の事務処理から、部署単位でまとめて委託する業務まで設計すると紹介しています。

全国に分散した人事・労務の業務を、サポートセンターへ一元集約できると、人事BPOのよくある質問に記載されています。手順書がない業務でも、業務を構築する段階で業務フローや手順書、マニュアルを作成すると案内しています。現行のシステムの利用環境が整えば、依頼主のシステムを使う前提で運用を設計します。

導入事例:コニカミノルタジャパン株式会社(複合機とITソリューション、東京都港区)

コニカミノルタジャパンでは、複合機の契約登録から使用枚数に応じた請求の締めまでを、全国の営業所でそれぞれ処理していたため、エリアごとに違う運用ルールや属人化が課題でした。2012年からビーウィズの松山センターに業務を委託し、2021年からは札幌で請求書の発行、入金確認、購買の業務も依頼しています。松山と札幌の2拠点で約150席の規模に広がり、契約形態は従量課金制に移行しました。

従量課金制により『どれだけの業務にどれくらいのコストがかかっているのか』を可視化できるようになりました。我々委託側も『ビーウィズ様のオペレーションに手間をかけさせないために、上流工程のプロセスやオペレーションの改革』に取り組むことができました。BPOによって創出された時間を、両社で品質向上や効率化に向けた改善議論に充てることでコストの最適化が図れ、非常に良い循環が生まれています

コニカミノルタジャパン株式会社 コーポレート本部 業務推進部 企画管理グループ リーダー 川田 亮様。出典 ビーウィズ 導入事例(掲載日の記載なし)

全国の営業所で請求や契約の事務をそれぞれ処理していて、委託先のセンターに集約したい会社におすすめです。

公式サイトの事例を見る

ここで紹介した導入事例は、各社が公式サイトで公開している事例のうちの1つです。各社はほかの業種・規模の会社も支援しているので、気になる会社は公式サイトの事例ページもあわせてご覧ください。

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7. バックオフィスBPOのメリットと注意点

バックオフィスBPOのメリットは、担当者が替わっても管理部門の業務が止まらない体制を、外部の会社と一緒に作れることです。頼んだ会社の声から見えるメリットと、契約前に決めておきたい注意点を整理しました。

バックオフィスBPOのメリット

  • 社員が替わっても、決算や日々の業務が止まりません。経理部門のメンバーが年度の途中で替わっても、決算業務が滞りなく回ったと話す経理の担当者がいます。
  • 手順書が整い、特定の社員にしか分からない業務がなくなります。日々の業務に追われて手をつけられなかった手順書が完成したことを、BPOの最大の成果に挙げる声があります。
  • 引き継ぎの時間が短くなります。共通の形式でマニュアルを作ってもらったことで、引き継ぎの時間を何十%という単位で減らせたという声があります。
  • 繁忙期の残業が減り、社員を別の業務に回せます。請求処理の時期に毎日続いていた残業がほとんどなくなり、手が回らなかった業務に人を回せるようになったと話す会社があります。
  • 委託先から改善の提案が出てきます。会計や税務のルールに詳しい委託先のスタッフから、社員と同じ目線で修正が必要な点を指摘してもらえるという声があります。

具体例は、6章「バックオフィスBPOおすすめ8選」の各社の事例にまとめています。

バックオフィスBPOの注意点

バックオフィスBPOを始めるときには、気をつける点や、思っていたのと違った、という場面も出てきます。次の点を契約前に決めておくと、進めやすくなります。

  • 運用を始めるまでに、準備期間がかかります。最短2週間〜1か月程度から、おおむね3〜6か月程度までの例があり、業務の調査、手順書の作成、引き継ぎの研修を進めるため、決算期や繁忙期から逆算して相談を始めることが大事です。
  • 導入の直後は、引き継ぎに社内の時間がかかります。手順書がない業務は、委託先が担当者に聞き取りながら手順書を作るため、引き継ぎの窓口になる社員を先に選任しておくとスムーズです。
  • 経営の判断や企画の業務は、社内に残ります。経営や業績に直結する判断業務や、現金を扱う業務は原則として断っていると案内している会社もあるため、任せる業務と社内に残す業務の線引きが必要です。
  • 常駐の体制には、人数や地域の条件があります。常駐は2名以上からとする会社や、提供できる地域を決めている会社があるため、拠点が地方にある会社は対応できる地域の確認が大事です。
  • 契約期間と、契約が終わったときの扱いは契約で決まります。最低の契約期間、解約の申し出の時期、預けたデータと作成した手順書の扱いを、契約書に書いてもらうと安心です。

8. バックオフィスBPOを頼むときの流れ

バックオフィスBPOの開始までは、最短2週間〜1か月程度から、おおむね3〜6か月程度かかる例があります。期間は依頼する業務の量と範囲で変わり、頼むときは次の5段階で進むことが多いです。

  1. 外部に頼みたい業務を洗い出す:経理、人事、総務、購買のうち委託したい業務と、その業務にかかっている人数と時間を書き出します。手順書があるかどうかも、あわせて整理します。
  2. 問い合わせて、業務の調査を依頼する:委託先が業務の流れと量を聞き取り、委託する範囲と体制を整理します。導入するかを決める前に、業務の調査だけを頼める会社もあります。
  3. 提案と見積もりを比べて、契約する:同じ業務の範囲と体制で、2〜3社の提案と見積もりを比べます。契約の段階で、契約期間と解約の条件、解約したときのデータと手順書の扱い、秘密保持の内容を書面で決めます。
  4. 業務を移して、運用を始める:委託先が手順書を作り、スタッフの研修を行ってから業務を引き継ぎます。委託する業務を段階的に移していく会社もあります。
  5. 運用の状況を確認し、改善する:月次の報告や定例の打ち合わせで、業務量と工数、改善の提案を確認します。運用が安定したあと、委託する部門や業務の範囲を広げる会社もあります。

人材派遣や前のBPOの会社からの切り替えで、業務の内容と量がはっきりしている場合は、準備期間が短くなることがあると案内している会社もあります。

9. バックオフィスBPOに関するよくある質問

バックオフィスBPOとは何ですか

経理、人事、総務、購買の4部門の業務を、手順の設計から運用まで外部の会社に継続して任せることです。BPOはビジネス・プロセス・アウトソーシングの略で、作業だけでなく、手順の設計、日々の運用、改善までを委託先が担当します。スタッフが依頼主のオフィスに常駐する体制と、委託先のセンターやオンラインで処理する体制があります。

バックオフィス業務とBPOの関係は何ですか

経理・人事・総務・購買の管理部門を対象にしたBPOを、バックオフィスBPOと呼びます。BPOは、コールセンターや営業事務の業務も対象にする言葉です。バックオフィスBPOで委託されるのは、毎月くり返す請求書の処理や給与計算、受付やメール室のような業務です。

BPOとバックオフィス代行の違いは何ですか

作業を頼むのがバックオフィス代行、手順の設計と改善まで部門ごと任せるのがBPOです。バックオフィス代行もBPOの一種として扱われることがあり、法律で決まった区別はなく、会社によっては同じサービスに両方の言葉を使っています。会社を探すときは、依頼したい業務と体制に対応しているかで比べるのがおすすめです。

バックオフィスBPOの大手はどこですか

今回比較した8社には、国内に10カ所のBPOセンターを持つ会社があります。連結で1万名を超える会社の経理を支援した事例や、複数の拠点で約150席の規模まで広げた運用の事例も公開されています。大手かどうかより、自社と同じ規模で同じ困りごとを抱えていた会社の事例があるかで比べると、自社に合う会社を選びやすくなります。

バックオフィスBPOの費用はいくらですか

部門ごとの委託は個別見積もりが基本で、月30時間のプランは月額135,000円からの例があります。オンラインで依頼するプランの例です。費用は、頼む業務の範囲、件数と人数、常駐かセンターかの体制、導入準備の費用で変わります。見積もりを比べるときは、依頼する業務と体制をそろえて依頼するのが大事です。

10. まとめ

バックオフィスBPOは、経理、人事、総務などの管理部門の業務を、手順の設計から日々の運用まで外部の会社に継続して任せる頼み方です。決まった作業を頼むバックオフィス代行と違い、手順の設計、日々の運用、改善までを委託先が担当するため、担当者が替わっても止まらない体制を作れます。費用は部門ごとの委託なら個別見積もりが基本で、公開例ではオンラインで月30時間のプランが月額135,000円からです。

会社を選ぶときは、外部に頼みたい部門と業務を書き出し、常駐、センター、オンラインのどの体制で任せるかを先に整理しましょう。運用を始めるまでには最短2週間〜1か月程度から、おおむね3〜6か月程度の準備期間がかかる例があるため、決算期や繁忙期から逆算して相談を始めると安心です。

自社と近い規模で、同じ困りごとを抱えていた会社を支援した事例がある会社を2〜3社選び、同じ業務の範囲と体制で提案と見積もりを比べてみてください。

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