セキュリティコンサルの費用相場は?月額・総額と12社の公開料金【2026年】

この記事を読むと分かること
「各社で価格帯や支援内容に大きな差がないように見受けられた」。「「とりあえず安く・早く取れればいい」というスタンスで、弊社の実態に合わないルールを当てはめられるのではないかという不安がありました」。セキュリティコンサルの費用を比べるきっかけは、このような状況から生まれます。
セキュリティコンサルの費用は、ISMSの取得支援なら、公開されている料金で1規格あたり月額3.5万〜5万円(税別)、総額ではISMSの新規取得が65.8万円(税込)からです。金額は、何を頼むかと、月額・総額・スポットのどの契約の形で頼むかで決まります。この記事では、契約の形ごとの費用、頼む内容ごとの費用、セキュリティコンサル各社が公式サイトに出している料金を並べて、自社の場合はいくらかの当たりをつけられるように整理しました。
依頼先の選び方と各社の導入事例は、セキュリティコンサルおすすめ12選にまとめています。この記事では、依頼先を選ぶ前に予算の当たりをつけるための料金を解説します。

1. セキュリティコンサルの費用相場

セキュリティコンサルの費用は、ISMSの取得支援を月額で頼む場合、公開されている料金で1規格あたり月額3.5万〜5万円(税別)です。取得までの総額を示している会社では、ISMSの新規取得で65.8万円(税込)から、または78万円からの金額が公開されています。現状のリスク診断を期間を区切って頼む場合は、中小企業向けで1回50〜150万円が相場です。
| 契約の形 | 費用の目安 | 頼む内容の例 | 向いている会社 |
|---|---|---|---|
| 月額で頼む | 公開されている料金では、取得支援が1規格あたり月額3.5万〜5万円(税別)、顧問が小規模企業向けで月額7万円の例 | ISMS・Pマークの取得と取得後の運用、セキュリティ顧問 | 取得のあとも運用と更新を続けて相談したい会社 |
| 総額で頼む | 公開されている料金では、ISMSの新規取得が65.8万円(税込)から、または78万円から。Pマーク取得支援の相場は50〜300万円 | 認証の新規取得 | 取得の期限と予算が決まっている会社 |
| スポットで頼む | リスク診断は中小企業向けで1回50〜150万円、規程の整備は中小企業向けで50〜150万円、インシデント対応は1件50〜200万円 | 現状の診断、規程の整備、事故が起きたときの対応 | 自社の現状を把握するところから始めたい会社 |
月額で頼む場合
月額で頼む場合は、毎月決まった金額を支払いながら、認証の取得や取得後の運用を進めます。ISMSの取得支援を月額制で提供している会社では、1規格あたり月額3.5万〜5万円(税別)の料金が公開されています。年額に直すと42万円〜60万円です。この金額は従業員の少ない会社を前提にした入口の料金で、社員50名・2事業所で月49,800円、社員120名・5事業所で月69,800円という規模別の例も公開されています。セキュリティ顧問の公開されている料金には、小規模企業向けの月額7万円(年更新)のプラン例があります。
総額で頼む場合
総額で頼む場合は、認証を取得するまでの費用が最初に決まります。公開されている料金では、ISMSの新規取得が65.8万円(税込)から、または78万円からです。78万円は、1業種・1拠点・従業員50名を前提にした参考価格として示されています。Pマークの取得支援は、50〜300万円が相場です。
スポットで頼む場合
スポットで頼む場合は、期間と回数を区切って、現状の診断や規程の整備を依頼します。リスク診断は、従業員300名以下の中小企業向けで1回50〜150万円が相場です。規程の整備も、中小企業向けで50〜150万円の水準に収まります。事故が起きたときのインシデント対応は、1件50〜200万円が目安です。
ISMSやPマークを取得する場合は、コンサルティングの料金とは別に、認証を審査する審査機関へ支払う審査費用が必要です。予算を組むときは、コンサルティングの料金と審査費用を足した金額で考えると、取得までの見通しが立ちます。
2. 頼む内容別の費用の目安
セキュリティコンサルに頼む内容は、認証の取得支援、セキュリティ顧問、診断と規程の整備、従業員の教育、インシデント対応などがあります。公式サイトに料金が出ているのは、ISMSやPマークの取得支援が中心です。この記事では5つの内容に分けて、費用の目安と公開されている料金を整理しました。
ISMS・Pマークの取得支援
ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)は、情報を守る仕組みが国際規格のISO27001に合っていることを示す認証です。ISMSの取得支援は、公開されている料金で、月額制が1規格あたり月額3.5万〜5万円(税別)、総額制が65.8万円(税込)から、または78万円からです。月額制は、月額に契約期間の月数をかけると総額が分かります。月39,800円(税別)で契約期間が20か月のプランは、39,800円×20か月で796,000円(税別)です。ISMSの取得支援を頼む会社を比べるときは、ISMSコンサルの費用と審査費用の分け方も参考になります。
Pマーク(プライバシーマーク。個人情報を適切に扱う体制があることを示す認証)の取得支援は、50〜300万円が相場です。公開されている料金では、Pマークの取得が49万円(税抜)からの例があります。
審査機関へ支払う審査費用は、コンサルティングの料金に上乗せでかかります。コンサルティングの料金と審査料金を合わせたISMSの取得費用を、規模ごとに公開している会社があります。金額は次の通りです。
| 会社の規模 | コンサルティングの料金と審査料金を合わせた取得費用 |
|---|---|
| 社員5名・1事業所 | 1,246,000円 |
| 社員50名・2事業所 | 1,596,000円 |
| 社員120名・5事業所 | 2,396,000円 |
審査費用だけの金額は、2拠点・50名程度で80万円〜100万円が相場と案内している会社があります。審査機関によって金額が違うため、見積もりの段階で、審査費用の目安もあわせて聞くのがおすすめです。
ISMSは、取得したあとも毎年の審査と3年ごとの更新審査があります。Pマークは2年ごとに更新の審査を受けます。取得後の運用や更新の支援は、公開されている料金で、総額30万円から、または年間38.5万円(税込)からです。新規の取得と取得後の運用・更新を、同じ月額で提供している会社もあります。取得の年だけでなく、2年目以降に毎年かかる金額まで足すと、稟議に出す金額が決まります。
セキュリティ顧問
セキュリティ顧問は、社内に専任の担当者がいない会社が、月額で相談先を持つ契約です。公開されている料金には、小規模企業向けの月額7万円(年更新)のプラン例があります。プラン例の内容は、月1回のセキュリティ委員会への出席と、月10回までのメールや電話での相談です。顧問の契約は、初回が3か月からと明記している会社もあります。
CISO(最高情報セキュリティ責任者)の役割を外部の専門家に任せる専任級の顧問は、月額100〜300万円が相場です。経営会議への参加まで含むため、月に数時間の相談を想定した顧問とは金額の水準が変わります。見積もりを取るときは、月に何時間・何回の打ち合わせを想定した金額かを確認すると、月額の違う見積もりを比べやすくなります。
リスク診断と規程の整備
リスク診断は、自社の情報の扱い方やシステムにどんな危険があるかを洗い出す作業で、中小企業向けでは1回50〜150万円が相場です。セキュリティポリシーや社内規程の整備も、中小企業向けで50〜150万円が目安です。公開されている料金には、2か月で6回の打ち合わせを含む、セキュリティの体制を構築するプランが50万円という例があります。システムやWebサイトの弱点を調べる診断の金額は、脆弱性診断を頼むときの費用の見方で対象別に整理しています。
従業員教育・研修
従業員向けのセキュリティ教育や研修は、50〜200万円が相場です。対象の人数と、標的型メール(特定の会社を狙って送られる偽のメール)の訓練まで行うかで金額が変わります。認証の取得支援の料金に、全社員向けの研修や教育の実施を含めている会社もあるため、取得支援とあわせて頼む場合は、教育が料金に入っているかを先に見ると重複を避けられます。
インシデント対応
情報の漏えいや不正アクセスが起きたときの調査と対応は、1件50〜200万円が相場です。緊急の対応は日額10〜30万円で計算される場合があります。事故が起きてから依頼先を探すと初動が遅れるため、顧問の契約に事故のときの相談が含まれるかを、平時のうちに確認しておくと安心です。
3. 契約の形による違い

セキュリティコンサルの契約の形は、月額制、総額制、スポットの3つに分かれます。どの形を採用しているかは、サービスによって分かれます。料金の示し方にも違いがあり、月額と年額の両方を示している会社や、顧問は月額制、体制づくりはスポットと、頼む内容で形を分けている会社が見られました。
- 月額制は、毎月決まった金額を支払う形です。公開されている料金では、契約期間を最低1年や20か月と定めている例や、1年分を一括で支払う例があります
- 総額制は、認証を取得するまでの費用を総額で示す形です。公開されている料金では、65,000円×12回(総額780,000円)からと、回数と総額をあわせて示している例があります
- スポットは、期間と打ち合わせの回数を区切って頼む形です。公開されている料金では、2か月で6回の打ち合わせを含むプランが50万円という例があります
認証の取得と取得後の運用を同じ会社に続けて相談したい場合は、月額制が合います。取引先から期限を示されていて、取得までの予算を先に確定したい場合は、総額制が候補です。取引先に求められたものごとの費用の目安は、取引先から求められたときの費用の目安にまとめています。何から手をつけるかが決まっていない段階では、スポットで現状の診断を頼み、課題が見えてから顧問や取得支援に進む方法もあります。
月額制と総額制の見積もりを比べるときは、月額に契約期間の月数をかけて総額に直すと、同じ条件で比べられます。月額5万円(税別)で1年の契約なら年間60万円(税別)、月39,800円(税別)で20か月の契約なら796,000円(税別)です。

4. セキュリティコンサル12社の公開料金
編集部が調べた範囲で導入事例を公開しているセキュリティコンサル12社について、公式サイトに出ている料金と、最低契約期間を並べました。公開されている料金は、月額制で1規格 月額35,000円(税別)から、総額制でISMSの新規取得が65.8万円(税込)からです。契約の形と前提の規模が違うため、金額だけでは比べられません。会社の規模、拠点の数、取得したい規格をそろえて見積もりを取るのが、比べるときの前提です。
| サービス名 | 契約の形 | 公開されている料金 | 最低契約期間 |
|---|---|---|---|
| IsoPらぼ | 月額制(年額を併記) | 月額35,000円(税別)。1規格で年額42万円。初期費用・追加費用なし。東京、神奈川、埼玉、千葉以外のエリアは交通費が別途 | 公式サイトでご確認ください |
| オプティマ・ソリューションズ | 月額制 | ISMS取得 月39,800円(税別)〜 | 20か月(その後は1か月単位の自動更新) |
| UPF | 総額制 | ISMS新規取得 65.8万円(税込)〜(適用範囲につき)。Pマーク取得 49万円(税抜)〜。運用サポート 年間38.5万円(税込)〜 | 公式サイトでご確認ください |
| レオセキュアテック | 月額料金制・一括料金制 | 小規模企業向けのプラン例として、セキュリティ体制構築プラン 50万円(2カ月)、セキュリティ顧問契約プラン 月額7万円(年更新)。料金は組織の規模と内容で変わる | 公式サイトでご確認ください |
| VLCセキュリティ | 公式サイトでご確認ください | 公式サイトでご確認ください | 公式サイトでご確認ください |
| SecureNaviコンサルティング | 公式サイトでご確認ください | 公式サイトでご確認ください | 公式サイトでご確認ください |
| LRM | 公式サイトでご確認ください | 公式サイトでご確認ください | 公式サイトでご確認ください |
| 認証パートナー | 月額制(年額を一括払い) | 1規格 月額50,000円(税別)。年間60万円(税別)を一括払い | 最低1年 |
| グローバルセキュリティエキスパート(GSX) | 個別の見積もり | 公式サイトでご確認ください | アドバイザリーは初回の契約が3か月から |
| ISOプロ | 月額制 | ISO27001新規取得 月額40,000円〜(30名未満・複数年契約の場合) | 公式サイトでご確認ください |
| ISOコム | 総額制 | ISO27001新規取得 65,000円×12回(総額780,000円)〜。1業種・1拠点・従業員50名が前提の参考価格 | 公式サイトでご確認ください |
| レオンテクノロジー | 公式サイトでご確認ください | 公式サイトでご確認ください | 公式サイトでご確認ください |
※並びは順不同です。料金の税込・税抜は各社の表記のままで、表記の無いものはそのまま載せています。金額と期間は、確認日に各社の公式サイトの画面に表示されていたものを載せています。確認日は記事末尾の注記にあります。
各社の特徴と、依頼した会社の声は、セキュリティコンサルおすすめ12選で1社ずつ紹介しています。
5. 料金を左右する要素
同じISMSの取得支援でも、見積もりの金額は会社によって開きます。見積もりの金額は、主に次の5つで変わります。
- 頼む内容と範囲が広いほど、費用は上がります。認証の取得だけを頼むのか、取得後の運用や社員教育まで頼むのかを先に整理すると、見積もりの条件がそろいます
- 会社の規模と拠点の数で、料金の区分が変わります。公開されている料金では、30名未満、30名以上500名未満、500名以上の3つに区分して、月額を変えている例があります
- 取得する規格の数が増えると、月額も上がります。公開されている料金では、1規格で月額3.5万円(税別)、2規格で月額5.5万円(税別)と、規格の数で金額を示している例があります
- 打ち合わせと訪問の回数も、見積もりの条件に入ります。定例会の頻度で見積もりの金額が変わると明記している会社も見られました。訪問の回数は、2か月に1度を基準にする会社、プランによって4回や無制限とする会社があり、会社によってルールが違います
- コンサルタントの経験と依頼先の体制で、1日あたりの単価が変わります。大手のコンサル会社のシニアクラスは1日40〜60万円、独立系や専業の会社は1日15〜25万円が相場です
6. 依頼先による料金の違い
セキュリティコンサルの依頼先は、大手のコンサル会社、認証の取得支援を専門にする会社、セキュリティの専門会社や独立系のコンサルタントの3つに分かれます。頼める範囲と料金の決まり方が違うので、並べて見ておくと、見積もりを取る相手を絞れます。
| 依頼先 | 頼める範囲 | 料金の目安 | 向いている会社 |
|---|---|---|---|
| 大手のコンサル会社 | 経営層への助言、全社やグループ全体の体制づくり | シニアクラスのコンサルタントで1日40〜60万円 | 拠点やグループ会社が多く、全社の方針から整えたい会社 |
| 認証の取得支援を専門にする会社 | ISMS・Pマークの取得と、取得後の運用・更新 | 公開されている料金では1規格あたり月額3.5万〜5万円(税別) | 取引先や顧客から認証の取得を求められた会社 |
| セキュリティの専門会社・独立系のコンサルタント | 顧問、リスク診断、規程の整備、事故が起きたときの対応 | 1日15〜25万円。月額の顧問は、公開されている料金で小規模企業向けの月額7万円の例 | 専任の担当者がおらず、日常の相談先を持ちたい会社 |
大手のコンサル会社は、関わるコンサルタントの経験と体制が厚い分、1日あたりの単価が上がります。認証の取得支援を専門にする会社には、月額や総額を公式サイトに出している会社があるため、見積もりの前に予算の当たりをつけやすい点が利点です。独立系や専業の会社は、1日あたりの単価を抑えやすく、頼む範囲を絞って始めたい会社に合います。
7. 担当者を雇う場合との比較

セキュリティの担当者を1人雇うと、職種の平均年収から計算して、給与だけで月48.6万円ほどかかります。公開されている小規模企業向けの顧問料金(月額7万円の例)と比べると、約7倍の水準です。厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)では、情報セキュリティの監査や助言を行う「セキュリティエキスパート(情報セキュリティ監査)」を含む職種の平均年収は583.3万円です。令和7年賃金構造基本統計調査をもとにした数字で、月にならすと約48.6万円になります。雇う場合は、月約48.6万円に、社会保険料の会社負担と、採用や教育の手間が加わります。
| 頼み方 | 月の費用の目安 | 費用のほかにかかるもの |
|---|---|---|
| セキュリティの担当者を1人雇う | 約48.6万円(年収583.3万円を12で割った額) | 社会保険料の会社負担、採用の費用と期間、教育と管理の手間 |
| 顧問を月額で頼む | 小規模企業向けで月額7万円の例(公開されている料金) | 相談する内容の整理、定例の打ち合わせ、社内で実行する担当者の時間 |
| ISMSの取得支援を月額で頼む | 1規格あたり月額3.5万〜5万円(税別・公開されている料金) | 審査機関へ支払う審査費用、社内の事務局の作業時間 |
1時間あたりで比べると、この職種の一般労働者の賃金は1時間当たり2,876円(残業代と賞与を含む)です。コンサルタントの1日あたりの単価は、独立系や専業の会社で15〜25万円が相場なので、時間の単価だけを見ると雇う方が安く見えます。一方、顧問や取得支援は、担当者が毎日社内にいる契約ではなく、月に数回の打ち合わせと決まった範囲の作業に対して料金を支払います。毎日のシステムの監視や社内からの問い合わせ対応があり、知見を社内にためたい会社には、担当者を雇う方法が選択肢です。
外部に頼んだ会社の事例には、社内の負担の変化を話しているものがあります。ISMSの取得を依頼した会社の代表は、社内の負担を次のように話しています。「もし自分1人でISMSを取得しようとしていたら、大変な労力を「10」と仮定すると、実際は「3」くらいの負担でスムーズに認証を取得できたイメージです」。月額の料金とあわせて、社内の担当者が本来の業務に使える時間がどれだけ増えるかを並べて考えると、自社にとって高いか安いかを判断しやすくなります。

8. 見積もりと契約の前に確認すること
セキュリティコンサルの料金は、月額や総額の数字だけでは比べられません。同じ月額5万円でも、契約期間、審査費用の扱い、取得後の費用が違えば、支払う総額は変わります。見積もりを取るときと契約の前に、次の7つを確認しておくと安心です。
- 審査機関へ支払う審査費用は、コンサルティングの料金とは別にかかります。見積書に審査費用の目安も書いてもらうと、取得までに支払う総額で予算を組めます
- 契約期間と自動更新のルールは、会社によって違います。公開されている料金では、最低1年の契約や、20か月の契約のあと1か月単位で自動更新する例があるため、止めたいときの連絡の期限もあわせて見ておくことが大事です
- 支払い方は、会社によってルールが違います。1年分を一括で支払う会社や、一括払いの見積もりを別に用意している会社があるので、支払いの時期を資金繰りの予定に入れておくことが大事です
- 交通費と訪問の回数は、料金に入っている範囲を確認することが必要です。対応エリアの外は交通費を別途とする会社もあるため、自社の所在地と、オンラインで進められる範囲を先に伝えるとスムーズです
- 認証を取得したあとの運用と更新にも費用がかかります。取得後の支援を別のプランにしている会社と、新規の取得と同じ料金に含めている会社があるので、2年目以降の金額も見積もりに入れてもらうと比べやすくなります
- 従業員や拠点が増えたときに、料金の区分が変わる場合があります。採用や出店の予定がある会社は、区分が変わる人数と、拠点を追加したときの料金を聞いておくと、来期の予算を組めます
- 認証を取得できなかったときの扱いは、会社によってルールが違います。返金や取得の保証を設けている会社もあるので、保証が適用される条件を契約前に書面で確認すると、取得できなかった場合の負担を見通せます
料金以外に見ておく点(自社に近い規模と困りごとの事例、文書づくりの任せ方、取得後の運用)は、セキュリティコンサルの選び方で5つの点と15の確認項目にまとめています。
9. セキュリティコンサルの費用に関するよくある質問
ISMSの取得支援はいくらかかりますか?
公開されている料金では、月額制で1規格あたり月額3.5万〜5万円(税別)です。総額制では、65.8万円(税込)から、または78万円からの金額が公開されています。コンサルティングの料金とは別に、審査機関へ支払う審査費用が必要です。コンサルティングの料金と審査料金を合わせた取得費用を、社員5名・1事業所で1,246,000円と公開している会社があります。
月額の顧問契約はいくらからありますか?
公開されている料金には、小規模企業向けの月額7万円(年更新)のプラン例があります。CISOの役割を外部に任せる専任級の顧問は、月額100〜300万円が相場です。月に何回の打ち合わせを想定した金額かで水準が変わるため、相談したい頻度を伝えて見積もりを取るのがおすすめです。
審査費用はコンサルティングの料金に含まれますか?
審査費用は、コンサルティングの料金とは別に、審査機関へ支払います。審査費用の相場を、2拠点・50名程度で80万円〜100万円と案内している会社があります。コンサルティングの料金と審査料金を合わせた金額を公開している会社もあるので、見積もりでは両方を足した総額を出してもらうと安心です。
認証を取得したあとも費用はかかりますか?
ISMSは取得後も、毎年の審査と3年ごとの更新審査に費用がかかります。取得後の運用や更新の支援は、公開されている料金で、総額30万円から、または年間38.5万円(税込)からです。新規の取得と運用・更新を同じ月額で提供している会社もあります。
コンサルタントの1日あたりの単価はいくらですか?
独立系や専業の会社で、1日15〜25万円が相場です。大手のコンサル会社のシニアクラスは、1日40〜60万円が目安です。診断や規程の整備をスポットで頼む場合の費用は、コンサルタントが作業する日数と1日あたりの単価で変わります。見積書に日数と単価の内訳を書いてもらうと、金額の根拠を確認できます。
10. まとめ
セキュリティコンサルの費用は、ISMSの取得支援なら、公開されている料金で1規格あたり月額3.5万〜5万円(税別)です。総額ではISMSの新規取得が65.8万円(税込)からと公開されています。月額の顧問には小規模企業向けの月額7万円のプラン例があり、リスク診断は中小企業向けで1回50〜150万円が相場です。金額を決めるのは、頼む内容と、月額・総額・スポットの契約の形です。
自社の金額を知るには、頼みたい内容、会社の規模と拠点の数、いつまでに必要かの3つを書き出してから、2〜3社に同じ条件で見積もりを取るのが近道です。届いた見積もりは、審査費用と取得後の費用まで足した総額で比べると、契約の形が違っても判断しやすくなります。依頼先の比較はセキュリティコンサルおすすめ12選にまとめています。取引先からの要請に、予算の見通しを持って応えるきっかけにしてみてください。
